写真前:キクハ32-501 (走るオープンカフェ!)
写真奥:キハ185-20 (気動車)
  マイクロエース車Nゲージモデル (MICRO ACE N-GAUGE SERIES)


 JR四国は1997(平成9)年、キクハ32型トロッコ車両を新造しました。片方の車端には運転室が設けられ、連結相手となる気動車を制御可能です。
 客室部分は腰の高さから上部が大きく開放された構造で、安全柵が設置されています。また、厳冬期の使用を考慮して、着脱可能な「窓ふさぎ板」が用意されているのも特徴です。
 室内床・座席・テーブルは難燃性の木材が使用され、木目を活かした暖かみのある仕上げとなっています。

 このキクハ32型と編成を組む、キハ185-20は水色帯の「JR四国色」でしたが、併結相手のククハ32型の車体色が緑色であることから、同様の緑色に帯色を変更されました。
 キハ185系が国鉄末期に登場したときには近似の緑帯塗装であったことから、このキハ185-20は「復活国鉄色」と呼ばれることもあり、人気を博しています。
 2006年度は主に「大歩危トロッコ号」として、予讃線・阿波川口~大歩危間で活躍しました。

(マイクロエース社・箱裏より引用)