小説木幡記:ちょっとぼんやり博物館
今日も早朝から葛野で三島由紀夫論をまとめていたが、さすがに午後に入ると、脳がぼんやりしてきた。
恒例の夏期論文もそろそろ草稿が初稿になる直前で、~少しだけ休むことにした。
そういえば、8月~9月にかけて、会議や図書館や博物館巡りをまとめてしたので、夏の疲れかもしれない。よく眠れて、食事も快適なのだが、どうにも論文や会議やいろいろ屁理屈を考えるのがしんどいわけだ。脳が疲れておるなぁ。
博物館や資料室
(1)横浜と鎌倉
・原鉄道模型博物館 ここにはまだ資料室はなかったが、さすがにジオラマは素晴らしかった。
・ラーメン博物館(ご愛嬌だな) ここにもまだ資料室はなかったが、昭和の雰囲気がよくでていた。
・馬車道十番館 レトロな喫茶店で休憩した。ここは島田荘司作品の舞台となっている。
・金沢文庫 ここには図書資料室もあった。金沢文庫の原型は図書館史の武家図書館として十八番だ。
・鎌倉文学館 文藝博物館として全体が図書資料室だな。戦後の鎌倉文庫や、三島や川端や、鎌倉文士達の動向をある程度実感できた。何よりも、『豊饒の海』ではこの館が松枝侯爵の別業モデルになっている。観ておいて良かった。
・江ノ電のレトロ電車に乗ったが、これもある意味では動態博物館になっていくだろうな。
・神奈川県立歴史博物館 馬車道に面していた。ペリー来航時の西洋人顔を展示していた。もちろん図書資料室があった。
(2)伊勢
・斎宮歴史博物館 カウンターの後ろに資料室があった。
・本居宣長記念館 宣長の古事記伝などあったので、全体が一種の図書資料室だ。
博物館とは言っても余の見学先は鉄道関係以外は大抵歴史博物館が多い。そこには資料室があって、司書が配置されている事例が多かった。いや、鉄道模型も一種の歴史産業博物館なのかもしれない。~
今日はまだぼんやりしているので、最近まめまめしく読んだ数シリーズの小説や映画は、またの機会に。
さて、一眠りしようかい。
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