小説木幡記:宇治橋
↓宇治橋:京阪宇治駅の前に立って、南方向を撮す
平等院のある宇治駅、宇治川付近は散歩道として最適なのだが頻繁には行かない。習慣的に京都市内の中心部や、伏見、嵐山・嵯峨野へ足を伸ばすからだ。日頃仕事をしている葛野が京都市右京区なので、ついそちらへ眼が向いてしまうわけだ。
数年前に「葛野研の図書館列車世界:2009夏」という記事をMuBlogに掲載していた。その中に「2.屯所にて:未着手の宇治川周遊図書館ジオラマ原型」という章があった。つまり、昔はこのあたりに「おとぎ電車」というバッテリーで動く観光トロッコが走っていて、それを知った2009年頃の余が、ジオラマで再現しようとしていた頃の記事なのだ。
宇治市は観光市だから平等院や世界遺産の宇治上神社や、源氏物語宇治十帖のモデル地や博物館、そして植物園や図書館、資料館もある。自然と文化と歴史とがほどよく混ざった良き都市と、余は昔から考えてきた。そこに「おとぎ電車」が走っていた。なにかの理由でいつのまにか廃れ、無くなってしまった。
もしも復興宇治川トロッコを走らせるなら、京阪宇治駅あたりを始発にして、一つは博物館線として源氏物語ミュージアムに行き、一つは右岸を走り宇治神社で博物幹線と合流し、天ヶ瀬ダムまで行って、ダムを横切り左岸にはいって、そこで分岐して、一つは図書館や植物公園へ向かう線(植物園線)、一つはそのまま左岸を下流に向かって平等院前に行き、JR宇治駅を通って、ここで植物園線と合流し、宇治橋を渡り、京阪宇治トロッコ駅に戻るという構想だ。
観光鉄道でもあるが、同時に市民の足として役に立つだろう。~
図書館(資料館)、博物館、植物公園、太陽ヶ丘(運動公園)を面として活性化させる生涯学習路線、宇治市の新設トロッコ列車。
ジオラマを造ってみたい(と、思ったのが2009年だったが、それからもう3年経ってしまったなぁ(笑))。
どうかな?
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コメント
Muさん 御無沙汰です
先日、大井川鐡道に乗りましたが、あれは動態保存鐡道博物館というジャンルの鉄道でした。大変興味を持ちましたね。電鉄系では南海や近鉄や京阪という関西系の鐡道会社の昔懐かしい車両ばかりでした。
そこで、Muの旦那の考えには大賛成です、京都の観光シーズンは街中を車で走るのは至難の業です、これが観光都市としてはアキレス健ですね。そこで、鐡道博物館の考えで動態保存を考えた車両やトロッコを走らせてどうでしょうか。
平安時代のルートは牛車がいいですね、本当の牛を使うのではなくてロボット牛に牽かせるのです。乗る人は平安時代の衣装で乗り、当時の雰囲気を楽しむ。
大井川鐡道は感動の旅でした、是非、京都にも京都らしい動態保存の鐡道博物館路線を新規に考えてはどうでしょうか。
投稿: jo | 2012年4月22日 (日) 06時12分
投稿: | 2012年4月22日 (日) 06時13分
Joさん
羨ましいな。
大井川鉄道ですかい。
ほんとうに、うらやましいです。
~
ちょっとね、低調なのでなかなかblog更新が進みません。
心身は元気なんですが、夜になると8時すぎに眠り、4時ころおきて、
なんか眠たいままに一日がすぎて~
あっというまに一日が終わります。
貧乏ひまなし。
くたびれてきたMuがおりまする。
ちょっと元気でたら、まともな記事を載せますよ。
再見な
投稿: Mu→Joさん | 2012年4月22日 (日) 16時44分