« 小説木幡記:日録 | トップページ | 小説木幡記:月曜日 »

2011年7月 3日 (日)

NHK江(25)愛の嵐:狂乱の秀吉

承前:NHK江(24)利休切腹:極小極大の茶

 確かに愛の嵐ではありますが、このタイトルはナチの狂気を描いた映画の翻訳として「愛の嵐」(The night porter)を思い出させますので、少し外れます。

 短時間の間に、利休の死、鶴松の死、関白職を秀次に譲り太閤となる、江と秀勝の結婚を命ずる、朝鮮出兵、……。

 あっという間に時が経ってしまいました。
 ツッコミところはいろいろあるのですが、利休の死が重いので記すのは止めておきます。
 ただ、秀吉のザンバラ髪をふり乱した狂乱ぶりはなかなか、迫真ものでした。対するに石田三成の矮小化は、もしもファンがみたら怒り出しそうなほどに秀逸です。こざかしい、小憎たらしい三成がよくでていました。ただ、そういいきるのは関ヶ原を戦った三成に対してあまりに非礼となるので、この件もこれで止めておきます。

 そうそう、愛シルシの兜だけが見えました。天地人の直江兼嗣を思い出して、懐かしくなりました。秀勝と江とが炭運びにやつして利休屋敷を訪れた時の情景ですね。石田三成の手配で上杉勢3000が利休の屋敷を囲んだのです。勿論、諸大名が利休奪還をもくろむことを阻止するためですね。

 ああ、そういえば井上靖の『本覚坊遺文』は小説で読み、そして映画でも見ました。このときの利休のことは、いろいろな影響を後世にも残したようです。


大きな地図で見る
↑京都市上京区堀川通り一条の清明神社(利休の屋敷跡とも)

|

« 小説木幡記:日録 | トップページ | 小説木幡記:月曜日 »

NHK江」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: NHK江(25)愛の嵐:狂乱の秀吉:

» 秀吉の迷走 〜江・愛の嵐〜 [早乙女乱子とSPIRITのありふれた日常]
さて、一週遅れの利休切腹。 利休切腹の命に反発する江であるが、秀吉も利休も意地を張って心を変えようとしない。 何とか逃げるように、秀勝と変装して蟄居中の利休を説得しようとするが、利休は心を変えよ...... [続きを読む]

受信: 2011年7月 3日 (日) 22時25分

» NHK江(26)母になる時:江の過酷な人生 [MuBlog]
承前:NHK江(25)愛の嵐:狂乱の秀吉  今夕、新婚まもない江の夫・豊臣秀勝が朝鮮で病死しました。江には一人娘が残されました。  さて、江のこれまでの生涯を思い出してみますと、名門に生まれた故か、あるいは当時としても、名門の娘さんとしては珍しいのか、その前半生は過酷でした。  生まれ落ちてすぐに父の浅井長政は織田信長と後の養父の秀吉に攻められて、殺されています。十代には母や姉たちと世話になってい... [続きを読む]

受信: 2011年7月10日 (日) 19時45分

« 小説木幡記:日録 | トップページ | 小説木幡記:月曜日 »