小説木幡記:楠木正成のこと

楠木正成像(東京)
楠木正成(くすのきまさしげ)は戦前には有名な人だったとのこと。今は日本史を丁寧に学んだ学生とか、時代小説の好きな人以外には、あまり知られていないと思う。
余はさまざまな事情により、若年時から気になってきた人だった。
その関係小説があったので、なにげなく手に取ってみたら帯に「これは日本版『ダ・ヴィンチ・コード』だ。」という惹句が目に入り、無意識に買ってしまった(笑)。
だいたいからに、欺されやすいのが余の身上であった。だから佳いことも多い。
で、
一気に読み終えて、感心した。「こういう風なとらえ方もあるんだなぁ、と」
太平記時代、そういえば後醍醐天皇皇子、大塔宮護良(もりよしとかもりながと呼ぶらしい)親王もなにやら変化(へんげ)、目くらましがお上手だった。楠木正成ほどの知将ならば、その生死も1000年間人を迷路に誘い込む手管を考えて実行したかもしれぬ(その史的死からは、まだ700年ほどだが)。
あの時代は、なかなかに興味深い。
参考
ダヴィンチコードとキリスト密教史(MuBlog)
ダ・ヴィンチ・コード/ロン・ハワード監督 (映画) (MuBlog)
| 固定リンク
「読書余香」カテゴリの記事
- 小説木幡記:楠木正成のこと(2013.06.07)
- 西の魔女が死んだ/梨木香歩 (感想:よい作品だ)(2012.06.14)
- 吸血鬼と精神分析/笠井潔:ミステリもよいものだと痛感(2012.02.04)
- 小説木幡記:パンとサーカス「日本の自殺」(2012.02.11)
- 小説木幡記:赤朽葉家の伝説/桜庭一樹、を読む(2011.12.12)
「小説木幡記」カテゴリの記事
- 小説木幡記:楠木正成のこと(2013.06.07)
- 小説木幡記:腰痛と信長(2013.05.28)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント
おはよう御座います
懐かしいダヴィンチ・コードが登場したので一言。先日、鎌倉の後醍醐天皇息女、用堂女王ゆかりのお寺、東慶寺(縁切り寺)を訪問しましたよ。
鎌倉では息子のモリナガ親王が殺されていますし、縁が深いです。
察するに、キリストが正統派南朝の後醍醐味天皇の血筋、その血筋を守るテンプル騎士団が闇の武士団、楠正成武士団という設定なんでしょうか。
どうも楠木正成という人物の出自が不明ですよね、河内の悪党の一派である事は違いがないのですが、ひょっとすると、やんごとなき血筋かもしれない。
どうも、天皇家は目に見えない人々に古来、守られているという説があるようですが、私もそう思っています。
お身体ご自愛下さい。
投稿: jo | 2013年6月 8日 (土) 05時32分
奇想天外な脚本ですね。
Jo説を映画化したら興行的にうけるのはまちがいないです。テンプル楠木党~よろしいなぁ。
ところで、縁切り寺は鎌倉にあったのですか。てっきり江戸と思っていましたが。
それがなんで後醍醐天皇の御息女(内親王だったかどうか)と縁があるのかと、きになったので今からネットで見てみます。
http://www.tokeiji.com/history/yodo-ni/
↑
概略はつかめましたが、護良親王とのご縁がまだわかりにくいです。
歴史は奥が深いですな。
投稿: Mu→Joさん | 2013年6月 9日 (日) 02時23分