承前:小説木幡記(追伸):2009/05/16(土)五月の猫ハルキ

↑2009年7月30日の、猫ハルキ
先回猫ハルキの写真を撮ったのが5月の半ばだった。それ以降心身低調でずっとカメラを向ける気力がわかなかった。ようやく、一昨日にハルキ君の様子が面白かったので、数葉収めておいた。感想は、ともかく「ずっしり重い」の一言につきる。このまま来年になると、10キロ前後になって、抱きかかえるのが難しくなるかもしれない。
普通、この「ノルウェーの森猫」は6キロくらいで止まると聞いているが、あまりに成長が激しいので、ついついコタツ猫じみた巨猫を想像してしまう。
暑いせいかこのごろは寝てばかり居る。寒いところから来た猫ちゃんだからしかたなかろう。玄関の土間部分がタイルなので、そこに横たわって顎だけあげて部屋を眺めていることがある。猫も賢く行動していると思うと、笑える。贅沢にも、クーラーをハルキ君のために運転する時間が長くなった。そのうち氷柱でも部屋の真ん中か、風呂に入れておけば、北極熊さんみたいに楽しんでくれるかも知れない。
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↑夏のハルキ百態(クリックで大きくなります)
ハルキ君は、素早いので寝ている時しか写すことが難しい。最初の2枚はソファ地が温かそうなので、5月末の写真とわかる。首筋だけを撮したのは7月はじめで、この首筋のラインが以前から気に入っている。正面むいて猫式正式なフォーメーションを組んだときは、まるでライオンのたてがみのように見える。
一応長毛に属するようだが、毛繕いが激しい割りには、毛玉は目立たない。みたことはないが、丸くて小さな物らしい。長兄のまたりん翁は、毛だらけ猫だったので毛玉も大きかった。
食事は相変わらずカリカリだけで、ここまで大きくなった。ただ、この一ヶ月は毎日2回だけ、鰹節をひとつかみずつ好んで食べる。冷蔵庫から鰹節の袋を取り出すと、かさこそと音がするだけで、別の部屋から全速ではしりぬけてくるのだから、「猫に鰹節」という格言が出来そうだ。(いや、あったかな? 猫にマタタビはあった)
7月始めに、例の手術をした。その日は少しだけおとなしかったが、翌日からは元気もりもりに戻っていた。なんか、獣医さんに欺されたのかも知れない(笑)。ともかく、元気なハルキ君をみていると、安心する。
そうそう、メモ。
実は風呂にはまだ一度も入っていないはずだ。それなのに、無臭。白系の長毛がうすら汚れている風にも思えない。相当に毛繕いが上手な猫系なのだろう。
食事のカリカリと、御手洗いだけで、今のところ手間はかからぬ。ただし、「遊ぼう!」は、またりん翁に比べると百倍うるさい。またりん翁は殆ど常に高Pルックスだったが、ハルキ君は朝からしっぽや胴体を絡ませてくる。ほとんど鳴かない。ないても、小さくミヤウ、ふにゅ、という音しか聞こえない。変な猫君(ねこぎみ)であるわいな。