小説木幡記:雑記帳>元気がでてきたかな? 三つ子の魂~
↑夏の鳥居本鮎「平野屋」
平成25(2013)年の1月~3月は病で生死をさまよった。
4月になって新学期に臨んだが、GWまでは依然として、講義時間以外はなにも出来なかった。組織からは「養生してください」という理解を得ていたので、ぽつぽつ授業をして横臥して帰宅していた。その間、心身とは悪い事態にも良い事態にも慣れるものだと思った。
つまりこの5月の黄金休暇週間が始まり、それを終えた頃に、元気が戻ってきたわけだ。
*まず単純なことからだが。
ベッドから即座に起き上がれるようになった。
食欲が定常的にもどってきた(4月ころは、バナナ一本で昼食をすませた日々が続いた)。
近未来への自由感を取り戻してきた(沢山の旅行、読書、コンピュータ系のもろもろ、日曜作家などなど)。
*そして眼前の仕事の濃淡が見えてきた。
5月からゼミ学生の追加個人面談時間を取りだした。
いろいろあるが3つの題目だ。{卒業論文、就職、個人部分}
卒論テーマ内容は昨年とこの4月のゼミ時間で大体の個々志向や流れを把握できた。
夏期休暇明けには全員草稿完成を指示した。
就職活動は、もともと余のゼミ生達が派手な就活タイプではないので(笑)、そこそこ安心した。
まあ、資質に応じてぼちぼちと、きばりなさいや。
個人問題は、全員異なった問題、軽重いろいろある。聞き役に徹することが大切だなぁ。
研究はしばらく休む。
暇そうな大学教授の隠居仕事と思われがちだが、真剣にやり出すと心身疲労が大きくなる。
充実感や世間体と引き替えに若死にするのは嫌じゃわい(けけけ)。
教育内容は。
大きな変化はないが、過去の見直しと現在・近未来への微調整だろうな。
*さて元気が一番でてくる隠居遊び(笑)
立て続けにRPGコンストラクタを入手し、毎夜眺めておるが。
数十年前に比べると格段の進化があるが、しかし、依然としてゲーム創造世界の裾野は狭い。
極端なプログラミング言語志向、これはゲームアルゴリズムを達成するために必須だが~
Cから派生して、いまではC++やC#が盛んだ。
余の学科の他のゼミでは、C#が卒論のネタになる学生もおる。
あるいは無料、強力・昔懐かしい風姿をもつ書式・HSPの隆盛。
あるいはJavaScriptも息を吹き返しておる。あるいはRubyゲーム・スクリプト~
そうそう、数年前にJavaでゲームを試したが、そのときは「処理が遅い~!!」
つまり期待値が大きすぎて、遅く感じ、あげくにノートマシンが熱暴走した。
PascalやDelphiは息絶えかけておるな(笑)。残念だな。
意外に、Pythonゲームは未来がある。
~いろいろあるぞ。
RPGコンストラクタ自体の数はワープロ並に種類が少ない。
数週間で見た範囲では、日本語RPG関係では、有料が一つ、無料が一つ。
ただし、両者ともに、深い感動をもたらすほどの充実がある。
ともあれ、無料で使え再配布可能なWolfRPGは本邦の誇りじゃね。
若いゲーム創造者や、一般教育世界での最良のツールとなっておかしくない。
つまり、コンテンツを楽しむだけじゃなくて、造る・創造するための教育ツール・マシンだな。
~
と、朝のはよから、こんな雑記帳を書いているとますます元気がでてきた。
さて。
今日は、生涯学習概論、卒論ゼミ、そして個別面談、そして会議。~なかなかに貧乏暇無し。
ああ追加して、Linux系UBUNTUマシンの換装(先週からケースと電源を替えだした)。
今週はUbuntuのヴァージョンアップ。
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コメント
先日はありがとうございました。
お元気そうで何よりです。
心身ともに私より健康でいらっしゃるかと存じます ^^;
投稿: Wind Calm | 2013年5月15日 (水) 23時57分
O君へ
なにかしらそこはかとなくはかなげなコメントですな。
職場できついイジメにあってストレス、強鬱とかぁ。
お好きな病院検査でついに待望の不治病を得て往古文学青年の心境をえたとかぁ~。
ともあれすでに、芭蕉翁や信長公よりは長生きしてインスタントラーメンに囲まれているのだから、楽しみはつきないでしょうなぁ(邪)
投稿: Mu→WindCALM | 2013年5月16日 (木) 04時46分