小説木幡記:猫ハルキも随分大型化してきた
昨年ころから、猫ハルキ君はこの大胆ポーズ、というよりもいささか懈怠した、アンニュイの極み姿を見せるようになってきた。
毎日が気怠いのかもしれない。
そしてまた、「ノルウェーの森猫(NFC)」にとっての夏は、叫び出したくなるほど暑い日本の、日々過ごしにくい時期かもしれない。
深い森の奥から雪の女神さまの橇を引くのが生来の仕事なら、彼にとって京都や宇治の夏は物狂おしい季節だと思った。
しかし目を見てみると、さすがに毎朝秘伝の鰹節をひとつかみ饗応する余を忘れてはいない。懈怠の中でも目をあわすだけの労はつくす。みあげた猫ハルキ君である。
ともかく。
大きくなった。いまで8キロ前後だろう。
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