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2012年8月14日 (火)

小説木幡記:豪雨と冠水

 午前5時頃に、パトカーのサイレンやけたたましい雷鳴で目覚めた。外をのぞいてみたら、水の上に浮かんでおった。起きていた家人に聞くと、昨夜は凄まじい豪雨だったらしい。余はまるで気付かずに熟睡しておった。
 朝食を取った後も気になって見てみたら、明るくなって余計に惨状が目に焼き付いた。
 こんな経験は絶無に近いので、カメラを取り出した。以下、午前7時頃に写した写真だ。

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 ↑木が水のなかににょきにょきと生えているのは湖北でみたことがあるが、それは普通の湖水面でだった。この写真は明らかに「洪水」という雰囲気だな。

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 ↑近頃東南アジアで大洪水があって、日本企業の工場も水浸しになった。そのときの情景を思い出していた。

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 ↑家々は明らかに床下浸水している。場合によっては床上まできているかもしれない。浸水すると畳など、後始末が大変だと聞くが、余は京都と宇治に半世紀以上住んでおるが、床下浸水ですら小学校のころに近所で聞いただけだった。つまり、このたびの豪雨のすさまじさは半世紀ぶりと言っても良かろう。

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 ↑広場も半分は冠水した。と、もっと浸水すればプールになって危ない。夏祭りが毎年行われる広場だが、大丈夫なのだろうか。

追加記録写真↓
 2012年8月14(火)、7:28早朝に撮影した。テーマは、宇治市木幡池が増水によって、池端道路が冠水していた、という記録写真。大体2m近く増水したものと想像できる。(ただし撮影時には水位が減少し、その後下がっている)
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コメント

Muさん 大丈夫ですか・・・・

 写真を観ると、大災害ではないですか。川が決壊した訳ではないのですよね。

 宇治の方は聞いた話では、昔から大洪水の被害に遭遇していたという事は聞いていましたが、木幡でこんな按配なんですね。

こんな時は絶対に外を歩いては駄目ですよ、事故に遭遇する可能性が高いです。

投稿: jo | 2012年8月14日 (火) 08時58分

Joさん
 決壊はしていませんが、木幡池面が2m近く増水したのは事実です。池端の道路は池面から大体2m近くありますが、それが午前6時ころには水浸しになっていました。今、視認すると30センチほど水位がさがっていますがね。

 このあたりの宇治市木幡と京都市伏見区桃山南団地は、宇治川と木幡池がそばにあるので、なかなか大変ですが、逆に木幡池があるから豪雨もある程度はいなしてくれる、とそういう感想はあります。実情は分かりませんが。
 午後には桃山南団地をみてきますが、そこは真横に宇治川ですから、怖い雰囲気です。ほら、池ならじわじわと増水するだけで激流はイメージできませんが、宇治川クラスの川が氾濫すると怖いじゃないですか。上流の天ヶ瀬ダムがいつもスピーカーで水位調整を叫び、「これから増水しますから、川に入らないでください」となるのですが、今朝はそれも聞こえないから、大丈夫だと思います。

では

投稿: Mu | 2012年8月14日 (火) 09時47分

Muの旦那はん

 先ほど、御蔵山の姉の家に電話して安全か確認しました。大丈夫だと言っておりました。

 姉の話では昔の巨椋池の跡地の住宅地は、どうしても雨が激しく降ると水が溜まるそうです。そういえば、近世まで巨大な巨椋池がありましたね。

 ともかく、あまり出歩かない方がいいですよ。

投稿: jo | 2012年8月14日 (火) 10時23分

Joさん
 御蔵山は高台というか、山上ですから、そこまで水が来たら地球の終わりですよ。
 たしかに巨椋池の埋め立て地は、水に弱いでしょうね。しかし現在10:30ですが、すでに木幡池も水位が下がってきています。たまに走る自動車も水煙は見えないですね。3時間の間にでも水位が下がるのは、水はけが上等なんだと思いますよ。

 それから。
 警察官の指示があるのか(遠くに見えます)、池端道路を走る自動車は殆ど見えません。Joさんのおっしゃるように午前は出歩きませんが、道路の延長上にある、宇治川にかかる隠元橋あたりは、宇治川の増水があったのかもしれません。
 いまのところ、宇治市木幡は、いくつか床下床上浸水があったと想像しますが、大事はなかったと思います。
 午前10:32時点ではヘリコプターがうるさいだけで、10時ころに救急車は一台動いた程度ですね。パトカーは居ませんし。
 よかった、と一安心です。

投稿: Mu | 2012年8月14日 (火) 10時34分

ヴィッツRSは大丈夫でしょうか

 ニュースを見て驚きました。
ただ木幡研は高い所という記憶があるので、ひどいことになってはいないだろうと・・・。
ただ一つの心配はMuさんの愛車ヴィッツRSくんのことでした。
不謹慎な話かもしれませんが・・・人のことよりも車のことを心配するなんて。
 
 もう30年も前の記憶ですが。
宇治川沿いだったら怖いでしょうねぇ。
源氏物語の浮舟では宇治川は大河のように描かれていますよね。
若い頃何度も見た川ですが、あんまり真面目に見てなかったなあと反省しきりであります。

投稿: ふうてん | 2012年8月14日 (火) 17時51分

 ふうてんさん、午後遅くまでヘリコプターがうるさかったです。宇治川を撮していたのだと思います。
 たしかに報道写真や動画を見ると悲惨で恐怖ですね。家がながされたのは少し山に入ったところです。まだ行方不明らしいですね。

 さっき歩きましたが、池畔のお店は軒並み店舗が汚れていました。床がない分、冠水しやすいですね。盆休みのお店は閉まっていましたが、早く見た方がよいでしょうな。シャッターでは水を防げませんから。

 ということで、ご想像のとおり、RSは無事でした。おそらくあと30センチ水位が高まると、危なかったと思います。いまだに道路をJAFや修理屋さんのトラックが自家用車を積んで走っておりました。自動車もエンジンが半分冠水すると、再度かからなくなるのでしょう。

 予報では、今夜も強めの雨があるそうです。道は舗装されていると、両側が路肩というか、10センチほどブロックで高くなっていて、そのために道路が川のようになるわけです。側溝というか暗渠が水をさばけなくなると洪水になるわけだ、……。やっと気付きました。

 しかし、高所におりますから、まだまだ危険はないです。

投稿: Mu | 2012年8月14日 (火) 18時46分

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