経楼(きょうろう)
 経楼は、経論を納置する庫蔵(くら)である。金堂、講堂の西にあり、三間四面の礎石が完全に残っている。(Mu注:1間は1.8mなので、三間とは5.4m)鐘楼と同規模、同構造と思われ、経典を中心とするこの時代の寺院にあっては重要な建物である。現在発見されている例が少ないだけ重要な遺構である。ここに大般若経やその他経論が収蔵されていたことは正倉院文書などからもしられる。