現地案内板[Mu注:文責は天理市教育委員会と推定]

写真上【黒塚古墳の全景(南から)】

 黒塚古墳は柳本町の市街地に所在し市民の憩いの場所となってきた。古墳時代前期に築造された全長約132mの前方後円墳である。現在地[Mu注:案内板の場所]は後円部の東側裾付近である。この古墳は、行燈山古墳(あんどんやまこふん)(崇神天皇陵古墳)を盟主墳とする柳本古墳群の中にあり、古墳群では最初に築造された古墳であると推定される。


写真下【城郭に利用された跡】

 くびれ部付近で検出された堀割である。V字状にうがたれ、上面の幅は約6mあり、深さは3mに達する。後円部と前方部を分断して、後円部を主郭とし守りの要としたのであろう。室町時代後半の戦国時代になると古墳が大幅に改変されて砦として利用されたのである。