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2012年9月 2日 (日)

NHK平清盛(34)白河院の伝言:肉親とは

承前:NHK平清盛(33)清盛、五十の宴:薩摩守忠度
NHK大河ドラマ公式あらすじ

 ドラマの設定からすると平清盛の実父は、白河上皇となる。他方、後白河上皇は白河上皇のひ孫となる。年齢で比較すると、平清盛(1118~1181)が50歳のとき、後白河上皇(1127~1192)は41歳くらいか。お二人はややこしい親戚関係だったのかもしれません。そういえば、後白河上皇の后は清盛の義妹(妻・時子の妹)だから、なかなかな仲です。

 今夜はいつも高笑いしている後白河上皇が、熊野で清盛危篤と聞き、慌てて帰京する姿が良かったです。なんと言っても清盛は傑物で資産家でしたから、鼻っ柱のつよい後白河上皇も、まだこの時期では、清盛を頼みにしていたのだと思います。そういう自然な雰囲気がでていました。

 もう一つは、伊豆の頼朝の憔悴ぶりはなかなか念がいっております。本当に病気にみえました。他方、最初は目を疑うほどの荒々しい汚らしい少年~とみえたのが、実は杏じゃなかった、北条政子だったという落としどころがよいですね。政子は相当にじゃじゃ馬だったのでしょう。

 また来週。

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承前:NHK平清盛(34)白河院の伝言:肉親とは NHK大河ドラマ公式あらすじ 平頼盛(西島隆弘)  棟梁清盛の弟ですから、一門の要として重要人物でしたが、今夜のドラマではなかなか参議(今なら閣僚)になれません。皆に遅れてやっと就任しても、後白河法皇様のお達しで解官。なにかと不運がつきまといます。しかし今のこうした不運は清盛の後には強運となるわけですが、それはお楽しみ。それよりも、ドラマで清盛が力... [続きを読む]

受信: 2012年9月 9日 (日) 20時22分

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