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2011年10月 6日 (木)

小説木幡記:夢の彼方のアップル・ジョブズ

 米国アップル社の創業者、スティーブ・ジョブズが56歳(膵臓癌)で亡くなった。アメリカ歴で、2011年10月5日が命日となる。謹んで弔意を表する也。

Steve Jobs Dies: Apple Chief Innovated Personal Computer, Created iPad, iPod, iPhone

 30年ほど昔、余がMDB11という簡易RDBシステムを8ビットマシンのOKI-BASICやFM-BASICやその他マシンで開発していたころ、知り合った若者がAppleⅡの愛好者で、カラーのゲームを見せてもらい、触らせてもらった。その前後、ダイヤモンド社の編集者二人と知り合いになり、彼らと相談があって上京すると、まずなによりもアップル話に花が咲いた。当時AppleⅡが出てしばらくして、世界中の、日本のちょっと気取った、濃い人達(20~30代かな)に、アップルマシンはすでに一つの文化になっていた。

 さて、そのスティーブがiPhone4sの発表と同時に世を去った。
 異国の、話したこともない人だが、悲しみに襲われた。それは余が我が国PC黎明期のまっただ中で、まだいまよりはずっと若かった夢の世界で見た、遠くに輝いていた星を、不意に喪った悲しみだな。

 ものすごい偏屈なところもありそうな人だから、一緒に仕事をしたり、部下にしたり、部下になったりするのは嫌だが、数日間旅行して、「どや、スティーブ、iPadの次は」とでも言いたかったな。あるいは「おい、蔵にあるAppleⅡを一台かしてくれや。葛野の授業で、若いもんらに見せちゃるから」と、言ってみたかった。

 異国の異人にして偉人。
 君の死によって、余のPC黎明期は少し暗さをました。
 余は、もう少し生きて、PCやiPadの行く末を見てみる。
再見

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