小説木幡記:玄米切り餅きな粉まぶしの威力
↑ある日の、嵯峨野・落柿舎(らくししゃ)
昨夕、NHK大河ドラマを楽しんだ。八重の桜という名称のわりには、都の会津藩の働きに目を奪われて、ちょっと気持ちがずれてしまう。しかし八重さんの会津訛りはなかなかおもしろい。ときどき口まねしょうとするが、うまく言えぬ。
さて、大河ドラマ感想記の連載は数回休んでしまった。毎回見ているのだが、続き物を書く気力がない、相変わらずの怠けものの日曜作家であるぞ。MuBlogもこれからの年度末、年度初めはなにかと気ぜわしいので、再びの休養に入る。
そうそう、新選組の描き方が、いかにも寄せ集めの知性もない暴力集団にみえてしまうので、いささか不満である。今後、どうなるのか、気になるな。
~
ああ、本題。
近頃減塩や一時的無塩食を経験しておる。糖尿病でもないし、重度の高血圧や動脈硬化でもないが、さる高名な医学者との話のなかで、薦められて、体質改善にいそしんでおる。その場合、乳製品絶禁、獣肉絶禁(鳥などは可)、赤身魚絶禁(青・白身やイカやたこは可)、精糖半禁、塩分半禁など、食を止めたり、低量にすることが方法論の一つとなっている。
塩分はかねがね日本人は多く、さらに外食時代に入って、一日11gをざらにこえて、これが身体を痛めつける要因でもあるらしい。WHO勧告では、一日5g以下にすると、心身が正常に戻るらしいが、へしこや漬け物、白米に塩昆布茶漬けになれた日本人には、なかなか難しい(笑)。
しかし。
加齢とともに心身が弱る確率は高くなり、これまで何もなかったことが、全身にきつく帳尻あわせを迫ってくる。ころりとおさらば出来れば本人は気楽だが、そうとばかりは言っておれないので、なにかと食事修行に励みだした次第。塩は、取らないと人は死ぬが、取りすぎると緩慢な自殺に姿を変える。
さて、そこで減塩食レシピをいろいろ書くほどの才もないが、ちかごろ、パン食(塩が多い)から、玄米切り餅きな粉まぶしに変えたので、その詳細を記す。
材料
玄米切り餅3こ:普通の切り餅でもよい。
きな粉
練りごま白と黒
高級蜂蜜(まがい物がはいっていないもの)
高級メープルシロップ(同上)
ついでに煎茶たっぷり
調理
湯に切り餅三個をいれる。
沸騰したら、そく火をとめて、3分間地熱で柔らかくする。
皿に、きな粉大さじ1たっぷり、練りごま白黒、蜂蜜、メープルシロップ各小さじ1弱をかけまぶす。
以上をたっぷりした煎茶とともに朝食とする。うまいぞ!
ただし、酒飲みには無理かな(大笑)。
| 固定リンク
「小説木幡記」カテゴリの記事
- 小説木幡記:楠木正成のこと(2013.06.07)
- 小説木幡記:腰痛と信長(2013.05.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント