NHK平清盛(25)見果てぬ夢:なかなかの信西
承前:NHK平清盛(24)清盛の大一番:相撲節会(すまい・せちえ)に勝った清盛
NHK大河ドラマ公式あらすじ
信西は相当に知略教養があった人で、清盛の武力や財力を背後にして、いろいろ政治的に切り開こうとしたようだ。国家予算から教育費用や遣唐使(遣宋使)費用を算木で計算して、國を改革しようとしている姿がよかった。
そして恨まれた。
いわゆる平治の乱に続くわけだが、後白河上皇側近達と、二条天皇側近達と、そして源為朝らが計らって、清盛が熊野詣で京都不在のうちに、信西を暗殺(というより、軍したわけだから、クーデターか)するわけだ。
信西が自害か殺害されたのは、いまでいう京都府宇治田原町で、私自身が信楽に抜ける道をよく使ってきたので身近な感がする。
信西役の阿部サダヲは、出番の亡くなるのが惜しいと思う上手さ、笑いと鋭利と残忍とが混ざった不思議な役柄をみせてくれたので、深く堪能できた。(ああ、まだ来週もでるようだ。よかったなぁ)
大きな地図で見る
大道神社↑ (信西首塚)
| 固定リンク
「NHK平清盛」カテゴリの記事
- NHK平清盛(50)遊びをせんとや生まれけむ:双六が終わった(2012.12.23)
- NHK平清盛(40)はかなき歌:梁塵秘抄のこころ(2012.10.14)
- NHK平清盛(37)殿下乗合事件:棟梁と日宋貿易(2012.09.23)
- NHK平清盛(36)巨人の影:重盛と後白河法皇(2012.09.16)
- NHK平清盛(35)わが都、福原:波乱の頼盛(2012.09.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント