« 小説木幡記:早朝の国道 | トップページ | NHK江(20)茶々の恋:人のこころごころ »

2011年5月29日 (日)

小説木幡記:Pascalの本や鉄道アミューズメントの本、ときどきフライシュマンのHOゲージ

↓写真は本文と無関係です。
Simg_4100 昨日の土曜日に町にふらりと出かけ紙図書二冊を入手した。

 ついでに、ドイツ製車両の中古品も見つけ7000円で購入した。フライシュマン(Fleischmann)という会社のHOゲージ。貨物と車掌室が一緒になった車両で、詳細は調べないと分からない。似た車両が欧米のネットでいろいろあったが、新品は50ドル程度なので併せて100ドル。7000円というのは中古として妥当なものだろう。
 一両は車輪が3軸と、初めて見た珍しいものだった。余はこの手の車両を、{司書室+書庫(閲覧室)}という典型的な図書館列車に改造するため、見つけると手を出す。日本では、KATOのヨ8000(HO)がお気に入りなのだ。
 ただし折角入手したヨーロッパ・ドイツのHO車掌貨車をカッターナイフで削り、ドリルで穴を開けて、原色塗りするのは気が引ける。おそらく数年後になるだろう。

 紙図書の2冊は、奥付発行年月は2011年6月とあり、今はまだ五月なので近未来的だ(笑)。要するに余は一応専門書コーナーでトレトレの紙図書に遭遇したわけだ。

1.やさしいPascal入門/土屋勝(カットシステム)
 この世界は、Delphi もPascalも世間一般からするとほとんど化石化したプログラミング言語扱いをされておる。余は心底、そういう風潮を憎む。しかしその余であっても、書店に行ってプログラミング言語棚をみた実情は、PythonとかJython(金曜日のジェイソンではなくて、ジャイソンと呼ぶらしい。しかし欧米でジェイソンという人は、日本の貞子(ホラー小説、映画)とか珠美(ホラー漫画)と一緒で、結構苦労なすっておられるだろうな、と同情)の参考書を探している間に、ふと目に入った「Pascal」なので、それを求めて行ったわけではない。内心「もう、復活しない言語かなぁ~」と諦めていた。

 内容はたしかにPascal事始めなのだが、実はFree Pascalと、それを自由自在に操る環境「Lazarus:ラザラス」を無料でダウンロードし、日本語化し、使える状態にするという便利な教科書なのだ。使用OSは一応Windows(新旧ある)だが、もちろん、LinuxでもMacOSXでも、それぞれダウンロードして、ほぼ同一の環境を無料で設定できる。

 無料にこだわった書き方をしたのは、実はDelphiの後継製品が10万円前後もするので、年金生活予備軍としては、どうにも手の届かない雲の上世界となってしまった。それに比較してシステム全体がフリー状態なのは実に心地よい。以前Linuxのubuntuに導入したが、少し引っかかりがあって眺める日々が続いていた。しかし昨日この図書を買ったおかげで、疑問が氷解した。ちょっとした楽しみは、MacOSXでも、来週葛野でやっておこう、~と快楽繁忙が重なる、のう。

 なんというか。
 実にわかりやすい解説で、ネットの種々わけのわからないオタク記事と比べると、「紙図書とはこうでなくっちゃ」と快哉を上げた。本当の意味で、情報学世界の入門者に最適だとおもった、ね。いわゆる、ケレンが無い。

追伸
 ただ。さすがにとれとれの書籍だけあって、インスツールの考え方として、独立したパスカル(free pascal)自体と、統合環境としてのlazarusとに、パスカルの仕様上ずれがあって、多少混乱した。コンパイルすると、FPCが古いと、叫ぶわけだ(笑)。この解消は、著者が解決するだろうが、一番わかりやすいのは、lazarusという統合環境だけをインストールすれば、うまく行く。いや、もちろん余の誤解かもしれないが、余は最初に入れたfree pascalを削除して、再度lazarusだけをインストールしたら、うまく行った。この世界では、余は「うまく行ったら、それでよし」という実利を重んじてきた。

2.全国鉄道アミューズメント完全ガイド(講談社)
 余は根が堅物なので(爆)、いっぱんに「アミューズメント」とかいうカタカナをみただけで、アウトオブ眼中、切り捨てる。そんなもん、この世全体がお楽しみ世界と思っておる余には、ことごとしくアミュズなんて言葉を使う連中の言うことは無視してきた~しかし。

 この図書はよくできた秀作紙図書だと思った。上述のPascal新教科書と同じくらいの重みを持った紙図書だ。要するに日本全国の巨大博物館、田舎資料館、都会の大・模型店、田舎の小商い模型店にいたるまで、特徴あるジオラマや車両や鉄道関係グッズを見せたり販売している施設を、網羅的に編纂したものなのだ。意外に、温泉旅館やホテルまで含まれていて、日本での「鐵」世界の広がりを痛感した、のう。

 さわりだけ記すと。
 日本三大鉄道ジオラマには、わが近辺の「トロッコ嵯峨駅」も含まれておった。この2階にすばらしい模型店が出店しているとまで書いてある。詳しいな。他には、さいたまの鉄道博物館(昨夏見学した)と、名古屋のリニア鉄道館(いずれ、行くぞぉ)。(で、今年から数年後にかけて、横浜市や、あるいは京都市梅小路に巨大なジオラマ世界が展開する話は未然のことだ)

 神奈川県湯河原の西村京太郎記念館には、ジオラマ内連続殺人事件現場もあるとのこと。ああ、行ってみたい脳。近所の奈良には、シルクロードの終着点というビュッフェ・バーが大仏さんの近所にあるらしい。静岡県から愛知県には大小さまざまな施設があって、読み応えがある。

 ともかく200ページ弱の横長カラー冊子に、47件の詳細記事があるから、一件あたり見開き4ページ平均となり、カラー写真と解説に読み応えがある。すばらしい紙図書だ、うむ。

|

« 小説木幡記:早朝の国道 | トップページ | NHK江(20)茶々の恋:人のこころごころ »

小説木幡記」カテゴリの記事

読書余香」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/22035/51692354

この記事へのトラックバック一覧です: 小説木幡記:Pascalの本や鉄道アミューズメントの本、ときどきフライシュマンのHOゲージ:

« 小説木幡記:早朝の国道 | トップページ | NHK江(20)茶々の恋:人のこころごころ »