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2011年11月20日 (日)

小説木幡記:建物のミニチュア・ジオコレ

Smudsc_0092 ことさらにジオラマとか鉄道模型と修飾せずに、ごく普通に「建物のミニチュア、模型」と考えたとき、TOMYTECの建物コレクションは本当によくできた商品だと思う。

 普通のプラモとは違って工作がめんどくさくない。工作の上手下手に関係なく、いかにもそれらしい建物が数分でできあがってしまう。要するに、部材と部材(たとえば、壁と天井など)を結合させる部分が精密で工夫がしてあるので、相互を組み合わてギュッと押し込むだけで建物ができあがっていく。そして塗装に工夫があって、なんとなくくすんだような雨水に打たれたような微妙な味わいを出してくれる。

 最近「酒蔵」シリーズが出て、5種類(ひとつの店頭実勢価格は大体1000~2000円)を組み合わせると、日頃眺めている京都伏見港近辺の酒造メーカーの雰囲気にそっくりのミニチュアがあっというまにできあがる。A4判サイズになるので机上や棚に飾っておきたくなる。もちろんジオラマに組み込むのも愉しいが、このごろは、単品スッピンの味わいを欲するようになった。たとえば、小さな模型機関車をただ眺めているだけの世界だな(笑)。そのうち、酒蔵を手に取ってみようと思っておる。

 直近の楽しみとしては、昨年に入手した寺院関連のさまざまな模型をくみ上げて、別売のベースに組み込んでいくことがある。寺院模型はそれまでなかなか入手しがたかった。事情は大屋根のカーブを作り出すのが、プラスティック成形の上で難しかったからのようだ。だから一年前に手にしたときも他と比較して少し高価だった。これらの五重塔や本堂や鐘楼を、一つの小型ジオラマ(寺院図書館資料館)に組み込んでよい雰囲気を出した卒業生もいるが、余は不器用なので今回手にした「ベース」にそつなく飾り込んで、完了とするつもりだ。

 というわけで、女性がドールハウスに興味を持つ事例と対比的に、男性がいろいろな模型を見て想を練るのとは似通ったところがあるのかもしれない。
 純粋の鉄道模型話にもどすと、近頃Gゲージという大型鉄道模型で、カブースと呼ばれる車掌車を手にしたが、中はまるでドールハウスだった。椅子やテーブル、洗面やストーブが組み込まれていて、ランプが点灯する。これに書架を配置すれば、本当に「図書館司書車両」模型が瞬時にできあがる。
 ところで、この車両が届いた時、さっそく二人の図書倶楽部員に見てもらったが、ランプのスイッチ操作やドアの開け閉めは、若い部員達の方が達者だった。余はどうすればランプが付いたり、ドアが開くのか分からず、ただその手元を見ているだけだった(笑)。

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