小説木幡記:2011/02/11(金)建国記念日:紀元節
今日は祝日である。今日に限って木幡でじっくり静養することに決めた。
皇紀という年号があって、西暦1940年=昭和15年=皇紀2600年、と今から70年ほど昔に盛大に祝いがあったらしい。初代の神武天皇が奈良県橿原市の橿原宮(現・橿原神宮)で即位された年が、西暦でいうと紀元前660年の2月11日のようだ。と、昔のことだからよくわからぬ(笑)。
昭和+(19)25→西暦、+660=皇紀
例:昭和20年+1925=西暦1945年、+660年=皇紀2605年
平成+(19)88→西暦、+660=皇紀
例:平成23年+1988=西暦2011年、+660年=皇紀2671年
せっかく皇紀があるのにどうしてキリスト教に縁の深い西暦を使うのかよくわからぬが、余もカナーン96とか、葛野図書倶楽部2001とか西暦をよくつかっているので、その心理に照らしてみると、世界史を西暦で学んだからだと想像できる。皇紀も西暦も昔のことだからよく分からぬことがあって、それを1+1=2のような気分でああのこうのと言い出すと、収拾が付かなくなる。いまのところ、日常文章では和暦(平成23年)の年度(4月~翌年3月)を用い、日本史を換算したり、日常生活では西暦を用いてつじつまを合わせ、建国記念日になると皇紀を使うことにしておる。今年は皇紀2671年の佳き年であるぞ、祝おうではないか。
わが日本も、建国以来2671年を経過した。長い年月であった。史書でみるかぎり、四海に囲まれて四季があり、異国の軍に蹂躙されたことも皇紀2600年代中期のわずかを除いては、長期にはなかった。ありがたいことである。
指折り数えてみると、晴れやかな皇紀2700年祭を余が迎えるかどうかはわからぬ先のことだが、皇紀2680年祭はなんとしてでも、元気にいたい脳~
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