NHK平清盛(33)清盛、五十の宴:薩摩守忠度
承前:NHK平清盛(32)百日の太政大臣:出世双六
NHK大河ドラマ公式あらすじ
まず平家一門という言葉の意味がドラマではよくでています。実は清盛の異母弟や子供達のことは、だれがだれやらいまだに分かりませんが、沢山いるなぁという雰囲気は毎週つかめます。その中に、今日は後の薩摩守忠度(さつまのかみ・ただのり)も合わさってきました。高校生のころの古文授業で先生が「薩摩守」だけで意味が通じる現代用法を話してくれて、それ以来サツマノカミは忘れておりません。
次に、平氏と藤原氏との朝廷での権力争いについて、武家政権がはじまるまでの日本の政治が決して上御一人の独裁ではなくて、公卿たちの合議制だったということが、よく分かりました。
昔は人生50年といわれていたようですが、これは乳幼児の死亡が多いせいかもしれませんが、それにしても信長も芭蕉も50前に亡くなっております。そんな中での清盛の50の賀、50の宴というのはたいしためでたいことだったのだ、と思いました。
ということで、また来週です。
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