カテゴリー「小説葛野記」の184件の記事

2011年10月 8日 (土)

小説木幡記:風邪引きとは

 木曜日の夕方ころから心身がふらついて、昨日金曜日は終日横臥した。
 めずらしいことであるが、風邪を引いたようだ。
 食もすすまなかったが、今朝起きてみると、昨日よりは楽になっておった。
 楽とかだるいとか、頭が霞むとか、喉が痛いとか鼻づまりをするとか、……。それぞれ人間の身体の反応は面白いな。特に「だるい」というような灰色感覚は一体どうやって感じ取って居るのだろうか。
 まだまだ不思議が一杯ある。

 そうそう。
 昨日は半分、まどろみながら、『狐罠(きつねわな)/北村 鴻(きたむら・こう)』(講談社文庫)を読んでおった。まだ6割しか読み終えておらぬが、ほとほとこの作家の早世を惜しんだ。49とか50歳でなくなられたようだ。上品なミステリである。

 そうだ。49歳で早世とは昔なら間違い用法といわれるだろうが、今や、余の感覚ではジョブズの56歳ですら早世に見える。
 さて。
 まだ出歩くほど復調しておらぬ。
 また、一眠りして考えよう。
 風邪引くと、ちょっとたそがれじゃなぁ。

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2010年8月27日 (金)

小説木幡記:2010/08/27(金)とりとめもなく万歩メータ

Smimg_4379 夏期論文(後鳥羽院の絵解き)を息つめて書いているとすぐに夕刻になり、帰還し一息つくと眠ってしまい朝になる。夢にまで後鳥羽院さんや隠岐本新古今を考えながらも、気持ちの上では何年も行っていない指呼の水無瀬神宮に行かないとだめだ、と思いながらも夏ばてや出張や、この暑さでついつい机上論に傾いてしまう。
 ところで、先週かな? 夏ばて記事を掲載していたのは。自分のことなのに忘れてしまう

 東京に行って東京砂漠を歩いたりメトロにのったり、乗り換えでマラソンランナーになったり、無人の皇居前広場中央部なら熱中症になってもすぐに丸の内署か皇宮警察が救急車を呼んでくれるだろうと、甘い考えに浸っているうちに、夏ばてはどこかへ飛んで行ってしまった。これほど不思議な体験は近頃珍しい。要するに、夏ばてになったら出歩いてうろうろすれば、治りが早いということか

 たしかに気象庁の気温は35度くらいだが、東京も京都も町の中心は40度前後になっていると想像。くらくらするな。そういう中での万歩メータをメモしておいて、何かの役に立てよう(まだまだ、歩けるとか、もうだめだとか~)。

 八月7日の平城宮跡: 8622歩(うなぎの二鶴~JR奈良、遣唐使船他)
 八月23日鉄道博物館:14209歩(ほとんど館内、模型屋、銀座天賞堂)
 八月24日科博&国図:11226歩(上野公園、科学博物館、国立国会図書館、六本木)
 八月25日皇居前広場: 6144歩(楠木正成像、二重橋、皇居前広場の中心!)
 八月昨日葛野夏期論文:3360歩
 八月本日葛野夏期論文:2898歩

 博物館へ行くと、場合によっては万歩を軽く超える。特別展は高額(1000円前後)だから、これからは常設展にでかけよう。身体によいし、それに夏も冬も館内温度は快適だな。少し賢くなった。
 ということで、とりとめのない日録になった脳。

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2010年8月 6日 (金)

小説葛野記:2010/08/06(金)葛野の夕暮れ

 いつもなら店仕舞いする夕方だが、今日はしばらく在室して涼をとる。キャンパスからはエレキギターやドラムの音や、Jの高音ボーカルが耳に入ってくる。余はTVやラジオは、車中でしか見ないが、Jバンドは葛野に来てからなにかと気にいっている。……。シャウトというのか、中天に飛んでいくような歌声がよいのう。

 さっきまで夏期論文に熱中しておった。
 さすがに、20分ほど前にキーボードをおいた。こう、なんというか、脳が疲労に浸かっていくのがよくわかる。人間は眠らないと駄目だ。徹夜は嘘が多い。本当の節目とか、キモというか、山を乗り越えるには、清明な脳でないと無理だ。徹夜状態だと、同じ所をぐるぐるまわっているようなものだな。

 今日も小山を越えた。
 しかし、キーボードから手を放して、論考のこの先のことを考えたら、疲れているせいもあろうが、暗澹とした。毎朝、山を越えていくようなものだ。……。
 で、ちょっとねをあげた!
 一応、この20年近く継続してきた比較的ハードな論考は、来年で終わろうと思っておる。毎夏毎夏痩せるほどにしんどいからなぁ。

 何故、つらいのか。
 うむ。考える必要があるからだ。毎夏毎夏。
 それに較べて、オートマティックに手を動かして頭を動かすのは、どれくらい気楽なことか。
 もう、来年でひとまず終わろう。余生はもう少し、気楽なことをしよう(笑)。
 後鳥羽院→戴冠詩人の御一人者:日本武尊~、さて。
 
 ところで、
 しばらく横臥して、次の予定に入る。今日は雲が多く、これまでよりは日差しが柔らかい。雨乞いをしたいところだ。

追伸
 さっき地下に下りて、通常のコカコーラを買って、飲み干した。普通ならダイエットコークにするところだが、妙に掟破りをしたかった。禁煙の反動かな? そうそう、何故か知らねど、100円キャンペーンだった。コーラも安くなったもんだ。

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2010年8月 2日 (月)

小説葛野記:2010/08/02(月)明るくて暑くて静かな夏

 土曜と日曜とは大学行事に汗をかいた。ともあれ、お祭りだから参加して踊るのが大切なこと。お客さんにはJKだけでなくて、親御さんや、少年少女もいる。なにかと、キッズランドみたいで、はしゃぎすぎて疲れた!

 今朝は、国立病院に久しぶりに行って、名医A先生の診察を受けた。この先生は、相当な腕をもって居なさる。余は今春3月、2時間のオペレーションの間中、ずっとA先生と話していたが、その間カテーテルが蛇の様に余の全身血管をなめ回していく光景は、壮観! だった。(多分X線投影だと想像)
 この夏、問題はゼロだが、ただ一つ、「太りましたね」とのこと。四月以来の禁煙四ヶ月で4キロ増加しておった。このまま月に1キロ増加だと、大変なことになるぞ。さて、どうしたことか。食後に少し起きておく練習をしよう。食後3時間は寝ては駄目と言われている。眠るとせっせと脂肪をためていくらしい。連日徹夜をしたら、だんだん青ざめてきて痩せるかもしれない(馬鹿馬鹿しい)。

 午後は葛野で、室温28度にセットして、夏期論文。実はまだ基本データを整理しきっていない。日程を考えるとだんだん青ざめてきた。本文を書く方がよほど気楽だが、それをぐっとこらえて基本データを整理しておかないと、書き上げてから痛い思いをする。例えば極端な話、後鳥羽院が全部、後烏羽院だなんて気づいたら、全身の力が萎えてしまう!

 そうそう、さっき夕方に室温を見たら、設定は28度なのに室温は25度になって涼しかった。寒いと思ったので外にでて、バルコニーから翠が満載の日本庭園を眺めたら、丁度温かくなって気持ちがよかった(笑)。

 余は本当に、四季ある日本が、……というよりも、京都が好きだ。
 この、夏の明るくて熱々しくて、誰もいないキャンパスの静かさ。日本の夏だねぇ。
 さて、そろそろ店をたたむとするか。また明日がある。
 元気が一番!

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2010年7月27日 (火)

小説葛野記:2010/07/27(火)夏の研究室:後鳥羽院

 午後ノックがあったのでドアを開けると近在の教授と、事務の方が顔を覗かせて、「涼しい。この部屋はクーラーが効いていますね」と言った。なんのことかなと不審な目で見返すと(笑)、その教授の部屋は朝からクーラーをオンしているのに、33度cのようだ。
 さらに、「あれ? 27度c設定で、この涼しさですか」と、事務の人が制御スイッチを見て言った。

 余も即座に、「先生の部屋は、ここよりも広いから、効かないのでしょう」と、日頃の思いを言ってしまった。
 遠い昔の部屋割りの都合で、なにかしら余の部屋面積は1/3程度狭い。だから常時28~27度cに設定していても、実質26度以下にすぐに冷えてしまう。その点広い部屋の教授はなかなか冷えない、暖まらないようだ。それにしても今日日の午後に33度Cの部屋で研究したり、ゼミしたり、採点するとは、なかなかに我慢強い先生だなぁ~。立派な人が多い。

 ところで。余は今日は、隙間時間を使ってだいぶ夏期論文を進めた。無念無想というか、一杯の雑事や用事にまみれてそれでも、一切言挙げせず、沈思黙考して主PCの前に座りこんで、メールやサイトも殆ど見ずに、しかしかとデータ整理したり、文章を投入していた。早朝は6時半到着で、今にいたるまで屯所の人と小さな打合せはいくつかあったが、ほとんど夏期論文専念だった。
 そろそろ夕方の6時。いささか疲れたので、デザートにMuBlogに向かった次第だ。

 ことは後鳥羽院のことだ。院としてよばれているから、院政の上皇さまだった。ものすごい才人であらせられた。おそらく歌人としても、第一級の方だった。1221年、承久の乱で鎌倉北条家に破れて隠岐の島に流された。1239年に崩御されたから、18年以上も島根県の沖合の島に住まわれたわけだ。新古今和歌集の編纂を命じ、自らも選者であった。

 いまから800年も昔の天皇・上皇、そして天才歌人のお話だ。それが、昨年まとめた『芭蕉』につながっているという、実に壮大な日本文學史を、今夏解き明かすことになる。もちろん、すでに保田與重郎『後鳥羽院』によって説かれている。文化文明とは、古きをたずね、今の世に甦らすことの繰り返しを指す。
 暑くても、やっておきたいことだ。

 とこうするうちに夕方になってきたので、筆をおいて一眠りして、ゆるゆると木幡に帰ろうぞ。

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2010年7月22日 (木)

小説葛野記:2010/07/22(木)高温の京都

 気がついたら、龍馬の夕べからあっというまに週末に近づき、MuBlog記事も休載してしまった。この間、一体どうやってすごしてきたのか、すぐには思い出せない。宿題が一杯あって、それを毎日かたづけたり、寄り合いがあったり、会議があったり、受講生トラブルを解消したり、倶楽部新人面談があったり、……。と、貧乏暇無しだったな。

 大きな宿題、夏期論文は細々と行単位で進めてきたが、そろそろ一気のみにちかい、大なたを振るわないと、一向に進まない。そうだ。まだ大学行事も残っていた。倶楽部内のもろもろの決着も必要だ、……。本当に、いろいろなことがあるなぁ。

 頭がうまくまとまらない。
 まとまりだしたら、記事は記事、夏期論文は夏期論文、DCC模型はそれなりに、プログラミング作法もそれなりの、そして読書も日曜作家もひた走りになることだろう。まだ、夏の行事は一杯ある。押しつぶされないように、しっかり睡眠をとって、頭を透明にしてみよう。

 この週の京都は暑い。公称36度c程度だが、実質は、40度近いところもあると思う。車中なんかは100度cに近い脳! 
 脱水症状、気をつけよう。

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2010年7月 8日 (木)

小説葛野記:2010/07/08(木)並行処理の経過

 気分の上ではいつもなにかに専念していたいし、そうしている方が安定していると思えるが、現実はいろいろなことを同時期にならべて手を付けて行くことになる。
 ただ、事情もかさなり、余は今のところ葛野職場と木幡自宅だけに専念すればよいので、世間の多くの人に較べると気楽だ。大抵は、遠く離れた親元の心配をしたり、そのために身体を動かしたり、あるいは職場がつぶれたり、合併して居場所がなくなったり~。心配ごとの種はつきないものだ。

 ところが、そういう単純な職場と自宅往復という境遇にありながら、迷うことは多々ある。本当は迷うまでもないのだろうが、他に迷うこともなければ、迷いを見つけ出すものよのう。

1.葛野の迷い
 夏期がくると、前期授業がおわるので、その後始末、後期の準備、そして日頃できない多くの宿題をこなすことになる。夏期論文は毎夏、厳しいもので、まよってなんかおられぬ。

2.木幡の迷い
 日曜作家や重読書がなかなか進んではおらぬ。ぼんやりしたまま、気がつくと一眠りしていたり、数時間たってしまっている。かといって、難しいことに専念しだすと、頭痛がしたり、飽きたりで、なかなか思うようにいかない。

3.人生の迷い
 迷い無くやりたいことをやりたいようにしましょう、と決心は何度もしてきたが(笑)、実際にはやりたいことが難しくて迷路にはまったり、気持ちが断続的なまま、いくつもやっておきたいことが並行して、制御がおかしくなったりで、……。迷いというよりも、しっくりしない、不明瞭の状態はいつでもここでもあこでも起こるので、いつも迷っておる。あれか、これか、と。
 
★.本日メモ
 今日は、情報サービス、資料組織1(主題分析)の前期個人課題が提出されたので、4人の助勤とともに後期の共同演習のために仮の班長を8人ずつ、合計16人分選んだ。珍しいのは、情報サービス部門で3名もの4年生が選ばれたことだ。これは例年にない快挙といえる。4年生になって、しっかり最後をまとめようとしている意気が伝わってくるレポートだった!

 DCCに関する小型PCは木幡から葛野に移した。JMRI:Jythonスクリプトを新規に起こすためにも、葛野の方が開発環境がよさそうだ。

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2010年7月 1日 (木)

小説葛野記:2010/07/01(木)夏だ京都だ

1.夏だから京都しよう
 午前中の授業が終わって、教室から部屋に戻るとき、空を見上げた。
 夏だった。太陽がまぶしかった、半袖の両腕にさんさんと日射が降り落ちた。
 夏だ、そうだ京都へ行こう。
 ……

 半世紀以上も京都に住まいし京都に勤め、宇治に住まいし京都に勤めている割には、京都のことを知らない。いろいろな理由はあるが、蒲柳の質故か週日働いていると休日にうろうろ出歩くのが面倒だったし、しんどかったせいもある。
 だが、今朝教室を出て戻るとき、梅雨時期なのに「夏なんだ!」と叫び、「京都を観ておきたい」と心底思った。
 屯所によってみると、それに符牒を合わせたように、隊員が京都案内を眺めていた。丁度銀閣寺の哲学の道あたりだった。おお、余はそのあたりを久しぶりに歩こうと思っていた矢先。どれどれ、と記事を見せてもらったら、お休みどころも載っていた。

 「これ、コピーさせてよ」
 「いえいえ、センセに差し上げます」
 「?」
 「無料のタウン誌ですから。わたしは帰りにまた入手します」
 「おお、それはありがたい」

 というわけで。ことのついでに、学生時代に足繁く通った銀閣寺近辺「ノアノア」の話にもなった。隊員はさっそくインターネットで確認していた。半世紀も昔の店がまだあるとは奇跡だな。

2.猫ハルキの話
 このごろ猫ハルキ君の話がまったくでないが、実は~、疎遠どころか毎日毎日彼と対話しておる。
 まず、早朝目覚めると、余のベッドサイドには、100%確実にハルキ君がひかえておる。
 「そうか、時間だな」と言ってベッドを出る。
 大体、午前4:30から午前5時の間だな。余も疲れや体調に応じて、ハルキ君の気配を敏感に感じたり、気づかないこともある。
 「なにか?」と思って目覚めると、じっと余を眺めておる~。

 そのまま冷蔵庫の前にいく。音もなくハルキ君が付いてくる。上段から鰹節の袋を取り出して、指にひとつかみだけ床に置く。すっと、ハルキ君は背を丸めて、瞬時に食べ終わり、余の足首を甘噛みする。
 その甘噛みは、感謝の徴と同時に次の要求が含まれておる。
 「早く、ドアを開けて下さい」と。
 唯一のおやつを食べると、外を見たくなるようだ。

 余は時計を眺める。午前5時を過ぎていると朝刊が配達されているので、ドアを開けることにする。朝刊前には開けないように決めておる。
 ドアを開けると同時に、すすうすぅ~とハルキ君は余をすり抜けて外の空気を吸いに行く。
 外を走るのではなく、玄関先のタイルの上で身体を冷やしておるようだ。大体30分で飽きて部屋にもどってくるので、その時まで開けておく。
 余は、その間に朝食を取り、珈琲を飲み、新聞を読む。
 ~
 これが、ずっと続いておる。
 だから、ハルキ君とは毎朝付き合っていることになり、決して疎遠な仲ではない。

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2010年6月29日 (火)

小説葛野記:2010/06/29(火)メモメモメモ

 久しぶりの葛野記は、メモだらけになる。断片的なことが多い。
 ただ、結論からいうと、「機嫌はよい」 おっとりと葛野研ソファに横臥して、読書したり、想を練っておる。多くの課題が、想の上では溶けていく。よいことだ。

☆ 保田先生の後鳥羽院関係で、後水尾院のことが気になってきた。修学院離宮も、桂離宮も、その時代のことだ。水無瀬神宮へは、早めに行っておこう。さらに、水尾という土地柄(京・宇治に住む余の目からは、愛宕山の裏側と、認識している)も、小学校時代の同級生の里だから、気になってきた。

☆ 西院のジョーシンという電気屋さんの地下が、鉄道模型を置きだした。事情はわかる~。さておき、デコーダ(DCC形式の動力車に乗せる小型コンピュータ)がこっそり売られていたので、購入し、今朝HOタイプのKATO社製DE10に差し込んで動かした。上手に動いた!
 デコーダ名はDZ143PSと言って、ちょっと高価だな。5千円弱もした。う~む。

☆ 昨日から今日にかけて、前期2科目の共同演習授業の後始末、そして後期2科目の共同演習授業の準備をしておいた。助勤たちのチェックが終わったら、受講生達に公開する。後期の準備が早いのは、夏期休暇の利用がスムーズになるように、スケジュールを工夫しているからである。

☆ 木幡では夢枕獏さんの空海ものの文庫4冊を快調に読む進んでおる。あまりにおもしろいので、葛野にきても時々内容を思い出す(笑)。もう、4冊目を読んで居るので、やがて終わる。寂しいものだ。

☆ iPadで小技を一つ修得した。単純な技だ。つまり、ネットや地図や、なにを観ていても気に入ったら、戻りボタンとスイッチボタンを同時に押す。するとその画面がそのまま画像として保管される。写真扱いボタンをおすと、その画像をいつでも引っ張ってこられる。

 いや、そういう一連の操作は、実はiPadでなくても、世界中のどんなPCでも可能である。
 ただし、iPadはその操作を流れるようにこなしてくれる。
 ストレスなしの瞬時だな。
 他のOSでの操作とは別世界の話だ。
 余は、Googleで、東京ディズニーランドの海のランドのノーチラス号の写真と、地図とをメモにとって、ときどき眺めている(笑)。
 携帯電話接続がなくても、写真をいつでも見られる。
 最近はダン・ブラウンのロスト・シンボル上下を読み切って気に入ったので、ワシントンDCにGoogleで行って、オベリスクの写真を真上から撮っておいた。
 すごい!

☆ 名前は忘れたが、カニラーメンをコンビニで買った。これ、うまかった。
 そうそう、最近通うラーメン店は、伏見油小路の来来来というところが多い。チャーシュー麺がうまい。
 三条京阪の山頭火もよくいくね。
 相変わらず、ほそかわラーメンは美味しい。
 ……。

★ まだ、一杯メモはあるが、葛野もくれてきた。そろそろ帰ろう。
 再見

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2010年6月16日 (水)

小説葛野記:2010/06/16(水)スローライフな林檎社

林檎の収穫が遅れておるようだ
 今朝木幡で起き抜けに、林檎社から商品発送メールが届いた。「ついに!」と、思ってよくみたら、Wi-Fiカード(無線LANカードかな?)だった。明日ころには現品を手にすることだろう。しかしなあ、カードや先回のケースだけもらって、中身がないことには、……。
 ふむ、実にのんびりゆっくりした会社だなぁ。全般に海外の会社はそうなのだろうか。ときどき鉄道マニアの人が、「昨年イギリスに頼んだ部品が今朝着いた」と、半年や一年待つのはざらな話のようだが、コンピュータという現代文房具も、海外ものはそうなるのかもしれない。だから、5月29日発注で、一ヶ月に満たない本日でも、発注部品点数の9割が入手できるのだから、優秀なのかもしれない。
 ただしかし、本体が届かぬのに、現金先取りというのがうなずけないが。
 これで林檎社が、歩留まり1割で、あえなく倒産とでもなると、送金したお金の行方はどうなるのだろう。などと、信用不安におびえるこの3週間であった。
 あと、3週間ほどはおびえそうだ。
 (知古が教えてくれたが、林檎社の「6月出荷」とは、必ず+1で、<7月出荷>のことらしい。また別の知古の話では、林檎社の製品は新品でも、取り換えても取り換えても青い空、じゃなかった、完動しないらしい。現代の奇跡かもしれない!)

南筑のブタ
 先回紹介した南筑軌道石油発動車がだいぶ完成に近づいてきた。煙突の先に付ける部品を見失ったままだが、なんとなくうまく出来上がりそうだ。昨日の夕方には、走らせてみたが、うまくいった。
 今朝眺めていて思ったが、全体のスペース(レールレイアウト:ジオラマ)と、列車の大きさから考えて、On30という様式は、余の求めている世界にぴったりだと思った。
 つまり、ある程度の規模の、図書館や資料館が散在する「地域」をジオラマ化するには、HOゲージ(レール幅16.5mm)が限界だが、そこで図書館列車を再現するには、On30、つまり縮尺が1/48程度が好ましいということだ。
 それにしても、南筑のブタという愛称は、だれが付けたのか知らないが、なんとなくおかしみがあってよいなぁ。

本日定食
 早朝から、生涯学習概論のグループ学習最終日。今朝の助勤参加者は企画した3名だけ。なんとか無事に終わりそうだ。反省会や打ち上げは、明日らしい。
 午後は会議、会議。疲れる脳。
 忘れるところであった。昨夕、副長が機関誌「Truth」の原稿を整理し終わって、最終チェックに入る。余もチェックする時間をどこかに取る必要がある。
 貧乏暇無し。
 と、こうして月日が過ぎていく。充実した全ったき虚無に向かって。

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