洲本市立図書館
この年(平成24、2012)の2月に四国を走って、淡路島経由で帰路についたとき、洲本のレンガ街が印象深かったので、写真を残しておく。
中でも市立図書館が随分気に入ってしまって、しばらく中を歩いて座ってみた。人とは理屈だけでなく感性で動くところが多々あって、どこが、どうして良いのかとは、すぐには答えが出なくても、ただそこに居るだけで気持ちが良くなった。洲本市立図書館はそういう図書館だった。もちろん旅人の一過的印象と、そこに住んで居る人達の気持ちとが一緒になることはまれだが、「よい感じ、雰囲気」という印象はずっと消えないと思った。
そしてまた図書館単体での優劣だけではなくて、その場の全体にも意味がある。私は以前から、明治や大正調の雰囲気が好きだったが、多分「煉瓦造り」に惹かれるのだろう。図書館は、そんな煉瓦造りの町並みの中に、ひっそりとあった。
| 固定リンク
「図書館」カテゴリの記事
- 小説木幡記:ちょっとぼんやり博物館(2012.09.07)
- 洲本市立図書館(2012.05.10)
- 九州2011夏:佐賀篇:佐賀県立図書館の朝(2011.09.18)
- 防災センターと図書館納涼会(2008.08.09)
- 小説葛野記:20070216(金)司書とか情報図書館学とか人工知能とか(2007.02.16)
「四国路」カテゴリの記事
- 小説木幡記:かくして岡山去りぬ(2012.09.05)
- 小説木幡記:記憶のあれこれ・人生!(2012.08.31)
- 小説木幡記:石と水と緑そして楊令伝(2012.08.29)
- 小説木幡記:池の鯉(2012.08.27)
- 小説木幡記:石灯籠の役割や向きと光(2012.08.24)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント