登場人物・その他

蛇神祭祀(はむかみ・さいし)

 京都百万遍大学中央図書館に勤務する小泉佐保は精神感応に優れた司書だった。
 夏の初め、恩師の葛野女子大学教授谷崎に誘われて、友人達と祇園祭宵山へ出かけ、三十代の美しい女性、川上佳子助教授の紹介を受けた。その夜、八坂神社の石見神楽(いわみかぐら)観覧の最中に、演者の鬼が矢を射、見知らぬ中年の婦人が手傷を負い死亡した。矢は川上にも射られたが、彼女は無事だった。
 七月末に、谷崎研をおとずれた佐保は意外なプロジェクト参加を請われた。川上が奈良県三輪山・穴師(あなし)にある宗教団体の要請をうけて「地下博物館構想」を企画し、谷崎もそれに協力する話だった。佐保は後輩でミステリー好きの小沢トモコ、同級のシステムエンジニア大林宏美を誘い、夏の終わりの合宿に参加することになった。

↓主な人物

小泉佐保(こいずみ・さほ)
  25歳女性。葛野女子大学・文学部国文科を2年前に卒業し、
  京都百万遍大学中央図書館司書。

大林宏美(おおばやし・ひろみ) 通称<ダイ>
  佐保の同窓生、親友。
  現在は、祇園・東山にある京都インターソフト社に勤めている。

小沢トモコ(おざわ)
  21歳女性。葛野女子大学3年生。
  谷崎教授の手伝いをしている。

谷崎球波(たにざき・きゅうは)
  40代半ば男性。葛野女子大学教授。小泉佐保の恩師。

珠樹勝乃(たまき・かつの)
  京都祇園・小料理屋「たまき」の女将、29歳。
  大林宏美が勤めている会社社長の妹。

河村良太(かわむら・りょうた)
  葛野女子大学助教授。
  30代後半男性。
  宗教学専攻。

川上佳子(かわかみ・よしこ)
  同士館大学助教授。
  30代前半、女性。
  谷崎教授の共同研究者。
  情報学専攻。

龍山寺信輔(りゅうざんじ・しんすけ)
  医学部講師。
  31歳、男性。

笠御諸道教団 (かさみむろみち・きょうだん)

北山讃岐(きたやま・さぬき)
  福岡分院から修行に来ている幹部候補生。
  25歳前後。
御笠清香(みかさ・さやか)
  御笠家の次女。
御笠麗子(みかさ・れいこ)
  御笠家の三女。   
水島
  教団の秘書。
山崎
  教団の警備担当者。
上木彩子(かみき・あやこ)
  教団の大巫女司(おおみこつかさ)。
上木稔膳(かみき・ねんぜん)
  上木彩子の息子。
上木典膳(かみき・てんぜん)
  上木稔膳の息子。

京都百万遍大学中央図書館

三枝佐知子(さえぐさ・さちこ)
  情報管理課、目録入力専門職員(カタロガー)
  40代女性。佐保の職場の知り合い。

柿元係長(かきのもと)
  情報サービス課レファレンス係長
  30代半ば女性。佐保の上司。

長田(おさだ)
  30代前後男性。佐保の先輩司書。司書の中の司書と噂されている。

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おしらせ:蛇神祭祀


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