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2011年9月 9日 (金)

九州2011夏:前口上・博多中洲の夜

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 九州はいつも思うのだが、ヤマトタケルノミコト以来西南の旅の愉しさがある。初めて訪ねたのが高校二年生の修学旅行だった。九州全域、鹿児島まで、実に印象深い旅だった。その後大学卒業の3月に二人の友と一緒に、1000ccのパブリカバンに布団や着替えや諸々を載せて、9号線~鳥取砂丘、出雲、萩、下関、門司、博多、太宰府、長崎、雲仙、熊本、大分、別府、瀬戸内海フェリー~と長旅を続けた。友の一人はその後、某国立大学英文学教授になった。一人は画家というかデザイナーになったはずだ。両名とも息災かどうかはしらぬ。その後、社会人になってからは業務出張で何度か九州各地の大学図書館へ行った。結婚してからも縁あって熊本に行った。その後も、葛野に来てからも行った。よほど九州は肌に合うのだろう。極めつけは、数年前(2005年)の「多視点の統合<半島を出よ/村上龍>感想文(MubLog)」だった。この名著へのオマージュを書いていたとき、私は魏志倭人伝世界を幻視していたのだ、……。

 さて。
 このたび、仕事で九州へ行った。最大の目的地は、太宰府の九州国立博物館だった。それと小倉の松本清張記念館。前者は初見、後者は二度目のことだった。要するに、現代博物館における文献資料へのアプローチについて、見聞を広めることが目的だった。後者に関連して、知人の某Jo氏が自身のルーツ探しに、佐賀県立図書館の郷土資料室を訪ねる予定と知り、旅は道ずれ、途中で合流していくつかの資料館、博物館を回った。

 旅の成果はゆるゆると記事にするとして。今回は前口上(すべて記録したとき、ここを目次にする予定)として、博多の夜の中洲風景を掲載した。カメラは近頃話題のスマホ・auアクオスを使った。一眼レフを首にさげて中洲で夕食を取るほど野暮じゃなし。
 しかし、新宿・歌舞伎町か博多・中洲かといわれるほどの賑わいだったが、川面に映る灯火は、なにやら奴国のかがり火に見えて、夢幻世界にたゆたってしまった。まことに、幻の西南紀行となった。

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コメント

お疲れ様でした

 写真は那珂川の風景、奴国や儺升米の『ナ』でしょうか。現代のサラリーマン諸氏はナカスと聞くと、白粉の匂いと酒場を思い起こすでしょうね。

 今まで、今は亡き父の故郷なのにあまり訪問していなかった九州を旅する事が出来て、本当に楽しかったです。たまたま、お互い目的は違いましたが、一緒に九州紀行が出来て楽しかったです。

 私もJoBlogで築紫紀行を記録しますので、宜しくお願いします。

投稿: jo | 2011年9月10日 (土) 00時54分

JoBlogの紀行文を楽しみしています。
私もせっせと逆さ巡りをするつもりです。
では、お互いにがんばって九州の過去と現在をまとめていきましょう。

投稿: Mu→Joさん | 2011年9月10日 (土) 20時34分

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