集電装置の主要部分です。せっかく拡大したのに、説明がうまくできません。
 架線上の碍子(陶磁器などで造った絶縁体)が、最初は架線を支える保持線を繋いでいる所と早合点しましたが、どうみても、ポールの先端の滑車に繋がっているように見えます。(架線以外には保持線が見えません)
 
 左側のロープはポールを架線に接続するために上下させるものとは分かるのですが、右側の重りが付いたワイヤーは、この拡大写真をみるまで気がつきませんでした。滑車を下からカバーするための装置でしょうか?

 と言うわけで、明治時代にも様々な工夫があった、と思った次第です。