小説木幡記:稀すぎる風邪モード
実は。
余は幼少の折から一見、倦怠感溢れた蒲柳の質におもわれてきたが(笑)、実は入院は中学の時に虫垂炎手術で一週間、数年前に血管と胃潰瘍で10日間、その二つ以外は記憶にない。今は仕方なく(笑)、定期的に薬をもらいに医師のもとを訪ねるが、何時行っても何事もない。頭痛も胃痛も関節痛も、眠ったり市販の痛み止めですぐに回復するから、風邪とか胃痛とかで医師を訪ねることは、まずなかった。ああ、歯痛には十年~二十年の間隔で、稀に数回通うな。
~
で、昨日まるでかからない風邪に出くわしたようだ。授業が終わってすぐに、そそくさと帰り、ベッドに入ったら、夕方に目覚めた。二時間熟睡したことになる。それまでのだるさ、心身不快が嘘のように消えた。
今朝はしかし、まだ喉が痛い。
今秋は喉痛風邪らしいが、余も風邪モードになることがあるんだ、と気付いてなにやら新鮮な気分になった。
~
(実は、昨日、見知った上級生2人が風邪で休んだ。1人は完全な喉痛→気管支炎→肺炎になりそうな症例らしく、1人はなにやら深いメランコリックな風邪モードらしい。流行っておるようだ)
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