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2011年1月 5日 (水)

小説木幡記:2011/01/05(水)時間

 Muimg_3834もう5日になってしまった。とどまることのない時間の流れだな。大昔から人類はそういうことを哲学的に、宗教的に、詩的に、そして暇つぶしの中で考えてきたのだろう。

時を止めてしまいたいと、思うときは。
(1)熟睡しているとき: しかしその時は余が時の流れに関知していないから、これはおかしいな。
(2)美味しいものを食べているとき: いや、これも味わいは連続性があるから、ある瞬間の味ってのは、美味しくなさそうだ。
(3)若い者らの恋愛: うん、これは大昔の類推(笑)からの話だが、変化が無いと飽きるなぁ(爆)。
(4)小説や芝居や映画のクライマックス: 時を止めたくなるが、また続きを観たくもなる。人は贅沢に出来ておるな。

▼時よ、早く過ぎてくれと、思うときは。
(-1)胃カメラ: これが永遠に胃に差し込まれているのを想像すると、嫌になる。
(-2)新幹線: どれだけ鉄道好きでも、あの狭い廊下しかない空間に一ヶ月閉じこめられると、嫌になる。
(-3)授業: どれだけ授業好きの余でも、毎日8時過ぎから夜8時まで、週に7日も授業があると、止めたくなる。月月火水木金金!
(-4)人生: うむ、なんというか、昔はそう思っておった。今は、そうでもないな。

 ということで、今日も始まった。一仕事終えて、やがて眠りに就く。日常であるぞ。

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コメント

 新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 遅いご挨拶になってしまって申し訳ありません。
年末、お正月は、私にとっては一年で一番忙しい時期でして、普段は3人分のお茶碗洗いが、お正月は10人分になります。洗い手も多いのですが、飲んで食べての殿方の世話に明け暮れます。

 今年はもう少しブログの記事更新をがんばりたいと思っています

 Muさんもくれぐれもお身体大切になさってください。

投稿: ほかも | 2011年1月 5日 (水) 11時29分

おめでとうございます、ほかもさん
 古典的なご家族形態ですね。普段3人が節句には10人、しかもおそらく飲み助が多いのでしょう(笑)。

 一説に主婦の家事労働は、年収1千万円程度の値打ちがあるらしいです。安いのか高いのか判断は難しいですが、家庭家庭でことなった文化のもと、痒い所に手がとどくような刀自さまのお働きは、1千万円では安いでしょうねぇ~。

 ともかく今となっては、関係者一同、元気が一番です。年末年始の大忙しを越えた今、じっくり朝寝朝湯をお使いください。
 よい新年ですな。

投稿: Mu→ほかも | 2011年1月 5日 (水) 20時23分

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