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2011年12月 1日 (木)

小説木幡記:ubuntu専用PC

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 以前「春霞2010」という小型(ITX)マシンを自作し、そこにubuntuを載せてあれこれ実験してきた。実験のネタはいくつかあって、一つはLazarusという統合環境があって、ここで無料Pascalを動かすことで、往年のよき時代のDelphi感覚を無料で味わうことだった。Delphiはたしか名前が次々とかわって、いまや普通の人には手の届かない高額システムになってしまったので、余は余生のプログラミングツールを、このLazarusに託した。

 また一つは、JMRIのLinux版の実験。そしてまた上海での脳活性化トレーニング。と、ubuntuは結構余の人生に染みこんできていた。あとUMLや様々なロボット制御もubuntuマシンで今の内に動かそうとしている。この事情は人生の余生として、実をとって、手軽に廉価に自分好みの世界を構築しておきたいという密かな希望があるからだ。いずれ、これまでのような組織の援助は頼めなくなる(たとえば、Windows7の一番大きなフルシステムを、教員はキャンパス全体の契約によって、自由に使える)。人は一人で生まれ、一人で死んでいくものだから、いろいろなことは自律、自活する訓練を積んでおかないと、喪ったときの衝撃は大きい。

 さて、そのubuntuマシンだが、2009年末にあってもいささか廉価版だったので性能的に弱く思えた。今回2011年の11月上旬に、ubuntuを2011.11.10エディションに変更したとたん、その弱さが極端にでてきた。要するに、画面の再描画に数秒かかるわけだ。上海の一枚の牌を指定するのに2秒以上経過する。コンパイル時間が大昔のZ80でのcコンパイラ並に、それこそ一式終了までに、風呂入って食事とるくらいのスピードになってしまった。

 いくらなんでもとろすぎるので、なんらかの別の原因があるかとも思うが、気持ちの上では、貴重な時間をあれこれとって推理してパッチあてて速度向上につとめるよりも、あっさりと新しいマザーボードを入手して、神速マシンに変えようかと思っておる。しかし最近は、どういうCPUとメモリとがうまくいくのかさえ気にしていなかった。だから、パーツ屋の店頭で売れ筋マザーボードを買って、それに合うメモリーを4GB程度搭載してみようと思っておる。メモリー規格が以前ので通るなら、それでもよい。

 電源とDVDとは流用するから、全部で3万円までで高速マシンに変わるだろう。いいかげんにキーボードも新調しよう。
 ああ、そうそう、これも貧乏暇無しだな。

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コメント

現役のテクノ・ボーイですなあ

 この記事を拝見して、小学生のころ作った(鉱石ラジオ)を思い出します。
あれは電波のみを電源として利用するラジオだったようですねぇ。
今から考えるとひょっとしたら超ハイテクだったような・・・。

 小型(ITX)マシン
 ubuntuマシン
 Lazarusという統合環境
 無料Pascal
 Delphi感覚
 売れ筋マザーボード

 いやはや(テクノ・ボーイ語)の連発に圧倒されますなあ。
ubuntuやLazarusはウィキペディアに聴いて、なるほどこれが現今の(state of the art 最先端というほどの意味)だと感心しました。
全てコンピュータ用語のようなので(コンピュータ・テクノ・ボーイ)となりましょうか。
せんせぇ~、現役ですねぇ。

投稿: ふうてん | 2011年12月 2日 (金) 00時21分

ふうてんさん
 だからこそ、ふうてんさんの、陰影礼賛/谷崎 などのお話をうかがうと汗がでます。一応図書館学のセンセだから、むしろ谷崎の初版本は~とか、陰影礼賛がその当時読まれた痕跡は、某図書館の古い貸出記録から分かるとか~(実際にそういう研究された方もおります)

 「ubuntuマシン」などど、なにをいまさら、年寄りの冷や水と、からかわれそうな記事ですが、本当の本当は、パーツ屋で部品を買い集めて、ネジ締めし、配線をあれこれ悩んでいるときの方が、熱気があるようです。

 ただ、昔も今も、PascalやDelphi 系は世間の注目が低く、大書店のプログラミング図書コーナーに行くと、その情報の少なさにがっくりします。だから、Muが専念しているのは、このコンピュータ世界でも古典派に属しますね。
 最先端は、どうなんでしょう、日本製のrubyとかを縦横無尽に使いこなす世界なんでしょうね。

 ただもう。
 自分の世界を造って、そこを手入れして、気持ちよく余生を過ごせたら、というのが最優先ですから、古典派でもロマン派でも、好きなようにやるつもりです。
 (密かな評価基軸は、無料とか廉価ですね。金に糸目を付けない~という旦那世界とは、ちょっと道がことなります)

で、結論
 ふうてんさんは、古典車の改造とか、再生。
 あるいは、古典文学への新解釈、評論がいいですね。
 或いは、酒とタバコの世界をもう一度深部まで、掘り下げた論考。寿司と人形浄瑠璃もよろしいな。
 いろいろ、ディープな世界で遊ばれるのが、羨ましいです。
 では

投稿: Mu→ふうてんさん | 2011年12月 2日 (金) 07時33分

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