二本のシダレザクラは、鐘楼横古木の子供のようです。そう言われてみれば、全体に若木の姿形です。 なによりも、南山城全景が気に入りました。生駒山系が正面に見えます。 この地を、邪馬台国と記されたのは、近来では八木荘司『古代からの伝言:日本建国』(角川文庫)です。いろいろ気持はあるのですが(笑)、のびやかな風景をみていると、そうであっても悪くはないと、思ってしまいます。 その地に立つ桜樹。