小説木幡記:今年の春、雑感だな
もう残酷な四月も半ばになった。昔はずっと「四月は残酷な月だ」ではじまって、るる所感を述べておったが、近頃は追われ追われて気持ちをまとめることもできぬまま、あれあれと五月連休に突入してしまう。
さて、五月の連休はどうしよう。
と、よい考えも浮かばない。丁寧に近所、滋賀や奈良や嵯峨野を歩き回るつもりだが、それはそれで休暇祝日の出歩きはほこりっぽい。
うむうむ、そこで思考がはたととまる。
1.近頃の食生活
あたたかいご飯。納豆と大根おろし。焼き魚。味付けのりと味噌汁(油揚げやほうれん草や豆腐)。
これが実にお気に入りだ。
2.近頃の写真撮影
なんとなく桜の季節をうまく撮れなかったのでその挽回のためにも、近場の嵯峨野嵐山を細かく写すつもりだ。
最近は近江八幡へ学科でまとめて行ったので、沢山写した。沖島がよく撮れておった。
3.近頃の人生観
やけに深く考え込むようになった。怠惰であることと自分の考えや感性を磨ぎだすことのバランスだな。
ああ、誤解なきように言うと、余の怠惰とは自動的に出来ることだけするのが怠惰なのだ。
たとえば、MuBlogだが、疲れが無ければほぼ自動的に記事を書ける。
沢山の授業も、ほぼ自動的。会議も自動的。
読書も研究も論文も、全部自動的。
これらはすべて余の怠惰の証。
さて。
4.鉄道模型制御
一応、JythonとかPythonとかのプログラミングレベルに入っておるので、なかなか自動的に記事を書けぬ。
おもしろいが時間がかかって、鋭さがまるでないヤキの回った自分に気付いて辛いことも多い(笑)。
5.読書
おもしろき本は沢山あって、珈琲のむみたいに読んでおるが、ただそれだけのことが多い。
つまらぬ。
と、言ってしまえばおしめぇよ。と、もっとオモロイ本はないかと探し回る。
あはは。
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