NHK平清盛(34)白河院の伝言:肉親とは
承前:NHK平清盛(33)清盛、五十の宴:薩摩守忠度
NHK大河ドラマ公式あらすじ
ドラマの設定からすると平清盛の実父は、白河上皇となる。他方、後白河上皇は白河上皇のひ孫となる。年齢で比較すると、平清盛(1118~1181)が50歳のとき、後白河上皇(1127~1192)は41歳くらいか。お二人はややこしい親戚関係だったのかもしれません。そういえば、後白河上皇の后は清盛の義妹(妻・時子の妹)だから、なかなかな仲です。
今夜はいつも高笑いしている後白河上皇が、熊野で清盛危篤と聞き、慌てて帰京する姿が良かったです。なんと言っても清盛は傑物で資産家でしたから、鼻っ柱のつよい後白河上皇も、まだこの時期では、清盛を頼みにしていたのだと思います。そういう自然な雰囲気がでていました。
もう一つは、伊豆の頼朝の憔悴ぶりはなかなか念がいっております。本当に病気にみえました。他方、最初は目を疑うほどの荒々しい汚らしい少年~とみえたのが、実は杏じゃなかった、北条政子だったという落としどころがよいですね。政子は相当にじゃじゃ馬だったのでしょう。
また来週。
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