小説木幡記:近江八幡の桜はまだでした(4月6、7)
大学の3年生学科研修でバスを連ねて滋賀県近江八幡へ行った。余の役割:受け持ちは、早朝の浜辺のゴミ拾い。クリーンなんとかという美称があったが、要するに学生達との早起き掃除。参加者は、~、あははのは。午前7時過ぎといえば、日頃、余が一仕事終えて葛野研で珈琲を飲んでいる時間だが、あいにく若者達は白河夜船状態だな。さすがに、同僚達は数名起きてきた(笑)。
……・。
しかし、4月とはいえ今年は寒さが続く。ひとしきり浜辺の吸い殻やビニル袋をかたずけているうちに手が冷えて痺れてきた。みぞれまで降ってきた。学生達が風邪をひいては大変なので、はやばやと打ち切った。
ところで、早朝のクリーン参加学生は全員福祉系の若者で、これで日本の将来も安心だが、肝心の余の教育・司書系ゼミはゼロだった。未来の教育界や図書館世界はこれで終わりじゃ、と暗澹たる気分(嘘です)。
~
ということで、一泊した内容はおいておくとして、近江八幡の桜を切望していたが、残念ながら初日の休暇村でも、翌日の市街でも、桜はみつけられなかった。八幡堀あたりも、一人で探索したが、寒かった! だからこそ、近江八幡の桜は月の中頃に満開なのだろう。
また、来年だね。
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