小説木幡記:納涼読書
20年前に兵庫県の山奥で単身赴任していたときは、金曜日の夕方に山奥を出て、途中のSAで大山牛乳を買って、夕食を木幡でとっていた。ちなみに職場復帰は、木幡を月曜の早朝6時出発で、向こうへは8時半の就業前に悠々たどり着けた。
で、話は夏期がどうだったか、ということ。
田舎だった盛夏(ママ)、夏期休暇も潤沢にあったので、10日間程度は木幡にもどったままだった。その間は、ほとんど読書三昧、ビデオ三昧だった。気持ちがよかったし、それで生きる活力を得ていた。喰ったり飲んだりはすぐに満腹になるが、読書やビデオは、頭がぼぉーとするだけで、なかなか満腹しない。
で、なんてこったぁ。
近頃は毎週そういう豊かな休日を楽しんでおるではないか。かえって夏期の方が繁忙とは以前のMuBlogで記しておいた。
この土日に沈没していたのは図書海だった。映像は、最近はDVDで2時間拘束されるのが辛くなったせいかもしれない。読書だったらひっきりなしに珈琲や茶をのんで、随時手洗いに立って、冷水で顔を冷やしたり、居眠りしたり、時々HOゲージのディーゼル機関車を走らせたりと、自由自在なのがよい、脳。
さて。
何を読んだのか、読んでおるのか、積んでおるのか。そんなことは個人情報だし、余の勝手だが、そんなこというとblog文化は崩壊するし、MuBlogも無意味になる(そういえば、近頃アクセスがどんどん下降してきた。無意味さが知れ渡ってきたせいなのか? 読者も賢くなった)
というわけで雰囲気としては一昔前の流行というか、ワンテンポずれた趣向であるよなぁ。いやいやそういうところに滋味があって、江(ママ)も言えぬ恍惚境地に至れり。。至福至福。
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