「この公園は、王仁(わに)公園といいます。

 この公園の名前は、近くにある大阪府指定史跡「伝王仁墓(でん わにぼ)」にちなんでつけられたものです。王仁は、応神(おうじん)天皇の時代(5世紀初め頃)に朝鮮半島の百済(くだら)から渡来し、応神天皇の皇子である莵道稚朗子(うじのわけいらつこ)に学問を教えた学者として「日本書紀」に登場する人物です。また、「古事記」には「王邇吉師(わにきし)」の名で現れ、「論語」10巻、「千文字」1巻をもたらしたとあり、学問または書物を初めて伝えた人物として古くから言い伝えられ、わが国の学問・文芸の祖「王仁博士(わにはかせ)」としてうやまわれてきました。

 「王仁公園」は、めぐまれた自然の豊かな緑のなか、自然と親しみ、憩い、体力を養うなど、多くの目的に利用できるように建設された総合公園です。
 昭和48年度より本格的に整備を進め、園内にはプールをはじめ、テニスコート、運動広場などが設けられ、広く市民に利用されています。
 平成12年度には、王仁公園プールの大改修を行い、さらに多くの市民に親しまれ、愛される公園をめざしています。
 これからも、利用者の皆さんとともに公園内の自然や遊具などを大切に守って行きましょう。

    昭和13年6月 枚方市」