小説木幡記:鈴鹿・関宿の風景
鈴鹿・関宿の風景
以前から「鈴鹿峠」とか「鈴鹿峠の山賊」とかはよく耳にしてきた。しかし鈴鹿峠がどのあたりをさすかは、よく知らぬままに来た。先年も佐伯泰英さんの『密命』シリーズを読んでいたら、これでもかというほど鈴鹿峠が描かれていた。
で、今のところは鈴鹿市という名称に惑わされず(笑)、1号線滋賀県の「あいの土山」あたりから、関西線の関駅あたりまでを鈴鹿峠と決めた。勝手に決めたのだから、あとでよく勉強して考え直す可能性はあるが、実感としては新名神高速道路よりも、国道1号線でヘアピンカーブじみた、うねうねとした峠道を走る方が、鈴鹿峠の気分がする。
41. 宮宿 名古屋市熱田区(熱田神宮あたり)
「七里の渡し」 船
42. 桑名宿・・・三重県桑名市
43. 四日市宿・四日市市
44. 石薬師宿・鈴鹿市
45. 庄野宿・・・鈴鹿市
46. 亀山宿・・・亀山市
47. 関宿・・・・・亀山市
48. 坂下宿・・・亀山市
49. 土山宿・・・滋賀県甲賀市
50. 水口宿・・・甲賀市
51. 石部宿・・・湖南市
52. 草津宿・・・草津市
53. 大津宿・・・大津市
*三条大橋・・京都市
ところで関宿だが、情景角度を工夫して眺めると、まるで時代劇のような雰囲気が残っていた。本陣(大名行列などの宿泊施設)や脇本陣(本陣の予備施設)があるのかどうかは探さなかったが、立派なお寺がいくつかあって、江戸時代の名残を見せていた。
先日の大河ドラマ「八重の桜」は会津出身女性の話だが、この三重県亀山市の関宿にも「會津屋」さんというお食事処があった。ご先祖が会津出身なのだろうか、知らず。ただ、そのサイトが関宿を丁寧にまとめているので、引用しておく。
鈴鹿は奥が深い、再訪するつもりだ。
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↑関宿、地蔵院のあたり
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