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2013年2月14日 (木)

小説木幡記:ガス灯の横浜

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 新横浜プリンスホテルからの夜景

 滲んだ光の横浜港を高層ホテルから眺めていると、ガス灯にゆらめく霧のロンドンや明治時代初期のレンガ造りの町並みに気持ちが飛んだ。ガス灯は点灯消灯が電気よりも手間がかかったろう。いつ頃だれが消すのだろうか。と、もちろん(ガス灯)点灯夫が職業としてあったのだから、この方が消灯夫を兼ねていたのだろう(推察)。昔のインドのようにカーストが厳しいと、おそらく、点灯夫と消灯夫は別の職業としてあったような気がする(トンデモ説)。

 なかば当然のことだが、横浜の馬車道商店街では現代もガス灯を維持管理している。だからこの夜景のなかにもガス灯由来の滲んだ光があるのかもしれない。電灯が白熱球や蛍光灯からLEDになっていき効率よくなったが、別の世界ではまだガス灯が生きているのは、実に不思議な気がした。もちろん、新横プリンスから眺めているときに、ガス灯まで思いがおよんでいたわけではない。あらためて、半歳経って写真を眺めていると、「そうだ、馬車道のガス灯」とうなずいた。人間の連想能力はなかなかに複雑だな。

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