« 小説木幡記:インセプション・心の旅路 | トップページ | NHK江(11)猿の人質:三姉妹の涙 »

2011年3月26日 (土)

Robo Xero (ロボゼロ) 01-05

0.はじめに
 2011年の2月頃だったか、ネット上で週間ロボゼロの記事をみかけた。70週間作り続けるとロボットが出来上がるという趣旨だった。こういう長期の工作については、すでに「昭和の鉄道模型をつくる」で50週無事受け取って作って、生まれて初めてのジオラマ製作に関与した。それ以降、その経験が「未来の図書館」に結びついたのは、MuBlogの読者には周知のことと思う。(昭和の鉄道模型をつくる(01) 車両 モ1031)

 一般に、長期の分割によって得られるものは、経済的な負担感の軽減が主に思われる。しかし私はそういうことよりも、長期にわたってある間隔で、あるリズムにしたがって、未経験のこと、難解なことを手にするのは、特に日常の中で些末(笑)なしかし重要な責務をいくつも抱えている社会人にとっては、分割履修が王道である。短期間に集中してなにか未知のことを学ぶのは、たとえばプログラミング言語などでは有効だという実感も得ているが、年齢とともに時間も取りにくく、なによりも「短期・集中」は脳の容量を超えてしまうことがある。

 故・原田勝教授(筑波大学)は、往年よく「昔は、牧歌的な時代もあって、2月とか3月は日頃できないことを集中して学ぶ長期の時間がありましたが、今は会議会議でねぇ」と話されていた。その一ヶ月くらいの集中で、韓国語やプロログ言語を、完全にマスターされていたのを懐かしく思い出す。先生は多言語を操っておられたが、そのいくつかは短期集中で核を得られたのであろう。

 しかし今の私には、一ヶ月も集中するのは夏季論文以外には、物理的に不可能で、その上精神的に能力的に無理があるので、このロボゼロ記事を読んで、すぐに入手することに決めた。70週もあるので、やがてロボット工学を習得するであろう。
 毎回製作記事を記すのは、きついので、5号分とか10号分で、切りのよいところで短期連載を始めるつもりだ。

Muimg_7011

Muimg_7015Muimg_7016Muimg_7013Muimg_7014

1.工作
 工作については、たったドライバー1本で、3ミリ長のネジを中心として、これまで40本前後、ネジ止めしている。まことにねじねじしてよい感じだ。至福と言える。

 衝撃を考慮しての補強材などもデザイン的に溶け込んでいて、5号までの工作に不審な点はなかった。慣れてくるとネジ留め部分に接着剤をつけてゆるみを防ぐ算段も必要になるかもしれない。今のところは毎号の解説通り、着々と形が出来上がってくる。

 強いて難しさを記すと、3ミリネジは小さくて、ピンセットで強く挟むと飛んでしまう。これは鉄道工作でよくやった。そっとつまむ程度にしてネジ穴に締めこんでいくコツは~慣れるよりしようがない。私がよく使う方法は、メンタムなどを穴や指先に付けて、最初は指で押し込む方法である。もちろん、磁気化したドライバーが本道かもしれないが、これもネジが穂先で揺れてふらふらするのが老眼にはこたえる。

2.ロボットに興味を持った理由
 いくつかある。感性的に最先端の科学に属し、日本はロボット工学にすぐれており、私もそういう新技術に馴染んでおきたい、これが根底にある。そして難解なことを理解するには、手を動かすのが一番よいと、経験的な結論がある。たとえば、昔、初めて出くわす難しい事務処理、いわゆる仕事に関して、それを修得するのにシステムとしてプログラミングをしていくことで、手から脳に対象の全体構造が入っていった。私は手を動かさないと理解できないたちなのだ。

 実益としては?
 これまで学生達に未来の図書館を設計してもらうと、毎年必ずロボット司書がでてくる。このイメージをきちんと本当のロボットで現実化しておきたい。そのための予行演習。そういう司書ロボットの共通属性としては、「可愛らしく利用者の前にでてくる」「データベースとか通信機能があって、検索代行をする」「利用者の介護をする」これらが学生の共通のイメージとしてある。このためには、ビデオ機能や様々なセンサー機能と、さらに書架に移動して、図書を選んで抜き取り、運ぶだけの力がロボットに必要となってくる。

 もう一つは、未来の鉄道図書館世界をモデル化するとき、自動運転が必要になるが、ここで様々なロボット技術を応用すると、これまでにない可能性が出てくるのではないか、という期待。主にセンサーによる反応、そしてビデオ内容(視覚入力)の識別、衝突の回避をレールのセクションではなくて、人間がするように実際に動く車両を見て制御する~。すべて難しいことだが、ロボットを少しでも修得すれば、適用の可能性が高まってくる。

3.ロボゼロの魅力
 いまのところ精査するほどではないが、過去の経験と宣伝文句とを比較して、十分な魅力を感じた。
 ◎サーボモーターが24軸とあったので、分かりやすくいうと、関節が24個あることになり、これは動きが精密になる。たとえば、付録のDVDでは、ロボゼロが字を書いていた。これは腕の動きや物のつかみができるだけの精度を持っていることにほかならない。
 ◎SDカードによるプログラム内蔵方式なので扱いやすい。いくつもプログラムを内蔵しておいて、外部からは赤外線で選択することができるようだ。
 ◎WindowsXP以降の上で、簡単なロボットBASIC言語を用いてプログラミンができる。
 ◎身長が30cmで体重が0.9Kgと、なにかしら可愛らしい大きさだ(笑)。

 以上、今回はこれくらいにしておく。また10号くらいになったら記事を書くつもりだ。

参考
 週間ロボゼロ:ディアゴスティ
 少年司書ロボ0号(01) プチロボXの概略 (MuBlog)
 少年司書ロボ1号(1) タンサーボーグの組立 (MuBlog)

|

« 小説木幡記:インセプション・心の旅路 | トップページ | NHK江(11)猿の人質:三姉妹の涙 »

自作ロボット」カテゴリの記事

RoboXero」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Robo Xero (ロボゼロ) 01-05:

« 小説木幡記:インセプション・心の旅路 | トップページ | NHK江(11)猿の人質:三姉妹の涙 »