小説木幡記:クラッカーとウマヤドノミコ
昨日早朝、運転席に座ってエンジンをかけると、「お早うございます。今日はクリスマスです」とスピーカーから挨拶がした。「それがどうした?」と、一瞬反問したが、「自動車に罪はない」と思って苦笑いした。
幼児期の印象では、日本のクリスマスイブは世間全体で大騒ぎをし、おじさん達は三角形の帽子を被って、クラッカーとかいうのか、紐を引っ張って蜘蛛の糸をまき散らし、轟音を出して喜んでいた。この国にはよく分からぬ事が多い~とも思ったが、そういう脳天気な国民性が全体を平和にしているという説もあるようだ。そうかもしれない。ところで、イブの翌日クリスマス当日のことはよく覚えておらぬ。日曜教会学校へみんなと遊びにいったようなきもするが、半世紀以上も昔のことなので、~。
そんなことをつらつら考えている間に、うまやどのみこ=聖徳太子さんの誕生日は1月1日と記憶にあるが、クリスマスも聖徳太子さんも馬小屋に縁があって、なにやら気になってきた。ただし諸説あるので、また今度のことにしよう。
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