近世の大発明家、国友一貫斎屋敷
 写真の高札に書かれた文章を下記に転写しておきました。一貫斎という人は、とても優れた人だったようです。

「国友一貫斎屋敷
 当家は、戦国時代に国友で鉄砲生産が始まったころから鍛冶師の要職をつとめた家です。代々『国友藤兵衛』を襲名してきました。
 一貫斎は九代目藤兵衛『号』安永七年(一七七八年)に生まれました。江戸で西洋の文物にふれて科学性を磨き、帰郷後、鍛冶総代をつとめる中で発明を続けました。『東洋のエジソン』と称されるほどです。
 一貫斎は偉大な二つの足跡を遺しました。
 一つは秘伝とされていた鉄砲の製法を誰でも作れるように『鉄砲張立帖』として書物化したこと。
 二つ目は数ある発明・発見です。なかでも自作の天体望遠鏡による太陽黒点の一年以上にわたる連続観測は画期的な業績です。月面、木星、土星も観測しており、これらの資料は現在も当家に所蔵されています。この他、空気銃、弩、距離測定機、かんがい用ポンプ、万年筆(懐中筆)、玉燈(照明器具)などの諸文書も保存されています。」