カテゴリー「自作PC」の20件の記事

2011年12月 1日 (木)

小説木幡記:ubuntu専用PC

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 以前「春霞2010」という小型(ITX)マシンを自作し、そこにubuntuを載せてあれこれ実験してきた。実験のネタはいくつかあって、一つはLazarusという統合環境があって、ここで無料Pascalを動かすことで、往年のよき時代のDelphi感覚を無料で味わうことだった。Delphiはたしか名前が次々とかわって、いまや普通の人には手の届かない高額システムになってしまったので、余は余生のプログラミングツールを、このLazarusに託した。

 また一つは、JMRIのLinux版の実験。そしてまた上海での脳活性化トレーニング。と、ubuntuは結構余の人生に染みこんできていた。あとUMLや様々なロボット制御もubuntuマシンで今の内に動かそうとしている。この事情は人生の余生として、実をとって、手軽に廉価に自分好みの世界を構築しておきたいという密かな希望があるからだ。いずれ、これまでのような組織の援助は頼めなくなる(たとえば、Windows7の一番大きなフルシステムを、教員はキャンパス全体の契約によって、自由に使える)。人は一人で生まれ、一人で死んでいくものだから、いろいろなことは自律、自活する訓練を積んでおかないと、喪ったときの衝撃は大きい。

 さて、そのubuntuマシンだが、2009年末にあってもいささか廉価版だったので性能的に弱く思えた。今回2011年の11月上旬に、ubuntuを2011.11.10エディションに変更したとたん、その弱さが極端にでてきた。要するに、画面の再描画に数秒かかるわけだ。上海の一枚の牌を指定するのに2秒以上経過する。コンパイル時間が大昔のZ80でのcコンパイラ並に、それこそ一式終了までに、風呂入って食事とるくらいのスピードになってしまった。

 いくらなんでもとろすぎるので、なんらかの別の原因があるかとも思うが、気持ちの上では、貴重な時間をあれこれとって推理してパッチあてて速度向上につとめるよりも、あっさりと新しいマザーボードを入手して、神速マシンに変えようかと思っておる。しかし最近は、どういうCPUとメモリとがうまくいくのかさえ気にしていなかった。だから、パーツ屋の店頭で売れ筋マザーボードを買って、それに合うメモリーを4GB程度搭載してみようと思っておる。メモリー規格が以前ので通るなら、それでもよい。

 電源とDVDとは流用するから、全部で3万円までで高速マシンに変わるだろう。いいかげんにキーボードも新調しよう。
 ああ、そうそう、これも貧乏暇無しだな。

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2010年1月15日 (金)

小説木幡記:2009/01/15(金)窓7の中の窓XP:Delphi6

 今日はオフ、終日木幡研究所でまどろんでいた。その代わり土日は出かけることになる。日曜日は年に一回の大学行事で、斎戒沐浴して出かけ、失敗は許されないので気が重い。blogのサイドバーカレンダーを眺めるとずっとMuBlogが休講だった。いささか疲労もある。いつまでたっても慣れない会議(笑)や、慣れない授業(aries)に年末年始気疲れしたわけだ。

1.葛野図書倶楽部2001の人事決定
 昨夕の月例会で第九代局長から人事発表があった。これで2010年次・第十代局長の時代が始まる。
 忘れぬようにメモしておく(snow)。

 新局長は新潟県出身、2年生から在籍。前三番隊長。趣味はカメラ、ほか系譜としては話好きの八代局長に通じる、との噂あり。ちなみに八代局長は話し嫌いの無口が個性だった。
 副長は宮城県出身、昨年(2008)夏に入部。前二番隊員。趣味は旅行。甘味を嫌う。系譜は書記局長2003に通じる。笑い話を好む。情報サービス科目テーマは「花魁」。
 経理局長は大分県出身、昨年夏に入部。前経理局員。趣味は携帯カメラ他多様。系譜は経理局長2009に通じる。苦労人。
 書記局長は京都市出身、昨年夏に入部。前書記局員。趣味不明。系譜不明。ただしクリスティを読み、古仏を好む情報は得ている。性格的な濃度は化ける可能性あり。
 一番隊長は京都市出身、昨年夏に入部。長浜研修旅行に参加。病気話を好み、趣味は点滴。系譜は二番隊長2002及び三番隊長2003、二番隊長2005に通じるが、まだ「濃い世界」の片鱗は見ず。
 二番隊長は副長兼務。
 三番隊長は兵庫県出身、昨年夏に入部。分類科目テーマは「軍艦の分類」。趣味は1Q84など現代文学。副長2006の一部を継承するも、軽度。

2.木幡2010マシンやWindows7
 安かろう悪かろうと思って安いインテルCPUを入手した話はしたかな?
 軒並み2万円~するCPUの中で、8000円のがあり、名称も「ペンティアム」と二昔前のものだったので、余にぴったりと妙な愛着を持った。
 迷った末に新機種はWindows7を定番OSとし、これがグラフィックスボードを増設もしないのに、奇妙なほどに快適な動きを見せた。もちろんRAIDも新OSの下では一瞬に構築された。インテル社マザーボード「DG45ID」の安定した実力か(実は一昔前のものtaurus)、Windows7の新機軸なのか、good!

 一太郎はじめ、ほとんどのアプリケーションはそのまま再インストールしたら、Win7で変化なく動いた。一つ一つ確かめるうちに、何となく葛野の涼夏2007よりも素早い動きを見せることに気がついてきた。おかしい?
 もちろん、TV録画用のカノープス社MTVX2004は動かなかった。これはあきらめた。こういうハードとソフトとが渾然となったシステムは、OSが変わると難しい。

 そして、なんと「Turbo Delphi for Windows(2006)年」もWin7下で新鮮な動きを見せて走った。
 ところが、肝心のDelphi6(2001年)が、なんとしてもWindows7では動かなかった。TurboDelphiとDelphi6と、二つの名称は似ているが、Delphi6の開発環境を余は好んで使っておった。システムが単純明快だからである。これが、木幡2010で動かないとなると、またややこしい工夫が必要になる。2001年に入手したのだからすでに足かけ10年前のシステムとはいえ、気に入ったものは手放せない。
 さて、どうする。

3.Windows Virtual PCとCPU
 マイクロソフト社では、旧XP環境保護のために、Windows7下で仮想マシンを動かし、そこにWinXPをOSとして走らせる仕組みを用意していた。より親和性をたかめるために、「Windows XP MODE」とのペアで動かすことになる(MS社ガイド)。これらは無料でダウンロードできたが、実はCPUの問題があった。VT(仮想処理支援技術)仕様のCPUが必要になる。

 余が安かろう悪かろうと思って買った昔のペンティアムはだめだろうなとあきらめて、それでもひつこくネットでCPUの素性を眺めたみた。すると、なんとなんと、それはまだ昨年の夏に発売されたばかりの、性能的には上物だった~。たしかに世代交代はし始めているが、それでもペンティアムブランドとしては最良の一つだった!

 インテル社、Pentium Dual-Core:E6500、クロック2.93GH, VT仕様。安かろう、よかろうCPUだった。
 それで、WinXP in Win7に早速励んだ。
 うまく行ったgemini
 当然だが、Delphi6 Professional(2001)も、斬新に新鮮に、昔の息吹を取り戻した。これで余の自製KT2システムが何度でも再コンパイルでき、今後の余を助けてくれる。ふむふむ。

Vtwinxpinwin7

追伸
 木幡2010マシンはwin32仕様なので搭載メモリーは4GBにとどまり、しかも実際は3GB程度しか使えない。
 それで、仮想WinXPは初期には512MBメモリーしか割り当てられていないので、これを1GBまで割り当て直すと、すいすいと走るようになった。Win7:WinxP=2GB:1GBのメモリー配分となろうか。これだと両OSはほとんどシームレスに並行稼働している。

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2010年1月11日 (月)

小説木幡記:2010/01/11(月)Windows7やRAIDが人生さ

成人の日は昨日だったのか?
 月曜が祝日なのか代替日なのかよくわからぬ。さっそくGoogleカレンダーをみてみると、本日が成人の日のようだ。昔は1月15日だったはずだが、いつの間にか変わっている。世間にはついて行けぬ脳。
 TVニュースで新成人達が写っていたが、感性にぴったり収まらぬ風情であった。余はあきもせず大学教員をしているのだから、もともと若者には寛容だし(笑)、近いところもある。だが、なぜかTVの中で着飾った彼ら彼女らは自分の欲望しかかたらぬ。幸せになりたいとか、彼氏や彼女らとうまくやりたいとか〜。
 そんなことは初詣の折に、神や仏の前で、心の中で願えばよいのに。余なんかもそのレベルならこっそりと心中で「どうか、お金が空から降ってきますように」と欲望まるだしの願いをとなえておったが、それは人に言うものじゃ〜無い!

 日本を憂うとか、人類に役に立ちたいとか、(自分じゃなくて)人々の平安を祈るとか、どうしてもっと大きな気持ちになれぬのじゃ。
 きっと、親が悪い。
 親たちが楽して儲けよう、楽してとるものだけはむさぼりとろう、人からむしり取ろうなんて人生観で生きてきたから、それが遺伝しちょる。
 よう、ない。
 まあ。
 よい。余は連中より先に消えるから、無惨な日本を、未来社会を見ることも無かろう。
 さて。

Windows7事始め
 木幡マシンがすでにして自壊した話はもうしたかな? (くどい、という声が空耳)
 簡単に経緯を記しておこう。(飽きもせず)
 要するに正月に完全に自壊した。昨年12月にブートディスクが徐々におかしくなり、最後はマザーボードが死んだ。電源を入れてもディスプレイにBIOSはでないし、肝心のビープ音も出なくなった。MSI社のマザーボード(MBと略)も6年目に入ってお釈迦になった。

 正月三日にギガバイト社のMBを丁寧に選んで、旧式の受け口を備えたものにした。ところが三日の夜に、まるっきり同じ状態を見せた。呪われているな。
 翌日にあわてて店に出向き、テストを依頼した。木幡と同じ状態が再現された。内蔵表示装置死亡、全域死亡。しかたなく、インテル社のMBを5千円追加して購入しなおした、12000円。

 ところが、これがIDEが無くて(旧式ハードディスクを付けられない)、ディスプレイ装置のソケットが新式だけ。……。結局、5日に葛野に再度出向いて、いろいろ用意した。葛野研にはあらゆる事態に対応できるように、ストックがある。それに葛野ではすでに「春霞2010う」が完動しておるから、これを持ち帰りハードディスクを入れ替えれば、うまくいくのはわかっていた。
 ……

 と、ここで魔が差した。つまり、ことが12月初旬からのことだから、内心うんざりしていて、すべてを捨てたくなっておった。
 それで、急遽500GB のSATA3ディスクを二台調達し(合計1万円)、これでもってインテル社のMB上にてRAID1にすることに決めたわけじゃ。CPUはすでに3日に、一時代昔のペンティアム4:Dual-Coreとかいうのを8千円で調達しておいた。最新のだと1万6千円から数万円もするので、あきらめた。
 OSは5日に大学からアカデミーライセンスのあるWindows7をかり出していた。大学と自宅に一台ずつインストールできるらしい。

PC結論
 Windows7は新鮮だった。おお〜、とにんまりした。
 はじめてMacに入ったときや、あるいは初めてWin95に対面したときの感動が蘇った!

 途中短命のWindowsVistaをまったく知らないままに使い出したから、多くの点で満足した。これならubuntu(最新の9.10)やTiger(MacOSXの旧式OS)に比べても遜色ない(爆笑)。
 余の木幡新マシンの性能は、スコアが3.6だった。低い性能といえるが、これは内蔵表示装置を使っているからとわかった。ギンギンのグラボを数万円投資してセットすれば、おそらくスコア5以上になるじゃろう。ペンティアムCPUは古いと思っておったが、Dual-Coreタイプだとそれなりになるもんだ。
(注:スコアと書いたのは、性能指標のことでVista時代からそういう仕組みがWindowsに組み込まれたようだ。これを上げるのが趣味の人もおるようじゃ)

Delphiの課題は残った
 開発言語のTurboDelphi6が動かなくなった。ハードディスクを新品のRAIDにしたので、再認証を必要とし、これがだめだった。それにいつのまにか、ボーランド社が消えていた! 
 いろいろ手は打ち出したが、最後の手段は最近のDelphiを諦めて、10数年昔のバージョンを確かめるか、あるいは「潮時」と考えて、別のシステムに変える算段もしだした。
 ところで。
 WindowsもDelphiも、再インストールがややこしい、がんじがらめのガードをつけたアプリケーションは、やがて消えるのじゃないかと想像しておる。昔からそういう経験がよくある。
 正当な利用者が難儀するくらい堅いガードをしなければ、立ちゆかなくなっているのが実情なんじゃろう。世間では無法コピー者をなじるが、それはもとから犯罪だから、警察と泥棒の関係が成り立つ。しかし普通の市民が、なにかするたびに(食事するとか、旅行する)捜査をうけて、書類がちょっと間違えたら、即逮捕だなんて、おかしい。

 もとからあったWinXPのハードディスクは健在だから、これを春霞2010に接続すればなんとかなるじゃろうが、〜。退嬰的やね。

EASEUS Partition Master
 古いハードディスクが6台あって、これに、あちこちに動画が納められておる。これを調べたら、300GBのドライブが100GB単位でパーティション・分割されておった。5年も使っているとこういうことになる。それを整理するために、EASEUS Partition Masterというソフトをダウンロードして(無償)使い出した。よいソフトだが、最終調整するのに数時間かかっておる。100GB単位のデータを右に左に動かすのだから、旧タイプのHDをUSB外付けでセットしての作業だから、しかたなかろう。

RAID 
 書く必要もないほどに、Windows7では単純だった。MBがインテル社の「DG45ID」でRAIDが使える。これをBIOS設定でRAID可能にして、2台のHDを指定し名前をつけて、それで終わり!
 機能選択はRAID1におとなしくしておいた。
 あとはWindows7が無意識にやってくれた。おお、楽な世界になったものじゃ。
 そのうえ、MBのマニュアル(日本語)を読む限り、RAID構成に昔あった制限はなくなっておる。要するにどんなハードディスクでも(1台でも)、きっちりRAIDを組んでくれるようだ。同一規格のHDに限定なんて、どこの国の話? と、なっておった。

今後のMuBlog
 もう自作PCの話はええかげんに止めようと、おもっておったが暫くは顔をだしそうだ。
 葛野のubuntu専用マシンのことや、木幡のWin7の話や、パーティション操作ソフトのことや、Pascal系言語のことや、あれこれ、書くネタが増えてきた。
 日記じゃから、しかたない。最近の余の脳内は、OSやCPUやハードディスクではち切れんばかりになってきておる。
 うむ。

余録
 さすがに休日。
 今日は先月の17日以来、ひさしぶりに本格的な日曜作家をつとめた。8時間がんばって風呂に入って夕寝して、今にいたった。よき日々であるのう(笑)。

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2010年1月 7日 (木)

小説木幡記:2010/01/07(木)木幡2010マシンの誕生

 今日あたりようやくMuBlogに普通の記事を投稿できる気分になった。年末年始の約2週間ほど気持が離れていた記憶がある。毎晩毎晩マックの日本語入力や、旧Winマシンのハードディスクと格闘し、ほとほと疲れ切った。珍しく連日深夜(午前1時とか2時)まで実験と作業をしてきた。その経緯は語りたくなれば正確に詳細に書いてみるが、なんとも言いようのない泥沼だった。

倶楽部員のお土産
Mu091229_172657 葛野図書倶楽部2001も新年早々活動を始めていた。余も簡単な挨拶と連絡を一斉メールで送った。すると返事の代わりに写真を送ってきてくれた。昨年の夏にもローカル線の鄙びた様子を送ってくれた記憶がある。今度のは地元ではなくて、旅行した時に、思い立って写してくれたようだ。

 この小さな蒸気機関車は、明治村で観たのとは違っているはずだ。なにかの記憶では、実際に蒸気で動かしているのではなくて、ディーゼル機関を積んでいるようだ。現代、薪炭水をメンテナンスするのは、労力も経費もかかりすぎると想像する。だから、きっとディーゼル機関車なのだ、これは!

 もっとも、この世界に親しんでいないと、動力機関が蒸気だろうが、ディーゼルだろうが、電気だろうが、原子力だろうが、オリハルコンだろうが、あんまり関係ないだろうな。

Mu091229_172637_2 こういう列車に乗ってみたいと思うことがある。しかし根が出不精だから、そういう経験は滅多になかったし、これからもないだろう。10年ほど昔に岐阜で会議があったとき、明治村に立ち寄って本当の蒸気機関車に乗った記憶はゆらゆらと霞んでしまっている。観光であれ通勤であれ、こういう列車が地元にあると、ほのぼのとする。

 ああ、そういえば嵯峨野トロッコは、あれはDE10というディーゼル機関車だった(笑)。1200馬力ほどだなぁ。と、モデル世界と現実世界がごっちゃになって、余はついさっきまで、保津峡を走るトロッコ列車をモデル(鉄道模型)の範疇で考えておった。

 倶楽部の人達は、遠隔地から来ている学生が多い。往き帰りに途中下車していろいろ各地を巡る人もいるようだ。平成21年度だと、宮城県、新潟県、愛知県、京都市2名、大阪府2名、兵庫県、岡山県、大分県。平成20年度だともっと広域で、秋田県、岩手県、千葉県房総、富山県、新潟県、静岡県、愛知県、岡山県、大阪府2名だった。残念なのは、お国訛りを聞きたいのだが、あまり聞かせてはくれぬ。

非文学的な二週間
 葛野では毎日が校務の嵐で、まだまだ続く。こうご期待のほど、ねがいたてまつるぅ~(だれもそんな話はききたくなからう)

 その合間、隙間をねらってまんまとMini-ITXタイプのubuntu専用マシン、「春霞2010ウ」を製作運用し出したのは、すでに記事断片として記録し始めた。末尾の「ウ」はubuntuのウである。なぜ「まんまと」~書いたかは、あまりに労苦が少なかったからである。ミスなし、思い違いなし、快調に走っておる。(上海!)

 二週間の間に10種のIPアドレスをそれぞれ再割り振りした。外部への出口が4つあって、この一つを余の業績蓄積サーヴァーとすることを目論んでおる。その片鱗はあったのだが、1990年代に造り出した物なので、老朽化が激しい。

 いくつものマシンの画面を眺めながら、時々マックマック(複数形)のハードディスクを取りだして、入れ替えながら、眼前の涼夏2007はびくともせずに、重くって長ったらしくて断片的な校務に黙々と動いておった(ああ、もちろん、余が様々な書類を編集しているわけ。ロボットや助手がしているのではない)。今回のPC災難の中、ひたすらRAID1ミラーリングの涼夏だけが悲鳴も上げず、アラートも出さずに動いてくれたのは、これ僥倖というべきか、あるいはそのようにシステムを設定した2007年の余の慧眼(気恥ずかしい!)というべきや。仕事は堅実でなければならぬ、諸君。

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さてそこで木幡PCの問題。
 もう、今はあれこれ書けない。要するに、5台のハードディスクと、一台のIDEタイプDVDとを、とっかえひっかえ、インテル社のマザーボード上で、データ更新して、やっと旧マシンの破壊を回復したという、血と涙と汗と嗚咽と慟哭の物語が、この二週間続いた。ただ、それだけの話。

 その間の代替マシンが、MacBookで、これは最後にはなんとか動き出したが、日本語入力が最悪の状態になっておってな。一時期はメル返も書けない、ああ、そうそうネットも見られない~。ライフラインが停まったようなものだった。カーソル、ぴょこぴょこ、みぴょこ、ここの世界で日本語をマシンに入れるのは、もう、至難の技というか拷問じゃった。

 ああ、そうそう。MacBookに限って言うと、その調整はあっけなかった。
 要するにノートタイプやから、マシンにパッドがついていてこれがマウスの代わり。で、マウスを同時に使うと、この2008年末マシンは半ば発狂するようだ。だから、マウスを使ったときは、パッド機能停止、というオプションに気付いてこれを直した途端に、あら不思議、カーソルはきっちり所定位置で文字入力をしだした。これに気付くまでに三日三晩なやんだ(本当話)。

 で、winマシン。
 これが、結論をいうと、最初のギガバイト社のマザーボードがうんともすんともいわずに、お亡くなりになった。しかたなく4日早朝に追加料金を支払って、もうすこし上等な(1.2万円)インテル社に代えて、いそいそと木幡に帰ったら。おお、ミステーク、神仏。

1.ビデオ出力がディジタル口しかなく、木幡には、昔風のRGBタイプのディスプレイケーブルしかなかった。
2.IDEタイプのハードディスクが2台とDVDがあるのに、このインテルボードには、SATAコネクターしかなかった!

さらに災難が続いた↓。
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3.SATAハードディスクの一台は、物理的というか、コネクター差し込み口が破損していて、普通のSATAケーブルでは、なんとしても接続できなかった。
4.思いあまって、昔買った「三本刺し」とかいう、SATA、IDE(2.5、3.5両用)変換装置を使った。これでもうまくいかなかった。(物理的には接触を可能とした)
5.winのディスク管理ユーティリティーで調べたら、接続はしておるが、オフラインになっていた。これを再オンラインにした。
6.やっと動いた。
ああ~

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2009年12月29日 (火)

小説木幡記:2009/12/29(火)というわけで春霞2010

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↑ホームセンターで入手したポリエチレン・ランチボックスの「中仕切」上に設営されたITXマシーン

現代仁・になれた
 昨日だったか(笑:いや、記憶が曖昧なので自笑)、近所の総合病院へ行ってSF的な検査を受けた。64カ所を同時にチェックする上等なマシンらしい。その結果は後日のお楽しみ。半世紀にわたり、近代医学を体験しておらんので、病院のシステム、技師の対応、マシンのぶっとびぶり、なにもかも興味深いので、いつかじっくり考察してみよう。ともかくこれで、余も現代人の仲間入りができた。待ち時間、会計もいれて、全部で1時間しかかからなかった。なかなか医療世界も進んでおる脳。お代は、1万1千数百円。メモリーにしてPC2-6400規格で6GB程度だな、安いかもしれない。そうそう、健康診断の結果は近所の若先生が来年じっくり診てくださる。こんご、あれもこれも検査チェックが楽しみになってくる脳。先生も原始人相手なので、すべてが「へぇ~、まだ一度も体験されていないのですかぁ~」の世界だ。あはは。

 途中で昼食をとって、昼過ぎに葛野に着いた。無人だった。大学全体が、祝日授業などを沢山行ってきたので、年末に代休が重なったようだ。おまけにこの日は、午前中キャンパス全体が停電だった。

砂を噛むようなお役所仕事に専念
 というわけで、午後1時~夕方5時まで、目をつむって、砂をかむような思いをして、PCに向かった。しかたない、そういう役回りの年に当たってしまったから、最後の最後まで書類をチェックして、来年の大学全体の授業が壊れないように調整して行かざるをえない、仕事。
 メールがあるから、修正情報依頼だけは、ひっきりなしに入ってくる。
 秘書さんたちは、先週半ばから休暇。
 うむふむ。
 例年なら数日前から、自分自身の科目の後始末に入れるというのに、これでは自分のことは来年ギリギリになってしまう~原稿締切もあるしぃ~と、ぶつぶつぼやきながら、「しかたないよねぇ」と長いものには巻かれる日本人の美徳に酔ったふりして、シカシカとマウスやキーボードにぶら下がっていた。
 丁度五時ころに、一式ファイルをどーんと添付にして、数カ所に同報配信したときは、「こんちくしょう、これで年内は君らのメールは読まないぞぉ」と、雄叫びをあげた!

 ↑我ながら、書きながら、これはまさしく現代サラリーマン哀歌じゃね。諸悪の根源はネットやメールやPCや携帯だと、心から思った。いつか切れたら、LANをぶったぎってやるぅ。

マシン命
 ひといきついた。珈琲を淹れて飲んだ。
 やむにやまれず、マシンに手をのばした。来年と思っていたが、やってしまうぞ! と、またしても奇声を上げて、一式を屯所に運んだ。屯所のディスプレイやマウスやキーボードを一旦外して、ITXマシンに再セットして、OSの入ったCDを用意して、乱暴にも、パーツはほとんどテープで留めた状態で、電気を入れた。
 (PC自作では、ディスプレイやマウスやキーボードは大抵既存のもので試しておく。新規購入がもったいない、ケチ)

 おお、おおわぁ。
 ファンが回り、DVDドライバーが回転しだし、もちろんランプが点いた、ディスプレイに文字がでたぁ~。
 すごすぎる(おおげさじゃね、当たり前のことなのに)。
 生まれて初めて、17cm正方形、たった9千円のITX仕様マザーボードに生命が宿った。
 ~というわけで、セットし出してから、GNOME上海が動き出すまで、正確に1時間ですんだ。
 なんて気楽なPC自作なんじゃろう。

 詳細は後日にするが、メモリが4GB、ハードディスクが500GB、CPUはちょっと非力。
 電源がITX規格にしてはすごいぞぉ、450W仕様なんじゃ~
 名付けて、ちょっと早めの「春霞2010」。
 来年完成品としたのは、ずっとテーピングのままじゃ格好わるいし。透明なランチボックス風仕様にするには、風穴をドリルで開けたり、外部電源を有効利用したり~、まあ、来年のお楽しみ!

本日
 本日こそは、自分の科目の処理に入る。
 それに研究室の掃除。
 邪馬台国周遊図書館ジオラマの成形。
 いろいろ忙しい脳、生きている証。

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2009年12月10日 (木)

小説葛野記:2009/12/10(木)鉄道図書館列車(HO)やポータブルubuntuや

 日々師走の思いがつのる。まともに読書も研究もできない。

基礎研究への思い
 来年夏期に向けてそろそろ『後鳥羽院』関係文献を読んでおきたいところだが、進まぬ。そしてまたテキストに内在する意識化された、あるいは作者の無意識の、概念の構成を図示したあと、その解釈に止まらず、より適切な高次情報検索に結びつけるための考えが、まだ足踏みしておる。本当のところはすべて完全隠居した頃に動き出すのだろうか。往々にしてその時を得たとき、指痺れ、目霞み、腰痛しでは新規プロジェクトを起動しようにもままならぬ。

 開発言語はDelphiと決めておるから、今この現状のWindowsXPシステム全体を凍結して、将来に動くようにしておく必要もある。いたずらなヴァージョンアップや、OS改良は横目でみて、純粋のアルゴリズム構築と、最低限のGUIだけを温存すればよかろう。

忙中閑あり
 時の隙間を有効に使うため、手慰みをいくつかメモしておく。これらはいずれ、余の生活基盤として、思考の基礎として、末永く発展する素質を含んでおる。それをそう見定めていかねばならぬ。

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↑邪馬台国周遊図書館列車(HOタイプの図書館専用列車および普通車:サロ124))

 以前HO(16番ゲージ)の図書館列車を自動往復させる実験は済ませた。
 数週間前にはホームセンターに立ち寄って、90X30の風呂場用キャスター付き「簀の子」を二つ入手し、直径5mmのボルトを用意して、二つを固定し180x30の細長いジオラマ基盤を造った。あとは、これに石膏や粉をまぶし、田舎の駅舎と古い図書館を設定すればモデルが完成する。しかし、それは楽しみにしておこう。

 かくして図書館列車の直線往復モデルは準備がととのったが、とするとエンドレス・モデルの課題が残ってしまう。これは、いつ完成するかわからぬ「邪馬台国周遊図書館ジオラマ」に半径36センチの16mmレールを、9mmレールのそばに敷設しているので、N+HO両用ジオラマと変成し出した。

 今回のメモ写真はジオラマのことよりも、この半径36センチのカーブを、16m級の電気機関車(パンタグラフを外したので、実車を電池駆動と仮想)EF65によって、20m級の二階建てサロ124を2両連結で周遊することの記録写真である。モデル上では20+25+25=70cmの列車長になり、いかにも煩い。だが、このサロ124を2両連結走行可能たらしめたのは、実は最近のことである。工夫は簡単で、レールの勾配を可能な限りスムーズにまとめたこと。無神経なNゲージに較べてHOゲージとなると、ほんの少しのレールの傾きで脱線する(もともと、半径36cmのカーブを20m級客車が走る方が奇跡に近い)。それを徹底的に調整したことで、改造・二階建て図書館列車は邪馬台国を無限に走る。

 なお、邪馬台国周遊図書館ジオラマは最近根本的な設計変更をした。これまでは60x90cmのボードを二つ固定し、120x90のレイアウトで製作してきたが、最近纒向遺跡の大規模発掘や、箸墓の280~300m規模想定が、二重周濠の発掘により、水の都と思うばかりの450m規模になったので、レイアウトに収まりきらず、表現できないことに気づいた。よって、第三のボードを追加して、そこに纒向遺跡全体をモデル化することにした。
 この列車に乗れば邪馬台国の総ての文献を手にしながら、主要な遺蹟を横目で見たり、途中下車して歩くこともできる。そんなモデルを意図しておる。

↓ポータブル・ウブンツによるWindowsXPからの上海作業
Mu2portableubuntu
 最近ubuntuが9.10に更新された。このことで、余はいろいろな快適さを手にした。たとえばUSB起動なども、エラーが出なくなった。従前の9.04に較べ使い勝手が良好になったのは、このウブンツが今後の(余を含めた)非専門家によるLinux世界のリーダーになると想像した。ソフトウェアの無料開放など、Linux自体には多くの人に知ってもらいたい密かな革命心がある。それがあまねく人々の手に渡り使われるようになった機縁は、2009年~2010のウブンツにあると、余は心覚えを記しておこう。ともあれ、インストールも使いようも、これまで以上多様になったので、いくつか確かめてみた。

 一つは仮想ディスクの構築により、既存ハードディスク割り振り(パーティション)の制限をゆるくした版があった。つまりubuntuシステムを、Windowsと同じパーティションの中に一括して記録している。効率は悪いが、考えの上では単純になるので分かりやすい。(勿論これを分かりやすいというのは余のような素人の証だが、こういうものを造ったという点において、改良と余は考える) これは後日に詳細を解くが、実に分かりやすい。

 もう一つは、なんとWindowsの中からubuntuを起動させる手軽なポータブル・ウブンツの改良である。以前から有ったようだが、気づかなかった。これは8GB程度のフラッシュメモリに入れて持ち運べ、なおかつ扱いがハンディなので重宝する。これもWindowsファイルとして保管しているので、操作はより単純になっておる。
 ただし日本語化などは今少し手間暇がかかり、余も設定に小一時間かかってしまった。(仕様とおりにするには、すぐに成功するのだが、何度かマシンがフリーズして、まともに動き出したのはリブートを数回かけた後。つまり、素人にはまだ日本語化が不安定)

 などとこの世界に住んでいない人にはどれも同じに思えるかもしれないが、そういう多様なシステムが生まれたというのは、またそれなりの事情もある。それぞれ所を得た使い方をすると、世界が広くなる能。
 この件いくつかについては、後日気分が楽になったとき、丁寧に記録解説を残すつもりである。

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2009年12月 2日 (水)

小説木幡記:2009/12/02(水)複合的な相反条件:RAID仕様のWinPC(XP)とubuntu

 以前に比べててきぱきと判断できない今日この頃である。知恵が付いたのか優柔不断なのか、それとも近未来の結果を透観する力が衰えたのか、あるいは単純に決断力が無いだけなのか、……。そこここで立ち往生する。

 TVドラマ一つ見るのでも、迷いに迷って結局、両方あるいはトリプルで捨て去ったり、読書も元気な時は章単位、節単位で交互に数冊読むこともできるが、ここ数日はがっくりして、読まない状態が続いている。がっくりして、と記せばその理由は? と自問自答するのだが、よく分からない。単純に気分が乗らないと言えば、分かった気にもなる。
 素早い判断が出来ない事例を以下に記録しておく。

1.RAID仕様のWinPC(XP)にubuntu(Linux)を導入することの失敗談
註:RAIDとは、ハードディスクを複数台組み合わせて、あたかも一台の記憶装置にまとめあげ、内部ではデータの保全を保つためや、高速にするための工夫がしてある。

 木幡研にある別の古いWinPCではUSBでubuntuを起動して上海を楽しむことが多い。しかし意外にも、そのUSBで葛野研の涼夏2007を立ち上げた記憶がなかった。一度くらいは試したはずだが、覚えがない。なにか無意識に葛野マシンは、そういう趣向に使うものではないと、感じていたふしがある。

 数日前に、2.5インチの空きハードディスク(60GB)が木幡の机下で見つかったので、これにubuntuをインストールして涼夏2007でも本格的に使いだそうと思った。60GB あれば常設Linuxマシンとして面目を保てるだろう。

 で、翌朝その60GBを涼夏マシンにUSB接続して、ブートし、あれこれ充分楽しんだ。
 話はそこから始まる。

 途中で、もとから涼夏にあるハードディスクが3台と認識されていることに気付き、「おや?」と思った。つまり日々WinXP上では、マザーボードの拡張機能とWinXPのRAIDドライバーを組み込んでいたので、(3台のディスクのうち2台がRAID仕様(鏡)にしてあるので)XPを使っている限り、RAIDと非RAIDをあわせて2台しか目に入らない。なのにubuntu上では、はっきり3台が見えた。まるっきり同じ内容(使用済み量他)のハードディスクが2台見えて、非RAIDと合わせて3台と見えていることに気づいたわけだ。

2.要点をまとめると
 ここまでの話は、PC自作をしている人しか意味不明だと想像する。
 単純にもうすと、余はデータの安全性のために、涼夏2007PCに特殊な仕掛け(RAID1:鏡記録)をかけて2007年以来つかってきた。ところが、余はその仕掛けを余自身が、少なくともこの一年間は認識していなかったことに愕然としたわけである。物事はトラブルが生じないと空気の様になってしまって、当初苦労したことも忘れてしまうものだ。
 それが、この度ubuntuを使うことで、「ああ、そうだ、WinPCではRAIDにしていたのだ」と気付いた。
 WinXP上では2台のハードディスクを1台とみなして、相互に同一データを鏡のように重複記録していたのが、別のOSからみるとまるで2台の独立したハードディスクとしか見えない。……。これは実は大変なことで、2台あわせて1台なのに、その1台だけにデータ変更をしたら、どうなる!

 ubuntuの画面インターフェースは非常に洗練されていて直感的に扱える。だからMacOSXとかWinXPとかと、それほど違いを感じない。
 そのubuntuで全体システムを眺めたとき、二つのまるっきり同じハードディスクをアイコンでたやすく弁別できて、そこではじめて「ああ涼夏は、RAIDにしていたんだ」とつぶやいた。ということは重ねて申すと、すでに涼夏2007PCではそういう特殊なRAIDをセットしたことも忘れ、気にもかけず、2年以上快適に使ってきたことになる。

 「これは、うーむ。ubuntuを本格的に涼夏2007PCに内蔵HDレベルで主OSにするときは、……、どうする!」と考え込んで、「まあ、宿題も多いから本日のLinuxはこれまで」と、とりあえずシャットダウンした。そして再び今度はWinXPでブートして、残りの仕事をしようと気楽に考えた。

 ところが(笑)
 結論を言おう。一回目は駄目だった。日頃の立ち上がりの五倍はかかった。それでもまだ原因に気づかなかった。「あれ?」程度だった。
 しかし。
 しばらくしていつもの背景を見てほっとしたのも束の間、愕然とした。画面下に「RAID修復が出来ない」と出たのだ。「おおお、おいおい、困る!」慌てて設定を見てみると、RAIDの片方のハードディスクが赤く×になっている。
 冷や汗がぞわぞわと身体にわき上がってきた。
 どうする。
 (困った、ubuntu上では本体HDには指一本ふれていないのにぃ~、どうしたんだ、おい!)

 「WinXPのRAIDを諦めるか。片肺で、ファイルが残っていたら、よしとしよう。しかたない。気合いもいれずに新しいことをした報いだ。いやいやRAIDは精密だから、片方が普通の条件で壊れたならRebuild したはずだ。それに失敗とは~。まずくすると両肺やられたか。あああ、あああ、ため込んだ動画や写真はどうなる、~~」
 数分間、深い深い悔恨、地獄に突き落とされたような気分になった。
 おまけに、カーソル、マウスがフリーズした。

 「ぎゃ、どうした! 死んだかXP! ああ、悪かった悪かった、ubuntuなんかに気持ちを移したから、おお、おお、許せ」
 ともかく、数分単位とはいえ、心中がぐちゃぐちゃになってしまった。
 要するに、ここでは、あっさり涼夏2007PC のデータを忘れるという決断ができなかったわけだ。
 以前なら、さっそく算段し始める。ツールをつかって掘り返すとか、ネットHDに入っている核データを取り戻すとか、木幡PCと調整するとか~。そういう算段がまったく出来ず、数十秒間、頭の中が真っ白になってしまった。

3.なんとか冷静に
 パニックは数分で収まった。
 諦めた。
 (2年間、なんの故障もなく、やってこられた。ここでXPのRAID仕様を無視したのが運の尽き)
 空(天井)を仰いだ。
 ともかくマシンがフリーズ状態だったので、リブートを押した。
 BIOS状態にした。
 Ctrl+IでRAID状態を観察した。
 「おや?」Rebuildマークが入っている。「うん? 続行する気か?」
 先に進んだ。
 相変わらず時間がかかった。しかし二回目はWinXPが起動するのに、普通の2倍程度だった。
 WinXPが姿を現した。
 画面下を眺めた。
 祈った!
 「RIADを修復中です」と、でた。

 そこで気分替えしに手洗いに立って冷たい水で洗顔した。
 冷や汗で身体が冷えていた。
 もどった。
 「冗長ファイルを修復中です」と、メッセージがでていた。
 そして。
 メッセージが消えた。RAID仕様をXPレベルで確認した。「RAID運用中」だった。

4.まとめと課題
 Linuxでの設定RAIDと、WindowsXPでの設定RAIDとは、相互にどう考えれば良かろうか。まずubuntuで簡便にRAID設定できるのかどうか、要探索。
 なにかしら技術的には危うい考え方だ。2年前の印象として、マザーボードとかRAIDドライバの制限は相当に強かった。たとえばもし数台のハードディスクでRAID10を構成したなら、その数台のハードディスクの素性はすべて同一でなければならなかった。
 まして、同一RIAD構成されているハードディスクを別のOSから同じように扱えるのだろうか?
 わからぬ。
 ここで、さっさとネット探索でもすればよかろうに、決断ができない。~(笑)
 解を知れば試そうとする。最初はうまくいくわけがない。すると時間を湯水のように使う。それだけならまだよい。数百GBのデータを簡単に「バックアップしておきましょう」などとお題目が書いてあるが、そんな暇も余力もない。余はここ10年、バックアップとは別のHDに保管することと考えているが、それだけのリソースを用意していない。だからこそ貧乏人の工夫、RAID1の鏡でしのいできた。

 もしその鏡が、破鏡だなんてことになると。
 ここで思考が止まった。
 また後日の事にしよう。

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2009年11月26日 (木)

小説葛野記:2009/11/26(木)ネット文章印刷<DEP無効

件名:WindowsXP上での古いプリンターを、新しいブラウザで支障なく印刷可能にする方法。
症例:IE8やfirefoxで閲覧する文書やメルや添付ファイルを、ブラウザから直接に印刷出来なくなった。
   つまり、ブラウザがコケてしまう。

はじめに
 夏頃から葛野研のPCで、校務メルや文書を触っていて、印刷しようとすると「あきまへん! Windowsから拒否されましたで」というメッセージが出て、IE8であれfirefoxであれ、ブラウザがコケてしまうようになった。普通なら技術者に聞いたり、あれこれ勉強して治すものだが、その時は夏期論文に専念していたのでゆとりがなかった。
 会議前のついちょっとの書類とか、倶楽部例会のリストだったので、しかたなく画面内容をコピーして、別のソフト(ワープロやエディタ)に貼り込んで、そこから印刷して、なんとかこなしてきた。

Windows系症例の治療方法を探索
 最近、急にマシン系に没頭したくなって、そのメッセージをまじまじと見るようになった。要するに、遺跡も倶楽部も読書感想文も鉄道図書館列車も、校務書類処理も、……すべて頭痛がするようになってくると、最後はマシン系に逃げる悪いクセじゃね(笑)。
 メッセージから得たキーは「DEP: Data Execution Prevention」の「無効」だった。この二つをGoogleに入れて分かりやすそうな記事を幾つかみた。(参考1、2)

解があった
 もちろんWindows をしっかりまともにシステムレベルで勉強したことはないので、参考記事内容は何を言っているのかとんとわからない、そう宇宙語みたいなものだった。しかし、なんとなくうっすらと、ヒープとかスタックとか、オバーフローとか昔懐かしい用語に遭遇して、結局馴染みにであった気分になって、いわれたままに調子よくWindowsに手を加えたら、あっけなくインターネット・メール等をブラウザから印刷するようになった。めでたし。

1.原因A
 おそらくIE:インターネットエクスプローラのバージョン8に更新したときに、自動的にWindowsの一部が書き換えられたのだろう。→ c:\boot.ini のオプション1行分。

2.原因B
 余の使っているプリンターが10年ほど昔のモノクロ・レーザーなので、デバイス・ドライバが古すぎて、WindowsXPがDEPせざるを得ない条件を引き起こしてしまっているのだろう。

3.対策
 c:\boot.ini をエディタで開き、テキストの最後にあるオプションを修正し上書き保管し、再起動した。
 /NoExecute=OptIn (デフォルト設定で、普通はこれで障害は出ないが古い機器を使っているとコケる)
 →
 /NoExecute=AlwaysOff (DEP:データ実行防止機能をオフにする)

まとめ
 それまで動いていたプリンターがブラウザから使えなくなったのは、十中八九は、IE:インターネットエクスプローラを8仕様にあげたとき、IE8が勝手にDEP関係のオプションを設定したのだと想像。昔からIEはOSの一部といわれるほどに、Windowsの性格を変えてしまう。それに気付かないまま、「おかしいな」と言いつつ別の方法で印刷していたのだから世話ないよ。

 ただ、なまっていたシステム系感覚を少し取り戻せた。
 つまり、Windowsからのメッセージがある限り、その説明文からキーワードを見つけ出し、インターネット世界で検索すると、よい解が見つかる。普通は、最近のエラーメッセージは詳細で対処方も書いてあるのだが、上記件に限っては、袋小路に入り込んでしまった。つまり、AlwaysOffといような乱暴で簡単な方法の使用を、MS社は嫌っているのかも知れない。
 しかしDEP無効にしても、今のところ心配はしていない。なぜなら、これまでずっとDEP無効状態だったし(プリンターが動いていた)、これからも、もしもアタックされたときはDEP有効でも無理なんだろうな、というぼんやりとした想像からだ。

参考1:XP SP2のデータ実行防止(DEP)機能を無効にする→今回実際に適用した方法論が分かりやすく書いてあった。
参考2:解説:Windows XP SP2で採用されたDEPの仕組み→DEPの勉強に適している。

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2009年5月31日 (日)

Macでウブントゥ:ubuntu(Linux)、ついでにフラッシュメモリーで軽々

0.はじめに
 詳細は省くが、疲れ切った土曜日の午後、帰宅前に突然テクノ心が燃えて、MacBookにubuntuを導入し、ゲーム「上海」を遊んだら、心身がすっきりした。全部で30分程度ですんだので、横臥する時間でLinuxが導入出来る時代だと、あらためて痛感感動した。

 感動したのは、実は帰宅寸前についでに8GBのUSBフラッシュメモリー(SONYの2800円)にインストールして、木幡に帰って使ったら、木幡マシンは何のきなしに軽くLinuxマシンになってしまった。

 きになってGoogleで探してみたところ、私は2007年の初夏にLinuxについて記事を書いていた。しかしその時はまだ重々しく、葛野や木幡のマシンにそれぞれ100GB以上のスペースをとって操作していた。それがいつの間にか消えたのは、記録スペースが必要になって、ある日無意識に削除していたからだろう。

 その記事よりも、この度はもっと気軽にMacでubuntu(Linux系の一つの製品名)、USBメモリーでubuntu軽々と、メモしておくことにした。

1.Windowsとは異なるLinuxの利点
 Linuxのことは2007年の記事ですこしまとめておいたが、もっと簡便にいうと次のいくつかの利点がある。
*無料でWindowsと同等、部分的にそれ以上の能力を発揮する。
*多くの、この世に存在する、あらゆるといってよいほどのソフトウェアが、Linux上ではほぼ無料で使える。
*毛色の異なる世界は楽しいし、windows世界からの自由を味わえる。
*USBフラッシュメモリー、たった一枚のCD、重装備のPC、いろいろな規模に応じて使える。

2.なぜMacBookでubuntu(Linux系の一種)
*ここ数年来インテルMac(CPUがインテル社に変化した)といわれてから、アップル社のコンピュータではwindowsが自由に動くようになっている。
*ところが、肝心のwindowsは数万円もするから(ヴァージョンアップ版では導入が困難)気分が悪い(笑)
*windows同等の環境を持ったLinuxを使えばその方が気が楽。無料で動く(はずだ、と推量)。
*何故MacOSX以外にLinuxを求めたのか?
 気晴らし。
 やはり、本当の世界はWIndowsでもMacOSXでもなく、
 UNIX→LINUXの系列にあると信仰。
 無料で最大の楽しみを持続できるのは、Linux系だろう。

3.Macでubuntu:情報の仕込み
*数年来、雑誌にはLinux系のOSがCD一枚で動くように売られている。LiveCDという。殆どのPCにCDを差し込むだけで各種Linuxが色とりどり、動く。雑誌価格は1300円程度。インターネットだと無料だが、丁寧な解説、応用の知識がまとめてあるので、まず一冊は入手する。私は、ubuntu製品が好きなので、それを主にした雑誌を選んだ。
*インテルMacで動くとは書いてなかったが、動くはずだと推理できるほどには年季がある(笑)。

4.Macでubuntu:BootCampでハードディスク整理(容量確保)
*ここ数年来のMac(インテルCPU搭載)には、アプリケーション/ユーティリティーというフォルダーにBootCampという基本ソフトが入っている。
*詳細はアップル社のサイトで「Macの基本/windowsを使う」というところに書いてある。
*このBootCampを使って、Linux用の領域を確保する。ただし、windowsの導入についてのメッセージしか出てこない。領域確保にはwindowsもLinuxも同じだと、推量した結果(笑)。
*当然、領域を確保したあと、「windowsをインストールしましょう」という所で、終わる。
*私のMacBookは2008年2月ころのもので、空き領域が70GB程度だったので、上記領域は20GB にしておいた。

5.Macでubuntu:インストール
*上記の4で適当な領域を確保したら、一旦Macをオフにする。
*雑誌の附録CDを差し込んで、電源を入れる。
*「オプションキー」を押したままに待つ。
*画面には、MacOSで起動するかCDで起動するかを聞いてくる。
*CDで起動する。
*ubuntu(ないし、そのCDに入っている特定Linux)がインストールし始める。
*インストールを始めたらMac問題はなくなって、純粋にubuntu問題だから、これは雑誌の解説を読む。
*ubuntuが動き出す(笑)

6.Macでubuntu:普通の使い方
*二回目からは、Macをオンしたとき、「オプションキー」を押したままにする。
*今度は、MacOSかWindowsかと聞いてくる。
*この「Windows」は、実は「Linux」(混乱せずに、素直にそう思うこと)
*「windows」を迷わず選ぶと、Linuxのubuntuが可愛らしく起動する。
*Macのままで使うときには、「オプションキー」を押さないだけで、これまで通り。

7.Macでubuntu:何をする?
*少なくともwin系のオフィス・ファイル(wordの.docとかエクセルの.xls、パワーポイントの.ppt)がMAC上にあれば、クリックするだけで対応アプリケーションが動き出し、ほとんど違いはない。
 (注:違う! と叫んだときに瑣末主義に陥っている。何が本質なのか。)
 (ワープロは日本語で文章が書ければよい。表計算は縦横、正しく計算すればよい。)
 (ただし搭載されているOpenOffice.org は世界中で定評があり素晴らしい。)
*ネットのブラウザは、ubuntuではfireFoxが定番でセットしてあった。
*画像はそのまま一覧で見られる。動画は.mpgについてはちょっと解説を読んで操作が必要。
*残念ながら、私の主とする「一太郎ファイル」はそのままでは扱えない(苦笑)。
*ゲームに、上海がある。これを遊びたいばかりにLinux(嘘ですよ)。
*あと、なんでも無料でできる。ただし、別途ダウンロードしてインストールするについては、いろいろ解説をよまないと難しい物もある。

8.Macでubuntu:USBメモリー起動
*ubuntuの画面に「インストール」というアイコンがあるので、8GB程度のUSBを差し込んで、そこにubuntuをセットする。
*USBメモリーの場合、おおよそシステムに4GBは必要なので、8GB以上のUSBフラッシュメモリーが重宝。
(↑私が使ったubuntuは9.04版です。上記の4GBとか8GBは間違い・不要かもしれません。類似例を他でみてみると、以前の版では小さなUSBメモリでちゃんと動かしている事例がありました。まあ、動くのだからよしとします(笑))
*USBは転送速度が遅いのか、時間はかかる。数十分。
*完了したので、木幡研に持ち帰り、winPCにUSBを差し込んで、起動指示したら、おお、動き出した。
*あまりの簡便さに、私は数分間笑いが止まらなかった!

追記
 以上のことは、Macオーナーなら知っていることだろうし、目新しい話でもないと思ったが、鎮痛剤でぼんやり疲れていても、あまりに簡単、あっという間にMacBookがLinuxBookになったので、新鮮だった。
 USBフラッシュメモリーによる起動(ubuntuのUSB版は起動時間がゆったり)も大したことではないが、それでもPCを問わずに差し込むだけで動きだすのだから、携帯性はすごい。
 (既存のwinPCには一切手を触れず、すませられる)
 (起動するとき、USBから立ち上がるようにするのは必要: 一般には、PC電源オンのあとDELキーを押す。画面の中から、起動の優先順位をみつけて、USBメモリーを先頭にする)

 以上のことは写真など添えればもっと分かりやすくなるが、それは疲れることなので止めておく。写真などなくても、あっというまにMacもWinもLinuxになるのが、現代の普通の話。

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2007年7月23日 (月)

涼夏2007PCの自作:目次とまとめ

アクリル透明マシン:涼夏2007PCの製作記
 こうして2007年の6月から7月にかけて、一台のPCが完成しました。
 その名は、涼夏2007PC。
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<1> 目次

1.涼夏2007PCの自作 (1)アクリルケースとファン、電源

2.涼夏2007PCの自作 (2)ハードディスクとDVDのセット

3.涼夏2007PCの自作 (3)マザーボード(GA-G33M-DS2R GIGABYTE社)

4.涼夏2007PCの自作 (4)グラフィックスボード(EN8600GT SILENT/HTDP/256M)ASUS

5.涼夏2007PCの自作 (5)メモリ:A-Data社 DDR2 SDRAM PC2-6400 ADATA 1GB & Heat sink

6.涼夏2007PCの自作 (6)CPU:Intel Core2 Duo Processor E6600

7.涼夏2007PCの自作 (7)配線とアクリルケース

8.涼夏2007PCの自作 (8)RAID設定(WindowsXP)とグラフィックスボード


<2> 製作費
 各部品の詳細は、↑各記事にある「写真」をクリックしてください。

(1) ケース→ アクリ屋ドットコム製 M-acky type-S クリアー(帯電防止仕様)
  26040円 
  名前「涼夏」の由来の通り透明なアクリル製です。
  工作精度に高い満足を得ています。

(2) 電源→ Evergreen SilentKing5 450W
   6980円
  HD:ハードディスクを3機や、グラフィックスボードを装填予定だったので、
  450Wにしました。
  M-ATX仕様のケースだと、余力があると思います。

(3-1) ファン1→ AINEX HDC-502BK(5インチベイ用、4センチ2連装)
   980円
  正面の5インチベイはDVDを一機しか使わないので、
  あまった空間を吸気用ファンに使いました。

(3-2) ファン2→ AINEX CFX-80S(8センチファン静音)
   2760円(1380x2機)
  一機を吸気用として底面に、他を排気用として後部に使いました。

(4) マザーボード→ GIGABYTE GA-G33M-DS2R
  18980円
  2007年6月発売のとれとれでした。(6月末購入)
  しかし、総ての部品に対して安定しています。

(5) CPU→ Intel (LGA775) Core2Duo E6600
  29680円
  価格、性能構成からみると中庸です。
  昔のに比べると速いです。しかし、他の部品からみると高価です。 

(6) グラフィックスボード→ ASUS:EN8600GT SILENT/HTDP/256M
  20800円
  2007年5月発売のとれとれでした。(6月末購入)
  nVIDIA社のGeforce8600GTというチップらしいですね。
  こういうのは高価ですが、マシンが変身しますね。
  PCはグラフィックスボードによって見違えます。
  (授業の合間にゲーム、がんがん! 嘘です)

(7) メモリ→ A-Data DDR2 SDRAM PC2-6400 ADATA 1GB (ヒートシンク付)
  12960円(6480x2枚・計2GB)
  すでにDDR3が話題ですが、廉価高速のDDR2にしました。
  ヒートシンク付きなので、マザーボードを華やかにしました。
  
(8) ハードディスク→ HITACHI HDT725032VLA360 (SATA2、320GB)
  24960円(8320x3機)
  RAID5を組み込むために3機も購入しました。
  実際はRAID1にしたので2機で充分、一機捨てましようか(笑)
  (後でLinux専用にしました)

(9) DVD→ Buffalo DVSM-X1218FBS-BK
   6980円
  SATA接続で黒のものを選びました。1CD-Linuxを触っていると、
  DVD装置の高速性はストレスを軽減してくれます。

(X) 小物→ コードタイ、ケーブル、IEEE1394&USBソケット
   3000円
  これらの小物は店頭で適当に購入。
  廉価品ばかりにしました。

総計 154120円

 こういう結果ですが、初めての方だと、Windowsや液晶やキーボード&マウスで、あと4万円程度必要になり、総計20万円弱です。市販の高性能マシンよりも廉価ですが、「10万円で自作!」とか「5万円以内で作る」とかいう話からは遠いです。

 これでも中機能の作品ですが、ハードディスクを1機にして、メモリを1GBにして、グラフィックスボードをオンボードVGAに任せ、補充小物を止めるなら、あっという間に10万円少しになります。最新のマザーボードと、E6600程度のCPUは、引けませんねぇ(笑)。ああ、アクリルケースを止めて鉄板ケースにするなら、一挙に8万円になりますが、それでは製作した甲斐が無くなります。

 止めましょう。何事も資金投入というのは、算段あってのこと。これでよいのです。
 ともかく職場やご自宅のパソコンの諸元をよく御覧になって、この涼夏2007PCの潜在能力を一度想像してください。そりゃ、まあ、……。マニア以外の方なら、あはは。(と、爆笑)

 部品調達は殆どをドスパラ通販。小物とグラフィックスボードは京都駅八条口のソフマップ。アクリルケースはアクリ屋ドットコムでの通販でした。また工具類は、+-ドライバーと、ラジオペンチ、白手袋だけでした。このうち、ドライバーだけが必須です。

 製作時間は、実際には20日間ほどかけましたが、専念するなら部品選定調達・申込みに1日、組立に半日、ソフトのインストールに半日、合計2~3日でできます。

<3> ほっと一息

 涼夏2007PCがうまく動いていることと、そしてこの「目次」記事をかいていることで、なにか「ほっと」した。
 自作PCは2004年6月(葛野2004P黒の製作)以来のことだった。だから最初は危ぶんだ。つまり、まるで十年二十年大昔のことのように思えて、たった3年でも雑誌やネット記事を眺めると見知らぬ規格や名称で一杯だった。

 まずCPUがそれまで慣れ親しんだペンティアムという言葉が消えてCore2Duo、ハードディスクもSATA2とかeSATA(External Serial ATA(外付用))とか知っているようで知らない規格だった。メモリもDDR2、マザーボードに至っては、分からないことだらけだった。

 目途にしたのはCPUとマザーボードだった。CPUがマザーボードのCPUソケットに合致するかどうかが先決だった。具体的には、インテル社のLGA775タイプ・ソケットだった。
 CPUは世間の大勢につきインテル社にしたので、後は自動的にマザーボード規格も決定し、メーカーは「その時」一番ぴったりしたギガバイト社になった。マイクロATX規格のマザーボードは品種が少ないので決めるのが楽だ。

 製作目的はRAIDとグラフィックスだった。前者は「記録」の方法論を経験したかった。後者は動画の表示、全体の表現を高めたかった。どんなことでも経験する前は霧がかかって見えないものなので、一度試してみたかった。
 結果としてハードディスクを縦横に使いこなすことと、PC全体の底上げを経験した。大量テキストとか長大なビデオ録画を容易に扱うにはスピードや記録容量の豊かさが必要だった。

 部品が集まったらあっというまに完成するのが自作PCだが、あえて少しずつにした。
 楽しみは取っておく、それと、まとまった時間が難しかったり、体調が絶不調だったことにもよる。

 RAID設定は、なにかと気苦労だったが終わってしまえば楽々。
 WindowsXPのサービスパック2が必要のようだ。

 最後に透明ケースの中に温度計を設置した。今回の自作で一番心が躍ったアイデアだった。
 小型金魚鉢とか、フラワーアレンジメントとかで飾ることは前から想像していたが、それよりも即物的な温度・湿度計の方が身に合っていた。研究室を訪れる者達にも、さりげなく「透明だと、ケース内部の温度がアナログで見られるからね」と、胸張って言えるではないか(笑)。

 さて、次は~。
 次は、涼夏の使い心地を折にふれて。1CD-Linuxとか、Javaアプリケーションとか、気になるソフトがどんな風に動いてくれるのかを、試していきます。

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