京都・嵐山渡月橋の桜(4月13日)見頃
もう今年の京桜は見られないと半ばあきらめていましたが、ついちょっと昼食に足を伸ばした嵐山で、見頃の桜に出会いました。
構図としては絵はがきっぽい普通の写真で、渡月橋と嵐山とが同時に写ってそのうえ桜となると、いささか欲張りに徹したものとなりましたが、私はこうした普通の俗にまみれた気持ちを大切にしております。
本心は、渡月橋の上にある、父が60年前に施工した堰堤と、それを飾る桜とを掲載したかったのですが、あまりによく撮れていて見ていると涙ぐむので、掲載を止めておきます(笑)。
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近場の嵐山の桜や紅葉は、人の波にさらわれそうで滅多に近づかないのですが、今年は何の気なしにでかけて、満足しました。
帰路、天神川の桜は満開でしたが、あまりに美しく疲れそうだったのでそのまま車窓から眺めるだけにしました。桜花の美しさは人を惹きつけもしますが、過剰の美に気持ちが追いつかないこともあるわけです。今春は、あっという間に月の半ばになりましたが、行事も多く神経も使い、桜美に追いつけなかったという感慨しきりです。
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