NHK八重の桜(04)妖霊星:井伊大老
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NHK大河ドラマ公式あらすじ
八重が兄・覚馬にとついできた兄嫁となかなか話がかみ合わず途方にくれていた。異端じみた八重が常識人と上手につきあうにはまだまだ歳月が必要だと思った。
江戸城では彦根藩主井伊直弼(なおすけ)が大老になり、幕末の悲劇「安政の大獄」が始まった。勅許なくして井伊がアメリカと「日米修好通商条約」を結び、これに反発した朝廷、御三家(紀伊は不参加か?)や薩摩や越前の動きを幕府(井伊体制)が封じ込めたのが発端と言ってよかろう。
京都から知らせれた井伊大老謀殺計画に直弼が強く反応し、これに関わったあるいは関係があるものを次々と捕縛し、刑死がもたらされた。長州の吉田松陰もその一人だった。
この安政の大獄、井伊直弼の行動をどのように評価するかは、いまだに難しい。ドラマでは会津の松平容保(かたもり)は大老・井伊直弼と親しく語り合う関係に描かれていた。また井伊直弼は茶を極め、深い教養を持った人で、幼少時からいわゆる苦労人だったことは事実である。
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