小説木幡記:読書モード・文庫もってベッドに入ろう
MuBlogを長く書いてきたがこの4月頃~現在(7月下旬)に至る期間ほど、記事の少なかった時期はない。
blogの最初ころは、毎日は無理でも、週に5日程度はなにかしら記事を書こうと思ってきた。
そうだ、PC世界だからそういう感覚的な言いぐさじゃなくて実際の平均を考えて見る。
まず開始が2004/03/07だから、今は8年と4ヶ月目とすると、おお丁度100ヶ月になる()。
その間の記事数は、この今書いているのを合わせると、2610になる。
すると一ヶ月あたり26記事になる。ま、大体の線だが、一週間4~5件に落ち着く。
なぜ春以来激減しだしたかをつらつら考えて見ると。
3月3日に、10年間続いた「葛野図書倶楽部2001」が解散した。自動的にそれに関係する記事が絶無となった。喪失感も軽鬱をもたらしていたかもしれない。元気に見えても、ときどき「今は、もうない」とつぶやいておったような気がする。
その解散や、大学内でのもろもろで、なにかしら気が抜けて、字を書くのが面倒になってきた(笑)。だいたい、文系の教授なんてまるで職業病みたいに字を書くのが(打鍵するとも)習い性になっておるから、それが面倒と思うようになると、これは実は大変なことだが、~余は「普通にもどる」と、肩の力をぬいてきた。
その間、なにをしていたか。
~
なにもかもが面倒で、飽き飽きして、馬鹿くさくって~
とはいうものの、長年の習い性で、豪遊するとか痛飲するとかいう風習は皆無だったので、結局落ち着くところに落ち着いていた。
そう。
それは乱読だった。
これでも比較的忙しいのに(にやり・)、この三ヶ月間で分厚い文庫本を100冊以上読み切った。ねてもさめても読んでいた。文庫本依存性じゃね。新規に購入したのが30冊(3万円弱だ! 一ヶ月1万円じゃ~)、残り70冊は既読の、しかし活字の大きな文庫本だった。二度読みしても、頭が悪いせいか既視感程度なので、一読したくらいでは初読と変わらない。
文庫本、乱読舞読も芸のうちかもしれない。
他人様に迷惑はかけぬ一芸じゃが、目がいささか疲れる。
で、極秘にするつもりやったが、紺屋の白袴、電子読書推進連名会長を装っている余からして、「ミステリをiPadで読むなんて、そんな貧乏くさいこと、してられっかぁ~」という、捨て台詞が思わず何度も出てきた、文庫本三昧だった。
最大の理由は。
文庫本は軽い、曲がる、片手で読める。そのまま顔面に直撃落下しても怪我しない。
これがパッドものだと、重い、曲がらない、充電が必要になる、顔面強打破片で失明~良いとこまるで無いなぁ。あはは。
皆の衆、パッドを棄てて、紙本屋に行こう!
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