カテゴリー「巻頭記事」の15件の記事

2007年10月13日 (土)

MuBlogへのご招待

京都・嵯峨野の珈琲焙煎小屋
Mucoffee002
 焙煎小屋とは無粋な表現だとは思う。カタカナを使えば、キャビンとかもっと言いようがあるだろうに。ただ、最近は専門用語とか隠語以外はなるべく漢字かな表示を心がけている。もちろんパソコンを電脳とまではいわないし、インターネットを「相互乗り合い電網」とまで極端には走らない。ところで夏期に読んだ小説に「サッチョウ」というカタカナが出てきたので、悩んだ。てっきり薩長(主に幕末の薩摩と長州を指す)と思ったら、なんのことはない「警察庁」の隠語だった。
 話が飛んだ。先週末の夕方、気晴らしに嵯峨野へ出て、ビフカツサンド(牛肉粉まぶし油揚げ麺麭巻き惨怒伯爵風)を久しぶりにいただいた。相変わらずよい味だ。実は、そこは相当に渋い重厚な珈琲店で、店舗とはべつに焙煎小屋がある。そのおもむきを長年気に入っていたのだが、写真がなかった。思い立って撮ったが、光が広いガラス窓に反射して、なにやら分けの分からないオブジェになってしまった。が、よく見ると小屋の中に煙突があって、珈琲豆樽らしきものも見える。今度機会があったら、もう少しましな写真を撮ってみよう。(平成19(2007)年10月16(火)記す)

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2007年10月 8日 (月)

秋雨の嵐山渡月橋

お知らせ
Murainarasiyama_006

 昼食時に嵐山へ向かった。大堰川(おおいがわ)の見慣れた風景が秋雨に霞んで見えた。そのまま通り過ぎてもよかったのだが、立ち止まってカメラをだした。遠くに渡月橋があり、橋上には傘もちいさく点々と見えた。秋の連休三日目だから混雑を危ぶんだが、雨なのか人も少なかった。なじみの蕎麦屋では、趣向を変えて「親子なんば」にした。といた玉子がねっとりとどんぶりを隠し、底には育ちのよい地鶏の肉がたくさん沈んでいた。うむ。最後には汁一滴も残さずに箸を置いた。値千金(ちょうど千円)。で、無人の葛野に出向き、宿題せっせとこなしたら、夕方になった。日の高いうちに帰還するとしよう。 (平成19年(2007)10月8(月)記す)

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2007年10月 3日 (水)

屋根の猫

Muneko2773 今年の夏、夕涼みがてらに祇園祭り前夜の杉本家を訪れた。まだ七月も13日で六時ころだったので、人も少なく、旧大店の母屋も庭も涼しかった。クーラーがないのにどうしてそんなに涼しいのかと、考え込んだ。本当の昔の智慧が建物全体に施されているのだろう。多分、それは風の道だろう。ところで、近所に天満宮があって、その近くの町屋の屋根を見上げたら、猫ちゃんがいた。なにかしら、人は可愛らしいことを考えるものだ。(2007/10/03(水)記す)

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2007年9月25日 (火)

葛野の朽ち木

朽ち木

Mu462d2052 研究棟前に木が倒れていた。化石のようになっていた。なにかの原因で倒れたようだが、珍しい光景だった。木とか林とか森は好きだから、葛野中が森になればよいと思っているが、こうして見てみると、木を育てるのも大変だと想像した。近寄ってみると、中はがらんどうになっていた。以前から枯れていたのだろう。なにも気がつかなかった。ただそこに立っているだけで安心していた。木には安定感がある。それでも、いつかは横になる。生きているということの証なのだろう。生死をながめてよい朝の風景だった。(2007/09/25(火)記す)

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2007年9月17日 (月)

薪能の観世座と金剛座

Takigino_0035 写真としてはとても殺風景なものです。が、実はこれは京都の平安神宮の夕方、これから薪能が始まる前なのです。会場は人で一杯です、一杯になってもまだ入口には長い列がありました。いつの年の薪能だったかは思い出せませんが、それにしてもこんな提灯二つと大屋根だけで薪能の賑わいや幽玄を表せるはずがない。じゃ、何故掲載したのか?

 提灯の文字をよく御覧下さい。「金剛座」「観世座」とありますね。これを見たかったのです。この名称にある二座は多分、五六百年以上も昔からあったようです。よく続いたものだと思います。 (2007/09/17(月:敬老の日)記す)

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2007年9月11日 (火)

初秋の春花:嵐山嵯峨野

Kisetuhazureimg_2263 もう初秋というのに、これは春の花のはず。今年の三月に写真に収めてそのままにしてあった。背景は嵯峨野というよりも、京都市全体になっている。これは某・嵯峨野篇の主要な舞台になるので、場所は明かさないが、お気に入りの庭園と屋敷だ。ここをみんなが走り回る。うふふ。だから日曜作家は楽しい。

 男達がラジコン飛行機を飛ばしたり、精巧なジオラマの村や町に機関車を走らせるようなものだ。Muの手先の器用さはPCパーツを組み立てるのが限界だから、物じゃなくてソフトに走った。日曜作家って、まるで算譜(つまりプログラム)を作る趣味と同じだな。「心」「情念」そう言うところとは遠い世界を創って、楽しむ。

 ところで、肝心の琵琶湖篇がまったく進まない。カメラ担いで走れる日を待っている。今は、杖をついて雨中を滑って転びそうな毎日なんだ。現実だなぁ。(2007/09/11(火)記す)

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2007年9月 4日 (火)

瀬島龍三の死

 瀬島龍三さんが亡くなられた。今日、2007/09/04の午前一時ころらしい。享年95歳、老衰とのこと。
 毀誉褒貶のある方らしいが、私は知らない。
 瀬島神話という言葉があるくらいだから、日本の戦後に相当な影響力を持った方だと想像する。
 それも、私は知らない。
 しかし、ここに記事を載せたのだから、私が相当な関心を持ってきた人物なのは、事実だ。

 一つは、東京裁判での正面写真だ。新聞にも転載されていたが、スーツのボタンをきっちり掛けて若々しい瀬島氏がそこにいた。
 一つは、彼の経歴だ。要するに瀬島氏は、30代半ばで実質的に大東亜戦争(対米国)の作戦要綱を組み立てていた人なのだ。

 この二つだけで、瀬島氏は日本の歴史に残る人物だと、私は考えている。いずれも論理的なものではなく、感性的なものだ。写真写りが良いとか悪いとかの問題ではなくて、覚悟している、確信犯としての凛々しい顔つきだった。大東亜戦争を「悪」としてとらえる人が国民の大多数だろうが、負けるべくして負けた戦争を、どこまで踏ん張って作戦を立てたのか、そういう観点で当時の彼の重圧を想像し、心に残った。

 特に後者は、当時の軍人が全員発狂し、血迷って、戦争していたと想像する方がよほどおかしい。瀬島氏のような超エリートがどのような思いで作戦を練っていたのか、そこを知っておきたい。彼は徴兵ではなくて、プロとして育てられた職業軍人なのだ。今の自衛隊や防衛省に、瀬島氏レベルの参謀要員はいるのだろうか、それも興味がある。

 経歴を検証することなく新聞記事だけで眺めてみた。
 1.陸軍士官学校を次席、陸軍大学校を首席卒業とのこと。
  当時のこの種学校は旧帝國大学以上の秀才が集まる所らしいから、エリートの頂点と言ってよかろう。
 2.昭和14年大本営陸軍参謀、後日・大本営海軍参謀・兼務
 3.関東軍参謀へ移動
 4.シベリア抑留、11年間
 5.昭和33年伊藤忠商事入社
 6.中曽根内閣ブレーン(参謀だろう)
 7.以後、いろいろ
 8.平成19年9月4日死去 95歳

 歴史とは戦史と言って良いほど戦争が数珠つなぎになっている。敗北すれば亡国、植民地化、民族が消滅した事例もある。勝っても次の世代に文明の終わりを迎えることもある。昨日、今日の話ではない。人類史5千年の目ではそうなる。
 繁栄も貧困も戦争を招く。正義も戦争を招く。戦争で儲ける人も多い。国内政治経済を立て直すために戦争する人も国もある。なんとか、頃合いの現実感を取り戻せば、戦争に至らない事例も数ある。しかし、戦争は巻き込まれたら、受けて立つしかない。
 と、私は日々考える。
 瀬島氏は、晩年、どう考えていたのだろう。(2007/09/04 火曜日に記す)

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2007年8月30日 (木)

アフタヌーンティーは茶か異風かデザートか

Msimg_2995 以前と同じように、ブライトンホテルのフェリエで夕食をとった。なんとなくくつろげて、良いところだと思っていた。だから、ある日の夕べ、またふらふらと席についていた。やることなすこと時々スケジュールにないことが入る。

 山イチゴだったか、ジュースを食前にいただいた。ワインも飲まずにジュースというなかれ。それはそれで、微妙な心地よさがあるのだから。

 駐車場は、今度は地下だった。記憶では、この地下駐車場こそが安倍晴明さま旧宅のはず。いや、平安時代に地下があるとは思わないが、今、そう決めた。あらかじめ記すと、入るには入ったが、食後にそこを脱出するのが一苦労だった。永遠に安倍晴明さまのお宅から出られないような、怖い思いをした。要するに、出口が分からず、ぐるぐると地下駐車場を走り回っていた。

Msimg_2996 デザートが出たときに眼を丸くした。三段重ねのデザートが町では普通なのか~と、驚いたわけだ。木幡村と葛野村しか知らない日々だから、いまどきの町の動きが分からなくて、三段重ねのデザートなんて、初めてだった。

 と、思ったら、横から前から「アフタヌーンティー」とセリフが飛んできた。セットしてくれたギャルソン氏も、うなずいていた。ほお。外国、おそらく英国あたりの蛮風じゃなかった、異風なのだろうと得心した。ティーというのだから、紅茶をさすとおもったら、そういう雰囲気がアフタヌーンティー。そんなお店の名前も昔、耳にした。その店の風儀なのか? わからない。

 ともあれ、現代の日本は、一歩そとにでると、異風で満ちあふれている。余は、なにをみても、眼を丸くして驚く。それはそれで、良いものだ。そのうち、「木幡の朝茶」とでも流行らせたいな。トッピングにメモリーが差し込んである、そんなモンブラン、どうだろう? 寒いお話でした。 (2007年8月30の木曜日記す)

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2007年8月22日 (水)

京都駅の透明エレベータ

京都駅の透明エレベータ

Mussh010006 この6月下旬か7月上旬だったと思うが、新幹線を一年ぶりにつかった。朝、京都駅の構内を歩いていると、透明な施設に気付いた。よく見るとエレベータだった。硝子なのかアクリルなのかよく確かめなかったが、いつのまにできたのだろう。新幹線はめったに使わない。じゃあ、飛行機かというと、そうではない。要するに旅行する習慣がまったくないということだ。だから、著名な京都駅でも内部に入るのはごく稀な機会しかない。
 これを写真に撮っていて、私は「透明ものが好きなんだ」と実感した。なにかわくわくし、背中ががぞわぞわした。遠いいつの日か、透明アクリルで周濠付きの箸墓模型を作ってみたいと、気持が空に飛んでいった。
(2007年8月22の水曜日記す)

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2007年8月14日 (火)

倭宿禰命(やまとのすくねのみこと)

Muimg_1453 昨年(2006)8月の末に天橋立へ行った。そのとき、とても奇特な「籠(この)」神社にお参りしたのだが、結局まだ記事を掲載していない。事情は単純で、その籠神社の由緒来歴がそこらの史書でまかなえるものでなく、要するにMuの手に余るという次第。

 この亀上をした命は、神武天皇が明石海峡にたどり着いたとき、亀に乗って現れて、神武さんを案内した時のお姿のようです。

 つまり、知人某が好む「海部族」始原話。そして、籠神社第82代の海部宮司の書いたものによれば、「海部宮司家四代目の祖」とのこと。はるばる天橋立から明石海峡にどうやって行かれたのか、Muはこの一年間実証的に考えて参ったのですが、未だに解はでません。ただし、Muの心底にはすでに答えがあります。それは後日に。

(2007年8月14の火曜日記す)

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