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2011年2月15日 (火)

小説木幡記:日曜作家のあとの平日業務は疲れる

Muimg_6669 今朝は真っ暗な極早朝から2時間日曜作家に勤めた。主人公の小泉佐保が単身で、無人の「渡来館」を探検するところであった。書きながら、さて、鬼を出そうか~蛇がでるのか、ラスモン出すのか、何にもでないのか~、どうしようと迷いだした。ともかく佐保君がモフ君にここで出会うようにしないと、もう後がない。何しろ、第6章のエピローグの直前を書いておるのだから、~。シュールな作品なら永遠に出会わない平行線もあり得るが、余の作品は平板単純わかりやすさを旨としておるので、なかなかに迷う。

 たった二時間だったが久しぶりの日曜作家のせいか、葛野についても息がきれた。しかし仕事、仕事、仕事。まず膨大な細かな領収書を整理して、とある精算に備えた。整理完了したので近所のセンターに届けた。次にさっそく別箇所からメールが来ていて、10日以内にしかるべきレポートを出せと強制された。仕方ないので書こうとしたが、精算領収書疲れが抜けず、そのまま30分横臥した。さてと起き上がって仕事をしようと思ったら、すでに11:30だった。

 研究室をでて近所の学生食堂へ行った。さすがに春休みなのか学生も先生方の姿もなく、事務の幹部が数人いて、天津麺や鍋焼きうどんを食べておった。余はそこで、天津飯と味噌汁にしたら、お代は370円ですんだ。近所の「めしや」へ行けばあっというまに千円を超えるし、鴨なんば蕎麦だと1300円~ビフカツサンドと珈琲だと1860円もかかることと較べれば、学食は実に安価で美味しい(笑)。これでお金ががんがん貯まる脳~。

 で、食後は1Fの共同研究室に出向いて、しばし事務の人達のそばで油をうった。眠くなったので研究室にもどり横臥30分。すっきりした。それで、以前から少しずつ書いていたややこしい原稿を、今日で最後にしようと思って約1時間専念した。完成したので、メールで送付して、ほっとした。

 やおら立ち上がり、4Fの別室に行き、「海図書館ジオラマ」の続きを開始した。数日前にプラスタークロス(石膏布)を水で湿らせて、山や海や洞窟岩窟を整形しておいたので、今日は多少紙粘土で調整し、石膏を塗りたくる作業にとりかかった。これが結構な大仕事で、気力体力が充実していないと、なかなかできない。一応、少し高価なTOMIXの調合石膏を半分、そしてホームセンタで売っている安い普通の石膏とを混ぜて、水を大量に入れて、最初は薄い状態で塗りたくった。模型用の調合石膏はそのまま単独だと固まるのに24時間かかるが、普通の石膏と併せると、だいたい20分ほどで徐々に刷毛が重くなってくる。それで半分塗りおえた。次に残りのTOMIX調合石膏と、等量の石膏を入れてまた水に溶かして、最後の塗りたくりを行った。

 この間、作業の準備と後始末を入れて小一時間だったが、さすがに極早朝から動いているので、夕方4時にはぐったりして研究室に横臥した。しかしそのまま眠るわけにもいかず、さっき「海図書館ジオラマ」の写真を撮った。いずれ、MuBlogに掲載するつもりだ。四月からの授業公開には間に合う。
 少し悩みは、瀬戸内海の孤島に火山の溶岩でできたような島があるかどうか。多分ないだろう、困った脳。
 blogには、以前のように細かく掲載するのはもう無駄だからやめる。これからは、発泡スチロールや粘土による原型。次にプラスタークロスや石膏での下地。次に塗装~。その程度の間隔で記事を書くつもりだ。ああ、忙しい。

 ということで、そろそろ消灯して木幡に戻る。
 なかなかに、日々疲れるので、食が進みよく眠る。人生、お金が370円の天津飯昼食でも結構たのしめるもんだ。ふむ。

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