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2011年7月24日 (日)

小説木幡記:人に関わる行事

Aadsc00013 「人に関わる行事」とは妙な言い方だが、要するに、懇親会や見学会などを指す。今年になって、諸行事参加が絶えていたが、昨夕からスタートした。

近辺・教え子達の昨今
 昨夕は葛野に勤める教え子3名と一席持った。その者等はいろいろな、紆余曲折のはてに、葛野の住人になった。おそらく葛野に骨を埋めることとなろう。年齢は二人が同時卒業で、一人がややずれていた。話は、懐古となれば授業中のあれこれで、驚く程細かなことをよく覚えておった。近未来といえば、職責、職種、変化への不安、希望など、お勤めする人が誰しも味わう悲哀感や、あるいは安心感、未来設計話だった。余の結論は、万物流転だった。つまり、何事も変わっていくという真理を、余の言葉で話した。代わりに余は、死や定年の恐怖についてぼそぼそ言っておいた。やがて、その者等にも訪れる避けられないイベントである。

ジオラマ見学会
 さて本日は、午前から午後前半にかけて「自由課題:ジオラマ制作」に参加する者の内、日曜もうろうろできる現役学生達6名と、大きなジオラマを見学し、併設店舗で「未来の図書館」のためのパーツを買う行事が入っている。全員が非鉄子なので、ジオラマを見てもおもしろく無かろうが、これから平均して各人が一週間専念するジオラマ制作のイメージ訓練を兼ねての見学会である。巨大なものをみておくと、モジュラー方式で制作する全体像をつかみやすいと思っておる。各人のモジュールは30x60センチだが、これが一ダース以上組み合わされると、ずいぶんな大きさになる。
 ともかく、これから3週間、十数名の参加者は入れ替わり立ち替わり工作室に訪れて、初めての経験をこなしていく。今日はその旗揚げ公演というところか。それにしては初日公演が半数以下とは~入りが少ない。

身近なお付き合い:倶楽部と学科
 今週はさらに二度懇親会があって。
 一つは、葛野図書倶楽部2001の納涼会である。倶楽部最後の年なので感慨もひとしおである。夏の研修旅行は中止なので、倶楽部員たちとの大きな行事はこれ一つである。参加予定者は6名と聞いている。これは例年よりはほんの少し少ないだけだ。
 もう一つは、職場の懇親会で、これは何人くるのかよくわからない。欠席者が数名いると聞いたが、参加は助手さんをいれて二ダース弱だろうか。余もその他大勢組の一人として顔を出しておく。余は昨年入院したので、一泊かける学科の学生研修旅行などをほとんど欠席した。だから、不義理を重ねるのも、ここらが潮時と思ってな(笑)。

オープンキャンパス行事
 そうそう8月には、オープンキャンパス(OC)があって、いろいろな催し物を土日にキャンパスで行う。余も行きがかり上というか、成り行きで、二つのミニ講義をし、司書系学生達に二つの「実演」を頼んでおって、しかもなんとなく展示品には鉄道模型やジオラマを飾ることになっておる。これも結局、今年は葛野図書倶楽部2001が健在なのでそこに任せることができた。さて、来年は~。一人でする羽目になるのう。

 ということで、諸行事は息抜きどころか(笑)、血涙、血の汗がでるよな難行苦行なのかな? それはつまりこうした諸行事の合間に夏期論文も書くから、疲弊する。
 おお、夏こそ繁忙極致、貧乏暇無し。

追伸
 ああそうだ! 期末の採点業務がそろそろ始まることを失念しておった。
 なかなかに、辛いことはすぐに忘れてしまうのう

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