小説木幡記:邪馬台国中央図書館
写真は三輪山の近くの頂上に収まった「邪馬台国中央図書館」である。余が造ったのではなくて、局長2010が忙しい合間に手間をかけて制作したものだ。なかなかに精巧なもので余には到底組み立てることができない。なにかしら独特の手技であるなぁ、と感心して工作を見ていたことがあった。
この屋敷に色を塗るのか、汚れを出すのか(ウェザリング)は、今のところ考えてはいない。現状を壊すのがもったいない気分だからだ。どんとそこにあるだけで、「邪馬台国中央図書館」に見えてくるからふしぎだ(笑)。しばらくはあれこれ考えないでおく。ただし~図書館と地面との接合部には近日中に紙粘土やバラストや色粉をまく可能性がある。
ところで、邪馬台国周遊図書館ジオラマ自体は、以前の作業からまるっきり進んでいない。考えあぐねている点もあるし、授業のある通常期は工作に専念できない事情もある。問題は山肌だ。余はこの岩岩しているのが好きだが、黒を使いすぎたせいか、見る者によっては山と見てくれずに「廃坑」とか「岩窟」と言い切ってしまう。たしかにそういわれてみれば、そうも見える。~色粉をまいて、植林をして、それなりに普通の山々しくする必要があるのかどうか、あるいは、自らの感性を信じて「これは、神聖な山じゃ」と、いいきるべきか、迷う。
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