NHK平清盛(35)わが都、福原:波乱の頼盛
承前:NHK平清盛(34)白河院の伝言:肉親とは
NHK大河ドラマ公式あらすじ
平頼盛(西島隆弘)
棟梁清盛の弟ですから、一門の要として重要人物でしたが、今夜のドラマではなかなか参議(今なら閣僚)になれません。皆に遅れてやっと就任しても、後白河法皇様のお達しで解官。なにかと不運がつきまといます。しかし今のこうした不運は清盛の後には強運となるわけですが、それはお楽しみ。それよりも、ドラマで清盛が力づけていたように、頼盛は相当に優れた識見があったようです。ドラマでも、清盛の息子達に比較して、頼盛は暗いけれど聡明に、息子達は重盛をのぞいて、明るいけど馬鹿っぽく描かれていますね(笑)
やはり後白河上皇
清盛・松山ケンイチさんと後白河・松田翔太さんの掛け合いは毎回楽しいですが、今夜も「いかにも」として描かれています。とくに後白河が癇癪を起こす場面は常に面白い。後白河の重臣で、藤原成親(吉沢悠)も気に入っております。
破天荒の北条政子(杏)
今回ドラマでの意外性の一大要件は政子-ぉ、でしょうね。先回も申しましたが、最初私は、「なんか、ものすごく小汚い小僧がでてきたなぁ」と思ったのです。それが、まさかの政子(杏)でした。くるくる回る目や、唇がめくれあがったりひきつったり~足の裏が真っ黒だったり、本当にこの時代の子らは、元気にはしりまわると、少年少女関係なく、いわゆる・終戦後浮浪児ですね。という、そんな演出には度肝をぬかれてしまいました。
成功したと思っています。
*ということで
来週も楽しみにしております。そうそう、新聞で松山ケンイチさんの姉さん女房が第二子をご懐妊(出産情報はこの1月の第一子でありました)されたとか。おめでたいことであります。
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