カテゴリー「美味しいところ」の48件の記事

2013年5月12日 (日)

小説木幡記:草喰なかひがし(そうじき なかひがし)探訪

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↑古市あたりの近鉄電車:日本はいつも「普請中」

 余はおそらく半年ぶりに京の夜の町へでた。
 京阪特急を終点の出町柳で降りてタクシーで五分ばかり東山に向かい、銀閣寺に入る前の、銀閣寺交番の丁度前にお店があった。ノアノアの手前になる。「なかひがし」という名は旦那が「中東」(ちゅうとうではなくて、なかひがしらしい)の姓で、草ばかり大原で集めて客にだすから、草食系の店名にしたようだ。もっとも、草食男子はここ数年のことで、店は余がこのあたりを彷徨って近所で安いランチを取っていた頃にはすでにあった。

 と、由来はいろいろあっておもしろそうだが、そうだな~、伝記作家なれば一代記を書けそうな軽妙洒脱凝り性の旦那だが、他のネットを見るとご自身もいろいろ執筆されているようだ~

 余はだいたい店の旦那や大将と話す性分ではない。一人黙々と食べて、サイナラする質だから店の人と懇意になった事例は記憶にない。しかし昨夜は、カウンター越しになかひがしの旦那が直接いちいち料理の説明をしてくれて、その合間に「お笑い」を提供してくれるので、ついつい引き込まれ、終わる頃には余もなんかかんかしゃべり出していた。(ただ、まだ病み上がりと腰痛で、2時間近くの座食で疲労があって、旦那ほどほいほいと話は出なかったがな(笑))

 その軽妙洒脱ぶりを記したかったが、それは付録であって、やはり料理の中身を書いておくのがよかろう。
 めずらしく、写真を撮るのは避けた。カウンターなので隣近所の客や眼前の旦那を含めた板前さん達(狭い調理場に総計7~8名の調理人や仲居さんがいた)の目もあって、撮影はしなかった。いや。撮影も気力が必要で、ああやはりまだまだ病み上がりよなぁ。

1.白味噌の味わい
 これは絶品だった。白みその迫力を知った。旦那に聞いたら、奥様の実家の味噌屋さんからのものだと。

2.蜂蜜を塗るということ
 鰹の生節というか、それに和製百花蜂蜜を塗ったとのこと。味わいが深くなるな。

3.米なのかご飯なのか
 途中で、全員(カウンターには10名ほどの客がいた)に一口ずつ、おくどさんから「米からご飯になる」途中の堅めの粥米が旦那の手で配られた。いや、これってすごい話だよ。

4.(お笑い)メインディッシュ
 めざし、香のもの、生麩とわかめなど~。旦那がめざしを指して「本日のメインです」と言ったので余はつられて破顔した。確かに評判高い絶妙の「朱色おくどさん」炊きご飯には、めざしこそが最高のメイン料理だよな。しかし、このめざしは、眼前で調理される料理の数点前から、炭火で「食速が同じ程度の客」に併せて丁度3尾焼かれていた。これだけの手間暇、繊細さにはなかなか出くわさないだろうな。

5.鯖のなれ鮨と大根一代シャーベット
 まず鯖のなれ鮨があまりに美味だったので旦那に「ちょっと、これここで造っているの?」と聞いたら、さすがにそうではなくて滋賀県の「朽木(くつき)」で造ってもらっているとのこと。滋賀県と言えばクセのある鮒ずしが有名だが、朽木あたりは鯖街道と言って日本海の鯖が京都に運ばれる道筋だったから、鯖の熟れ鮨が成熟したのだろう。
 で、そこに添えてあるのが大根のシャーベットや花や茎で、この季節限定の大根の一生をまとめ喰いできるとのことだった。

6.イワナあるいは鯉のぼりの鯉
 イワナも鯉もそれぞれ間隔を置いて味わった。二つとも、眼前の炭火で丁寧にじっくり焼かれたものだ。煮出しがかけてあって、身をほぐしては煮出しに付けて口にした。鯉の方は塩焼・透明な煮出しで最後にスープとして全部飲んだ。魚もこれだけ時間をかけて調理されると、本望だろうな。

*.と、いろいろあったが
 どれ一つ素材が絶叫しない、穏やかで繊細な草喰だった。いわゆる減塩に近い薄味だが、「うまみ」とか蜂蜜塗りにあらわれている独特の調理でまとめられていた。さすがだなぁ。
 数え切れない多種多様の山菜に目が回った。知った山菜と言えば、細ワラビの海苔巻きかな(笑)。ギボウシ、ゼンマイ、コゴミ、ああ幼少期になつかしい「いったんどり」、~そうそう鯉澄ましにさりげなくそえてあった山椒の葉、~余が知らない異世界に包まれておった。

まとめ
 この世にはお金やシステムや組織では作ることができないものがある。と、感動した。
 この料理はなかひがしの旦那一代で終わるかもしれないが、しかたないと思った。
 だんなが元気な間に、皆の衆、一度はあるいは四季おりおり「なかひがし」に行くべし。
 これだけの山菜を日々集め、調理し、新工夫を重ねるのはなまなかの商売気だけでは続かない。
 めったに予約が取れない! という事実神話もあたりまえだな。
 どんなに考えても、一晩で最大20席分しか用意できないだろう、と思った。
 日本料理の器、葵の皿、魚形の皿~朱色のおくどさん、~炭焼き。
 最後の最後に、4月16日に仕込んだという冷珈琲が小硝子器にいれて出された。あはは、うまぁ~い!
 (注:そえてあったのが直径5ミリほどの黒砂糖金平糖二つ、それと飛鳥時代のチーズかな、「蘇(そ)」)

諸元 そうじき・なかひがし
 606-8406
 京都市左京区銀閣寺交番所前 
 TEL 075.752.3500
 FAX 075.752.3508
 昼 12:00-14:00 (要予約)
 夜 18:00-21:00 (要予約)
 月曜日定休

諸サイトの一品
 北さんの京都Oh!ばんざい
 なお、ひごろはレストランに悪口雑言をあびせる「食べログ」読者達が、めずらしく「ながひがし」に好意的コメントを寄せていた。

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2013年4月 6日 (土)

小説木幡記:伏見港の大倉記念館通り

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 伏見港に月桂冠の大倉記念館がある。昔の造り酒屋から巨大な酒造メーカーになった、創業1637年という長い歴史がつまった所だ。
 余はかねがね、この記念館前の南北道路を「大倉記念館通り」と勝手に名付けてきた。南の京阪中書島駅から北の大手筋通りまでの、電車で一駅の距離感覚が肌になじんでいる。通りの界隈(油掛町)には、これまで宴と言えば何十度も集ってきた「鳥せい」、「月の蔵人」が道を挟んで立ち並び、二店とも平日の午後1時でさえ満席の盛況だった。
 鳥せいは名の通り鳥料理が最高だが、ここの生麩田楽とか、アスパラガスや貝柱の串ものもこたえられない。釜の鳥飯はさすがに絶品だ。また、月の蔵人は豆腐扱いが上手で、生麩や手造りざる豆富に、三種類の塩をつけて戴くのがなかなかに渋い(笑)。この二店は、昔の「葛野図書倶楽部2001」でよく使ったし、昨年も2012年SA諸君と訪ねた。
 さて、残る「べんがらや」と「藤丸」はまだ一度ものぞいていない。開店は夕方の五時からになっていた。べんがらやのロールキャベツは実に興味深いし、藤丸の店先にたつとつい入りたくなった。いつか、風雪関東浪人が来たら案内してみよう、ぞ。

 いずれも京都伏見の銘酒関連の店として、大倉記念館通りに並んで立っている。月の蔵人は月桂冠で、鳥せいも神聖酒造蔵元なのだ。ここは原酒サーバーも店内中央に控えている。酒好きにはたまらぬだろう。酒池鳥林宴地じゃろうな。taurus

追伸
 葛野図書倶楽部2001ではもう一店、黄桜(カッパカントリー)をよく使ってきた。これは同じ界隈で、鳥せいのすぐ西にある。

参考
  ・月桂冠大倉記念館
  ・鳥せい
  ・月の蔵人
  ・べんがらや
  ・藤丸

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2012年1月24日 (火)

京静華(京都市・岡崎)の杏仁豆腐

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 京都岡崎、観世会館の西にひっそりとお店がある「京静華」に行ってみた(ワープロ変換は大抵、「精華」とでるが、「静」の華である)。まるで美味しんぼ世界だった。要するにひっそりこっそりしすぎて、普通に生きているとなかなか気が付かない。私は暇だから昼日中にFMラジオを聞いていて、その店の噂を聞き、その日の内に予約した。

 グルメでもないし、たべなれているわけでもないので、写真をまとめて記録しておく。もし言葉でいうなら、ふんだんに京野菜を使って、丁寧に、出来るだけ無駄油をぬいて、あっさりと、しかも中国3000年の歴史を偲ばせる豊潤な味わいをかもし出した。

 料理は全体芸術と思うなら。
 もう少し言葉を尽くそう。
 インテリアがすっきりしていた。お皿や器が清潔・上等に思えた、トイレが美しかった。お店の人が実に懇切丁寧に接してくれた。ご主人が、見送りまでしてくれた。気持ちがこもっているなぁ。

 そんな中でも、絶品と思えた品目を三点あげておく。人によって好き好きもあるだろうが、これまでも意外にこういうものに心をうばわれてきた。もともとヒラメやカレイの煮魚が好きだし、スープは飲むのじゃなくて食べると考えてきた。そして、デザートはそれまでの料理を全部白にも黒にも変えてしまう恐ろしい魔力を秘めた食べ物なのだ(笑)。

↓ひたひたスープに蒸したヒラメ
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↓スープ: すっぽんやトリフュ入りの、かみしめるお味。
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↓杏仁豆腐: 絶品。今夜からは他の杏仁豆腐がまがい物に見えてくる。
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京静華、関連ネット記事
☆ 門上武司のおいしいコラム (京 静華)  
☆ 関谷江里の京都暮らし : 岡崎の美しい中華 「京、静華」 2008年12月
☆ いつか・住もう・京都 「京 静華」


大きな地図で見る
京静華は中央建物二階の右端↑

追伸
 電話は、075-752-8521
 夜だけのようで(2012年1月時点)、コースが8000円だった。贅沢したので三日間ほど絶食する。


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2009年11月23日 (月)

20091119→晩秋の助勤会:伏見桃山「和こう」

承前:20090924の月例会と秋季助勤会:倶楽部組織図

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↑特大のジョッキ烏龍茶、長大な手羽先黒焼き、一杯280円の焼きホタテ貝伏見桃山の和こう)←撮影・経理局長2009

ご隠居の来訪
 話は複相しますが先週末に北陸から経理局長2008が土産をもって葛野屯所に来てくれました。最近機関誌に消息文をもらったので、おおよその様子は知っていましたが、約10ヶ月ブリにまみえる姿はまばゆかったです。在学中から、NHK大河ドラマ篤姫の主演女優に似ていると、噂の「ご隠居さん」でした。aries
 そこで現役隊員の経理局長2009、副長補佐兼務三番隊長2009と計らって昼食を駅前の寿司店でとり、再会を祝った次第です。

 話は社会人「お勤め」のことに始まり多岐にわたりましたが、数日前に「晩秋の助勤会を伏見桃山の和こう」で催したことが話題にでました。実は2008年次の助勤達とは昨年末に和こうへ行った記憶があるのです。もう忘れていたと思いきや、経理局長2008はその記憶をまざまざと再現し、話が弾みました。

助勤会とは
 そこで「助勤会」ですが、助勤職はなかなか困難な内容を含んでいるので、半期に一度は外にでて懇親を深めることがこれまでもありました。それを助勤懇親会と名付けています。
 ここで助勤という役割の困難な条件を説明しておきますと、その一つに、4年生という経験の積み重ねがないと科目内容や共同作業の指導アドバイスが出来ないという前提があります。ところが4年生は、まず就職活動、そして卒業論文という難問を抱え込む回生で、大抵の一般学生は昨今「就活」で大学に出てくることも稀になってしまいます。もちろん卒論については、一年かけて原稿数十枚の「論立て」をじっくりこなすのは、優れた学生ほど困惑するものです。

 そういう悪条件の中で、助勤達は毎週早朝から授業に出て巡回します。
 そして受講生が発表するときは事前に数日掛けて提出されたレジュメを熟読し、周辺情報を集め、質問などを考案します。受講生の発表が終わるとその評価をまとめblogなどに公開します。これが半期に四回ありますから、まことに労力知力を要する役割です。

 なかなか苦労の多い役割ですが、例年助勤にあたった倶楽部員は「倶楽部員最後の責務」としてそれを無報酬で果たしてきてくれました。有難いことです。もちろん、久しぶりに葛野を訪れた経理局長2008も、昨年一年間その責務を無事果たした、いわば歴戦の勇士なのです。

 さて、助勤懇親会は参加者が助勤だけですが、一応倶楽部公式行事に数えています。ですから行き先も内容も、例年定まった雰囲気で行われてきました。夏は木屋町ないし祇園で、他の季節は伏見桃山となっています。そこで今回も昨年の晦日月と同じく同地の炭火焼き「和こう」を選んだわけです。

記念写真
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 このお店は「牛タン塩焼き」が名物と思っていましたが、海鮮やひものの炭火焼きが沢山メニューにあって、価格も手ごろで量もあり満足しました。助勤たちは物もいわずに巨大な鳥手羽先黒焼き(30㎝近い大きさ)にかぶりついていました。この食姿は鬼神と思うばかりのワイルドな写真もあったのですが、このたびは座標の写真(0,2)程度に抑えました。

 座標(0,0)はホタテ貝をそのまま貝殻の上で焼いた(昔の炉端焼き風)ものですが、焼くときの付けダシがよいのか良い味わいでした。座標(1,3)は最初に出された牛タン塩焼きでしたが瞬時になくなり、遠慮の固まりが最後に残りました。これを箸にした人が誰かは知りません。座標(2,3)はこのお店ならではのアジの干物焼きでした。現代大学生とは言っても古典的な日本の食事記憶があるのか、さっさと骨についた身までかじっていた助勤もおりまして、感心。このアジ干物焼きの話は、週末に上京した経理局長2008がたいそううらやんでおりました。この方は在学中からアジとか鯖が好きな学生でした。座標(2,1)はマヨ付きの焼きチャーシューでしたが、一種の照り焼き風なのでしょう、甘味と焦げ味が微妙に舌にからまり美味でした。おそらくこういう食べ方は私も始めてだったと思います。

 というわけで、私は酒を一滴も飲まずに水だけ2杯でこれだけの料理を一箸ずつ口にしました。局長が巨大な麦飯を延々と、もりもりと、数十分かけてじっくり食べる姿が印象的でした。冷めてしまったカルビ焼きをほぼ一皿おかずにして食す姿は、いまどき珍しい健康な若者の姿でした。意外だったのは日頃好き嫌いを激しく標榜している書記局長が、一般に若い女性が嫌う焼き魚を骨までしゃぶってけろりとしている姿でした。他方、好き嫌いを滅多に顔にださない経理局長は味のよいクセになりそうなキュウリ漬けに始まり、総ての料理をまんべんなく高速大量に処理していました

 葛野図書倶楽部2001は、年次の変化が激しい組織ですが、昨年も今年もこと食に関しては見ていて楽しくなるような食べっぷりで、私はそこに現代若者の芯の強さを知り、将来の日本に明るい展望を味わっております。つまり、人間とは上手に食べないとやせ細り、衰亡していくという永遠の真理があります。私には、食をもりもりと深く味わうことは脳を活性化し、よい未来をもたらすと言う確信があるのです。

 あと二年を残すばかりとなった倶楽部の2009年晩秋。
 葛野図書倶楽部2001、万歳。

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2008年12月30日 (火)

小説木幡記:2008/12/30(火)また昏き湖北の温泉:紅鮎

承前:紅鮎(べにあゆ)の鴨すき鍋と露天風呂

たつぷりと真水を抱きてしづもれる昏(くら)き器を近江と言へり/河野裕子
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冬のアルバム
Beniayuout

紅鮎温泉

(滋賀県東浅井郡湖北町大字尾上)

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2008年1月23日 (水)

中国料理・花閒(かかん)の月花美人:京都ブライトンホテル

中国料理・花閒(かかん)の月花美人:京都ブライトンホテル
 お祝い事があったので、昼食にチャイニーズ・レストランを選びました。場所は昨年二度ばかり通った、陰陽師・安倍晴明旧宅跡・京都ブライトンホテルでした。レストランは、そこの「中国料理 花閒(かかん)」で、ランチメニュー「月花美人」をいただきました。
 しっかりした知識ではないのですが、広東料理の一種らしいです。調理長は「本場香港出身の尹惠明(ワン・メイワン)」とありましたし、内容からみて海鮮料理が特徴のようです。
 その日ずっと思っていたのですが、日本風の調整があるのか、あるいは広東料理とはそういうものなのか、まったく違和感なくいただいたランチでした。
 ひとつひとつの量が手頃だったことも理由でしょう。日本料理は普通、各皿の量が少ないですね。月花美人も、中国料理なのに、全体印象がおだやかだったのです。
 もしも山盛りでるとそれだけで満腹感を持ってしまって、先へ進めなくなるものです。それは私が小食なのと、幾分年令のせいかもしれません。私は外の、レストランで頂くときは大抵、この「量」について言及してきた記憶があります。食べきれない量が昔の御馳走だったかも知れませんが、残すことにまだ抵抗がある年代なので、中年以降は美味しそうなものが少しずつでることに、贅沢を味わいますね。
 ただし。
 そこが絵に描いたようなサービスの良さというのでしょうか、さいごに小さな、胡麻をまぶした直径3センチ程度の饅頭一個がでて、それを中国茶(名前は忘れましたなぁ)とともにいただいたとき、丁度腹八分目でぴたりとおさまったのです。中は、ナッツというのでしょうか、クルミかそういうものが入った甘みのあるアンでした。
 想像ですが、その直前のデザートが「特製胡麻豆腐 フルーツ添え」でして、その芳醇濃厚な味わいによって、意識しないまに食後の満足感が用意されていたのでしょう。胡麻豆腐とは、超高級のお菓子だと思いました。

 それでは以下にメニュー単位で記憶を蘇らせてみましょう。当日はいつもの写真をとらず、ネット情報にたよったので、いつ情報が消えるかも知れません。だから、ちゃんと書いておきます。「単に、中華ランチ」と思われる方もいるでしょうが、私にとっては稀な贅沢、美味しかった記録として残しておきます。

0.京都ブライトンホテルと花閒(かかん)
 過去にもいろいろ記しました。気持のよいホテルで、入りやすいレストランです。騒がしくなく、静かで、椅子に座ると自分の居間という気がします。中国料理は初めてだったのですが、欧風フェリエの丁度上、二階にあります。

1.特製冷菜盛り合わせ
 懐石料理みたいな雰囲気ですね。

2.松茸入りふかひれスープ
 香りがたって、とろみがありました。ふかひれスープを好む人が多く、御馳走であることの意味がわかりました。ぐっと喉にスープが流れ込んでいきました。最初は熱くないかな? と思ったのですが、よく考えられた温度設定でした。こういうものを中国の人は味わってきたんでしょう。

3.北京ダック もろみ味噌入りクレープ包み
 しかし、食べている間ずっと、なぜ皮しかたべないのだろうか? ダックの身はどこに行ったのだろうと、幼稚な疑問につつまれていました。晒した白ネギなんでしょうか? 皮の甘みをぴりっと引き立たせておりました。味噌。味噌は中国原産なのかな? とまたしても自問自答。つまりですね。私は、こういう高価な料理をあまり口にしてこなかったわけです。実に甘みが深くて上品でした。
 
4.牛フィレ肉のステーキ 山椒ソース
 フレンチ風というか、中華→イタリアン→フレンチ、とこういう歴史の流れを味わいました。おなじみの北方謙三さん「水滸伝」によれば、一番味が羊で次が牛肉のようです。しかし、牛肉もよいものですよ。
 私は、こういうすっきりしたステーキが出るとは思わなかったので、驚き、そして納得できました。普通に想像する中華風の油で揚げた物が少なく、素材をそのまま生かした料理が多いのですよ。もしかしたら、日本料理の源流なのかもしれません(妄想ですよ)。

5.メイン料理
 オマール海老爪のチリソース、車海老のマヨネーズソース
 どちらがどうだとはもうしません。どちらかというと、車エビのマヨネ風が好きになりました。チリソースが少しだけ苦手だったに過ぎません。なのに、後でチリソースをぺろぺろなめ尽くしましたがね(笑)。矛盾しているようですが、意外に克己心を大切にする所があって、苦手だからちょっと舐めてみようとおもって、一旦口にする、するとおいしさについには最後まで突っ走った、という種明かし。
 次もどこかで「いやぁ、チリソースはねぇ」と、言いながら、また同じことを繰り返すことでしょう。ほんと、懲りない男ですよ。

6.九条葱と叉焼のつゆそば
 これは、本場物のラーメンというのでしょうか。もちろん小ぶりの椀ですが、中華麺の独特の歯ごたえや味わい、これは和製ラーメンとは異なりますね。日頃のラーメン比べて品定めをしているのじゃなくて、別種であるという深い自覚と反省に入ったことを書いているのです。
 もちろん、実によいそば味で、かつスープ味でした。ラーメンとは思わずに、家訓を破り、スープはすべて飲み干しました。うむ。料理とは、「たかがランチ」と人が言っても、実に深いものです。

*.まとめ
 あれこれもうしません。
 京都ブライトンホテルのレストランに入ると、京都に住んでいてよかったなぁ、と思います。そして、財布をだしたとき、「ランチというのは、実に手頃なお金で、豊かな、充実感をもたらすなぁ」という感慨におそわれます。今回は、「世界中の人が、チャイニーズを好む理由がわかるなぁ。上品で、バラエティーがあって、食の根本にふれたような安心感があるよ」と、プラスαでした。

ランチの詳細: 「月花美人」
参考・京都ブライトンホテルのレストラン
  アフタヌーンティーは茶か異風かデザートか
  フェリエ:京都ブライトンホテルでカジュアルなディナー

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2007年10月29日 (月)

私の京都:四条大橋と三条大橋の美味しいところ

 しばらくぶりに「私の京都」を記したくなった。
 日曜の午前、なにかしら昼食をどうするかで考え込んで(事情で)、長らく行っていない「とんとん来ラーメン」にすることにした。いや、目的は別にあったとも言える。四条河原町に十日ほど以前、大型書店ブックファーストが開店したと素早く情報を得ていたので(にわか書店評論家)、見たくなったのだ。それに、京都の繁華街は本当にご無沙汰してしまっている。京都駅近辺はパソコンパーツなどで夏期に訪れたのだが、四条大橋も三条大橋もずっと見ていないような記憶。

 四条京阪を降りたのが日曜午前11時半、予定通りとんとん来ラーメンのチャーシュー麺750円、good! さて。ともかく四条河原町新大型書店に行こう、と思った矢先に、ぴぴぴーんと来た。これも事情があって、京都の手頃な美味しいところを最近思い返していたのだ。目的は、若い人たちとの忘年会なんかもあってなぁ~。安くて美味しくて、という場所になるとなかなか難しい。結局、その記憶を戻すために、写真をとることにした。

 もとより、目的が目的だから、京都を訪ねてくる人の「京都らしい店」とは限らない。せめて、青年時に適当な価格で、なお味覚のデータベースを磨けるような場所を選らんだ次第。
 なお、写真はクリックすると大きくなり、サイトアドレスも入れておきました。

四条大橋付近

 四条大橋あたりは、三条ほどには未知の場所。二つあげたけど、他にはちゃんこ料理とか、鴨川・川床とか沖縄料理とか、ニシンそばくらいしか知らない。

天壇(てんだん)京都四条本店

天壇(てんだん)京都四条本店
 都合五六回行った記憶があります。京都では名門の焼き肉で、味はよい記憶があります。生まれて初めてレバ生刺身を、菜種かごま油につけて、つるんと飲み込んだ思い出の焼き肉屋ですねぇ。店内は広く清潔で、それぞれ数人が座れるソファーがあったように覚えています。時間帯によっては待たされるほど、繁盛していました。宴会の時は上階に行った記憶もあります。
 そうそう、天壇のお値段ですが、安くはないですぅ~。ただ、味に見合っていますね。
 というのも、以前学生たちと行った別の場所では、「二時間食べまくり焼き肉2000円」というのもあって、これは、学生達は喜びましたが、Muはというと、胸につかえましたなぁ。やはり、あるていど味と値段は関係する物です。

東華菜館(とうかさいかん)

東華菜館(とうかさいかん)
 あはは、と笑えるのですが、実はこの中華飯店は未経験なのです。話せば長いことながら幼児期に超高級店というトラウマを味わってしまい、どうしても入店できないままこの年になってしまいました。建築は相当に著名だし、いつか入りたいですね。夏期はビアホールもありますし。
 それと、一般に中華(ここは北京料理らしい)はそれなりの出費をすれば、とても美味しいと思っています。さて、入店はいつの葛野図書倶楽部2001・年次になることやら。
 ただ、と。
 やはり、学生達と宴会コースで、このお値段は、やはりちょっと無理かな。単品で組み合わせるのもよいでしょうね(と、未練たらたら)

三条大橋付近

 そうですね。三条大橋近辺は昔から通っておりますなぁ。なんとなく感覚的に木屋町、先斗町(ぽんとちょう)と連続しているところもありますから。今回は写真に撮りませんでしたが、和風喫茶とか、三条京阪駅上のそれなりのお店達とか、近辺ホテルレストランとか、なかなかによさげな店で一杯です。

ふう

ふう
 このビルの2階にある「ふう」は、以前カナーン96という研究会でいきました。見晴らしよくて、夜景が美しく、料理やお値段が気持ちに合っておりました。この場所はそれ以前に、十年も昔でしょうか、一風変わった喫茶店がありまして、よく通いました。
 そうそう、ビルの地下には大昔、とても美味しいハンバーグかステーキの店もありました。界隈にはミンミンも、喫茶店(スターバックス、他いろいろ)も、なにからなにまでそろっております。
 「ふう」の一番の決め手は、夜景でしょうね。だから、夕闇落ちたころに行くのがよいのじゃないでしょうか。

がんこ 三条本店

がんこ 三条本店
 ここは昨年秋に、授業を手伝ってくれた倶楽部隠居さん二人を昼食に招きました。和食の殿堂というおもむきで、握り寿司カウンターもありますね。
 なんとなく、浪速風の大繁盛です。お客で一杯ですから、それなりに評価が高いのだと思いますね。何でもあるのですが、なんとなくお造りがよいように思えました。
 おもしろいのは、「ふぐ」ですと、国産と養殖なのか外地産なのか、お値段に開きがあります。これはこれでよいでしょうね。Muなら、迷わず安いほうです(笑)。

めなみ

めなみ
 ここは、畏友関東・国立のふうてんさん、ごひいきのお店です。あれだけ気むずかしくて、池波正太郎ファンで、まずい物だと箸もつけない御仁が、うまうまと、白子にイワガキ、京風おばんざいをたっぷり召し上がり、お酒ぐびぐびのお店ですから、味や雰囲気は関東管領じゃなかった、関東食通からも保証されております。
 たしかに、そうです。美味しいですね、生き返ります。それに店のお兄さんとかお姉さん、気持ちがよいです。ただ、Muは新装開店なってからまだ暖簾をくぐっておりません。それなりに、お味に比例して財布も軽くなりますし、なんとなくフウテンさんやJoさん抜きで、一人で入るのが申し訳ないと、そんな枷が効いておるようです。

ところで
 肝心の、京都の大型書店、四条河原町のブックファースト見聞録がないですね。
 おあとがよろしいようで、またそれはいつの日か。

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2007年5月22日 (火)

フェリエ:京都ブライトンホテルでカジュアルなディナー

テラスレストラン・フェリエでオーストラリアンディナー
 過日気まぐれに、ディナーに出掛けた。木幡からはRSで約40分。丁度走りよい距離だ。駐車場も気楽だし、道も空いているのでドライブには最適だ。
 レストランは、御所の真西のホテル内だった。

 京都のブライトンホテルは気に入っている。立地が御所のすぐ西隣で、少し奥まったところにあって静か。東京風の巨大なホテルではないが、色調や造りが落ち着いている。未読だが何冊かの小説の舞台になっているらしい。さらに、陰陽師・安倍晴明の邸宅跡でもある。結界が張られているのだろう。魑魅魍魎から守られている、そんな温かで安心できるホテルだ。

 ディナーは、なんということか、オーストラリアン・ディナーだった。
 ここで驚いた筆致になったのは、オーストラリアンと記してあっても、一体何なのか見当もつかない世間知らずのMuであった。
 もちろん、一般に無知は悲しいことなのだが、また佳さもある。世の中のいろいろなことが新鮮に思える。シティーホテルの、ちょっとカジュアルなディナーをとっても、それがオーストラリアンと知って、さらに嬉しく思えるのは幸せだ。と、納得。
 さて、どんなものだったのでしょう。

京都ブライトンホテル・ロビー

京都ブライトンホテル・ロビー
レストラン・フェリエのテーブル
 席に着いてみると、そばに小川が流れていて、目を上にやると吹き抜けです。こういう近代ホテルの建築仕様は、外の空間を遮断して新たな空間を内に造りだそうとする意思の表れなのでしょう。
 けれどそんな理屈は横において、小さなランプが点いていました。たまに外にでると、ちょっとした変化に、うぶいMuなんかはころりと感激するのです。大きな空間も、テーブルのランプも、木幡(自邸)や葛野(勤め)に籠もっていると味わえない新鮮さです。まして聖空間御所、それを守るかのような安倍晴明・旧邸跡のブライトン。人は想像するから楽しいのです。

手巻き寿司と、ケバブ

(1) チーズ・ミートパイと手巻き寿司
(2) 海老、冷製スープ、地鶏ケバブ焼き
 そうでした、ディナーでした、オーストラリアンでした。最初に手巻き寿司が出されたときは、やはり?でした。ツナとアボガドは分かるのですが、お米がオーストラリアで扱われているのが、無知だったのです。しかし「お米」が日本だけのものと想うのが偏狭であって、世界中の食材なのでしょう。
 そして、冷製スープや、ケバブ。この地鶏焼き「ケバブ」の意味がわからなくて困りました。解説を読むと、トルコのシシカバブーのような、焼肉というか、それがケバブ(説明がおかしいのはまだ理解していないせいです)。Muは、冷製スープが気に入りました。器もスープ深皿でなくて、気分転換しました。もちろん、海老や地鶏は大好物なので、言うまでもありませぬ。

ビーフ網焼き・ウルル風

レストラン・フェリエ横の小川
(3) ビーフ・フィレ網焼きとトマト・ロースト
 室内や地下街に泉があったり小川が流れているのは、それほど珍しいものではありません。ただ、ここではテラスレストラン・フェリエが、吹き抜け空間を一切遮らずに開放されているのです。だから、横をお客さん達が歩いているのです。そういう風景もこの十年、街角では当たり前になりましたが、珈琲やビールじゃなくて、落ち着いたディナーとなると、この小川がものすごく重要になってきます。
 これがあるだけで、外とつながってはいるのだけど、彼岸と此岸、気持ちよく周りを気にせずに、メインの網焼きビーフをぺろりと頂きました。う~ん、美味しいですね。さらに、トマト・ローストが口にあいました。あしらいは、オーストラリアのエアーズロック(現地名:ウルル)とか、詰め物をしたダイヤモンドヘッド風というか(笑)。裏ごしポテトも効いていましたよ。

豪州風海鮮焼飯とアンナ・パブロワ風デザート

(4) 焼きめし(フライドライス:小海老、蛸)
(5) デザート:アンナ・パブロワ風
 ふと想ったのですが、懐石風というか日本では一つ一つの品の量が適切ですね。Muでもメインに肉と魚と両方でてくるフレンチだと大抵「うむ」と唸ってしまいます。まして皿一杯のパスタが最初にでるイタリアンだと逃げ出します。
 で、この海鮮焼飯(本当は、フライドライスとかいてありました)は丁度よい加減で、タコや小エビが海海しくて良かったですね。さらにデザートが一番楽しめました。露西亜のバレリーナの名前を冠したアンナ・パブロワ風と知っただけで、にっこり。日本でも、卑弥呼風デザートとか、信長流フィレステーキとか、あれば良いなと思いながら、ぺろりと頂きましたと、さ。

Mu注
 フェリエでの、このオーストラリアン・ディナーは、2007年5月~6月末の季節限定メニューでした。来年は、どうなんだろう。ドイツ風ディナーだったら、ふむふむ。北極風ディナーだと、海底二万マイルのような海づくしかもしれません。レストランも、メニューを考えるのは、しんどいことだろうけど、楽しみもきっとあるはずです。Muはオーストラリアンについ惹き寄せられて、ケバブやウルル風ステーキ食べて、アンナ・パブロワで大満足したのですから(笑)。

参考
  テラスレストラン フェリエ
 [Mu注:当日は、インターネットで予約したので、4990円だった。たまの贅沢だ]
  安倍晴明邸宅跡の確定 [Mu注:ブライトンホテル敷地の一部が安倍晴明宅だったようですよ]

京都ブライトンホテル・地図

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2007年5月 8日 (火)

紅鮎(べにあゆ)で湯治ついでに季節の料理

承前:紅鮎の鴨すき鍋と露天風呂

 五月のはじめに、湖北へ湯治にでかけた。承前にもあるが、今回も日帰りだった。空は曇り、風も強かった。しかし宿にはいったとたんに、ぬくもりを感じた。
 さっそく大きな湯船に浸かった。タイミングよく、他の客は湯におらず、一人天下で鼻歌をうたっていた。
 それにしても、湯温がよい。いつもそれを思う。冷たいのじゃなくて、熱くない湯温なのだ。いつまで浸かっていてものぼせない。かといってまったく寒気はしない。珍しい湯温、あるいは湯質といえる。二度三度、部屋に戻ろうと湯船に立ち上がるのだが、「いや、もう少し」と、また湯に身体を沈める。なにか、温泉と身体とがとけあってしまうような、いい気分なのだ。

竹生島:湖北の春

いろいろいっぱい

かしわ餅かな?

おつくり、たっぷり

 さてと、部屋にもどるとお昼が待っていた。季節の狭間だったので、鴨ではなかった。てごろな日本料理だった。どれもこれも、いただきやすい味だった。結局、私は全部平らげた。数日前までは、無理にじゃなくて、なんとなく食事も制限していたのだから、すっと全部頂けたのが不思議だった。なにが一番と言われてみれば、どれでも一番と言ってしまいそうだ。強いてあげてみると、意外にも、四角い器に入ったお造りだった。白身魚を塩で摂ったのがことさらに、印象深く味わえた。
サワラ焼きかな?

カレイと野菜の揚げ物

ウナギの柳川風

鯛そうめん

 すっと家をでて、充分に温泉に浸かって、気持よく、お昼をとって昼寝して、すっと木幡に帰った。料理はもちろん、佳い。ただ、本当にここの温泉は身体に合っている。
 よい、連休だった。

参考
  紅鮎(公式HP)
地図

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2007年3月27日 (火)

ふる里:一条通山越え

この記事、MuBlog995番目。

茶房・ふる里(京都市右京区太秦三尾町 電話075-464-8181)地図←ポイント点のやや右(東)です

ふる里の店内

ふる里の店内
 先年末か、今年なのか思い出せないのですが、広沢池あたりをRSで走っていたら、新しいお店が目に入ったのです。Muは建築物が好みのようです。他人様の家を訪ねて中に入ることは滅多に、皆目ないのですが、それがお店なら、時々勇気を出して入ることがあるのです。で、過日、一大決心をして、入りました。Mu好みの、伏見夢百衆に似た快適さでした。

中から、ふる里の門を見る

中から、ふる里の門を見る
ふる里
ふる里
 建築が好きだからと言って、工学部建築を卒業したわけでもないし、一級建築士の資格もないし、日本建築史の造詣があるわけでもありません。ただの好事家、物好きです。ただ、この「ふる里」が真新しく(笑)、オーナーがそれなりに気持を込めてデザイナーに頼んだのだろうな、とは思いました。特に店内がすっきりしていたし、大きな硝子窓に向かってカウンターがあるところなんか、良かったですね。これで広沢池や山々が遠望できれば申すこと無しですが、そこまでは無い物ねだり。Muは大層気に入りました。全体に、広々としているのです。

水時計と「ふる里」の地図

水時計と「ふる里」の地図
 メニューは紅茶がメインと思いました。他にも、隣席の赤ちゃんをだいた若い女性と、その母親らしき人が、美味しそうなオムライスを食べておりまして、……。ひとつ、「インドネシア・チャーハン」とかいうのもあって、なにかオーナーの趣味を覗いた気分になりました。

 場所は、丁度佐野藤右衛門邸桜森の近くだから、とぼとぼと歩いていると、たどり着くことでしょう。このあたりにはお店が少ないので、重宝します。Muは恐らく、夏などは必ず入ってアイス珈琲をいただく予感がします。夏冬、どちらのタイプかというと、空間が庭も建物もすべてにわたって豊かですから、夏でしょうか。冬は、かえってせせこましい所の暖炉をイメージします。そうです、ここはMuの夏離宮にしましょう、決めました。

追伸
 駐車場は3台ほど、門の横にありました。

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