小説木幡記:世の中のこと
あと一時間で台風12号が四国に上陸するらしい。時速20kmで北北西に進路をとっているとのこと。ところが、時々北海道で豪雨、という話も挟まって聞こえてくる。離れていても、連動している様子だ。天気情報を扱うのは大変なことだと思った。
野田という方が昨日皇居で認証を得て首相になった。内閣の顔ぶれは昨日午前に決まったようだ。
各大臣が、いろいろな役職を兼務されているのを知って、兼務できるほど軽い仕事なら無くても良かろうとか、兼務せざるを得ないほど人材が払底しておるのか~と、思った。
宇治市や京都市の今日の天気は暴風雨になっておるので、うろうろせぬことにした。傘は役立たず、自動車も冠水したり、水が溢れた側溝にタイヤを落とす危険がある。
晴耕雨読という言葉がある。
今日は雨だから、読書をしよう。
最近は『神器』を愉しく読んでおる。しかし虚実が薄皮一枚でひっついておるので、ときどき酩酊状態になる不思議な小説だ。軽巡洋艦橿原、とそんな船があったのかい? と思って調べるとどうも本当に航海していたらしい~と思ったら、進水前に建造中止という記事もあった。小説では、一旦中止になったが、当時の情勢で再度建造された~とのこと。この方の作品で、以前『グランド・ミステリー』を読んだ時も、酩酊感に襲われた~というよりも、三半規管に変調を来すような作風だな。
ふむ。まだ文庫上巻だが、引き込まれる。
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