小説木幡記:2011/02/12(土)変わったことなどなにもない、しかしジオラマや少年司書ロボットや~
昨日「建国記念日」はじっくり休めたが、思い立って午前中に2時間ほど外出した。小型基板と小型レールと、そして雑誌と文庫本を買った。楽しみはわずかな世界に残されている、という気持ちに包まれた。
昼食はラーメンにしたが、身体の事を考えて(笑)、チャーシュー麺を止めて普通の並ラーメンにし、オプションとして「背脂抜き」とした、650円。と、これが絶品の味わいだった。しつこくなく、あっさりしているのにラーメンスープのコクがじわりと喉を通り抜けていった。うむ。なかなかに。京都伏見大手筋油小路の来来亭を見直した。これは、よいぞ!
さて。一昨日木曜日も本日土曜日も、いずれも校務責務をひとつずつこなした。その間に、中断していた「山裾の図書館」「海図書館」ジオラマに紙粘土を貼り付け、成形した。これから、プラスタークロスや、石膏をジオラマに塗りたくっていくのだが、こういう荒仕事大仕事は、授業が休みにならないと気力が追いつかない。
そういえば、卒業する局長2010が、グラバー邸の1/150モデルを完成させて、余に引き渡してくれた。これは「邪馬台国中央図書館」に充当するもので、ジオラマの正面山上に設置される。これで、邪馬台国周遊図書館ジオラマも第三期の構築に入れる。この図書館はいわば礎石のようなストラクチャである。一年前に、余には手に余ったので、局長2010に工作を依頼した。見事な完成であった。多士済々。
昨日書店に出かけたとき、新しい雑誌を試験的に入手した。「週刊 ロボゼロ」という創刊号割引790円のものだ。24軸サーボと、SDカードによるソフトウェア格納と、……。往時を振り返れば随分ロボットも進んだようだ。しかし悩む。この週刊誌は、定期購読で70号まで続き、790円という価格はこの号だけだから(爆笑)、あとの始末が大変なことになる。
メリットとしては、少しずつ組み立てることができる。それなりにロボット工学やソフトウェアの初歩をじっくり学ぶことができる。毎週数千円ですむ(月あたりだと、1万円に近くなるのかなぁ)。
デメリットとしては、雰囲気的に割高な感じがする。70号の途中で飽きるかもしれない。目的を見失うかもしれない。
かつて、少年司書ロボットを造ってジオラマの中で動かす夢があったが、智力体力が続かなくなったなぁ。たしかに二つのテクノロジーを統合すると、すばらしいモデルができるはずだが~うむ。思ったようには身体や脳が動かぬ。ふむふむ。
さて、思案のしどころぞ。
ただ、ハンド・グリップの面で、関節が増えて、鉛筆を持たせて文字を書かせる可能性もあるそうだ。これは魅力だな。もちろん指が五本動くわけじゃなかろうが、それでも腕や手首あたりのイメージ写真がなかなか、魅力的だ。と、余はすぐにその気にさせられる。困ったものだ~。
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