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2011年8月14日 (日)

NHK江(31)秀吉死す:醍醐の櫻、難波の夢

承前:NHK江(30)愛しき人よ :伏見城界隈

 豊臣秀吉が生まれたのは1536年頃で、亡くなったのが慶長三年(1598)ですから、満年齢だと61~62歳くらいの生涯でした。信長や芭蕉が49歳、人生50年の世界ですから、長生きされたといえるでしょう。本当に、日本史に完全な刻印を残すほどに波瀾万丈の生涯でした。信長、秀吉、家康の三人をながめてみますと、一番ど派手な人生だったと思えます。人生そのもの、お金も女性も芸術も、どれもかも後世に伝説として残るような黄金色の生涯でした。
 少しだけ振り返っておきます。

 1536年頃 誕生
 1561年  ねねさんと結婚(秀吉25歳)
 1573年  近江の長浜城主 37歳
 1582年  本能時の変で織田信長死亡(秀吉46歳)天正10年
 1583年  大坂城築城
 1586年  太政大臣 秀吉50歳
 1591年  太閤 秀吉55歳
 1598年  伏見城で死亡
 1600年  関ヶ原の戦い

 亡くなられたのは京都伏見城でした。このころ大坂城には淀君と秀頼とが居たのでしょうか。
 今春は醍醐寺へ花見に行きましたが、伏見城と醍醐寺とは直線距離で4Kmですから指呼の近さです。
 辞世と言われている、難波の事もゆめの又ゆめ、は以前から好ましく思ってきました。秀吉の生涯を考えて見れば、ぴったりします。大坂城を難波に造ったのが一代の壮挙だったのではないでしょうか。

 そうでした、秀吉役の岸谷五朗さんですが、ずっと気に入っておりました。特に、若い頃と晩年とが人格変換をくっきりと演じておられて、感心でした。秀吉の「物狂い」を演じるのが、青年期から一貫していたのはすごいことです。


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↑醍醐寺

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前回、命がけで江を守った秀忠ですが、その後の様々な方の感想を見ていると一様に「どうして家臣が率先して秀忠を制止して自分が行かなかったのか」という疑問がわき上がっているのがわかります。ここは、余計な人を一切排除した演出なので、もはや歴史がどうだというのではなく演出としてどうしたら効果的だということが念頭にあると考えて見た方がいいと思います。 江はその事件以来一転して、秀忠のことを慕う気持ちに切り替わっています。この手のひら返しにしばらくついて行けなかったのですが、秀忠としては今まで通り自分たちがやりた... [続きを読む]

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承前:NHK江(31)秀吉死す:醍醐の櫻、難波の夢  今夜は秀吉亡き後、石田三成が徳川家康を暗殺しようとしている噂が引き金になって、秀忠と江とが江戸へ移る話でした。たしかに本能時の変で信長親子が近くに居たので、明智光秀にまとめて攻められてしまいました。そういえば、大坂城と伏見城とがあって、それとなく秀吉が伏見に隠居し、秀頼が大坂城に居たような印象が残ります。権力者と後継者とは、離れていた方が良いの... [続きを読む]

受信: 2011年8月21日 (日) 20時20分

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